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看板猫のいるお店で猫飲み 家庭料理てまりさん 2 (2208-3)

2023年01月17日 | 日記
2022年8月中旬平日、新橋のてまりさんで猫飲み。
前回の続きです。

ぽんちゃんを抱っこしていると、姉妹のしーちゃんがやってきた。
いいな。。あたしも抱っこされたいな。。
と思ってくれて来てくれたのかな?



待望の五目玉子焼!
週の前半はメニューにない場合が多い。
あればラッキー!
きのこ、野菜、ひき肉などの具がたっぷり。卵自体は甘くない。
上部のマヨネーズにオーブンで焦げ目がつけられているのがポイント。
シャキシャキの歯ごたえが楽しい。
これだけでビール何杯でもいけそう。



茄子煮浸しも登場。
ミョウガのトッピングで香りと歯ごたえにとてもよいアクセント。
醤油味系のタレが絶妙でとても優しい味。
これもビールが何杯もいける。



ぽんちゃん「尻尾の手術の痕がいつになったら治るか?とても心配で不安なの。なので一緒にいさせてくださいね。。。」
好きなだけいてくださいな。可愛そうなぽんちゃん。。



イチくんも膝の上に来たいのかもしれない。
具合の悪いぽんちゃんのためにじっとガマンの子であった。



ビールのおかわり。
のっけからビールがいくらでも入りそうな料理ばかり。
調子に乗ると5杯くらい軽く飲んでしまいそう。
ペースに気をつけよう。



カウンターからコツブちゃんがやってきた。かまってほしいのだろう。
かまい過ぎると噛みつかれるし、難しい相手である。



カウンターの向こうにはハルちゃん。
キクちゃんが女将さんにアイコンタクト。ごはんがほしいのだろう。
膝の上から離脱したぽんちゃんをイチくんが見守る。

そういえば、お客さんぜんぜんきません。誰か来て!



しーちゃんが小上がりのもうひとつのテーブル下の奥。
かつては積極的に膝の上に来てくれたが、最近は距離感を感じる。。



キクちゃん「ごはん♪ごはん♪」
イチくん「……」



キクちゃん「イチ、さっきから元気ないね?何かあった?」



ハルちゃん「ぽんの具合が心配なのよ、きっと」



膝の上にまた戻ってきてくれたぽんちゃん。
「みんな、ご心配かけてすみませんね。なんでこんなことになっちゃったのか?自分でもわからないのよ」
マスターも女将さんもなぜなのか?わからないって。
考えてもしょうがないんで、せめてここでゆっくり静養してくださいな。



ハルちゃん「わたしたち猫にとって、尻尾をいじられるのは、結構イヤなものよ。それなのに、手術でメスを入れるなんてゾッとするわね」
確かに。。尻尾をいじられて喜ぶ猫さんは、まずいない。
人間だって手術は怖い。



3品目はアスパラ肉巻。
塩コショウの加減がかなりヤバい。
ビールが進む進む。
今日はビールが何杯あっても足りない!



さっきまで入口付近で寝ていたヨチャロウくんが目を覚ました。
トラチはまだ大皿で寝ている。
喉がかわいたのかな?



ワイワイガヤガヤの新橋とは思えない静かな店内で、
猫たちとゆったりと時間が過ぎていく。

酔いを醒ますために、ほんの束の間、お店を出ようとすると、
外の世界が一変していた。
いつの時代へタイムスリップしてしまったのだろう。
カウンター席に置いてある新聞の日付を見てみると、目が点になった。
明治5年10月●×日!?
新橋~横浜に鉄道が開通したばかりの頃!?
っていうか日本で新聞が発行され始めたのもこの頃ではなかったっけ?
腰が抜けた。。
振り返って店内を眺めると、マスターと女将さんの姿がない。。
猫たちもいない!
現代に戻るにはどうしたらいいのだろう?
パニックに陥る。。脂汗が止まらない。


みたいな鉄道開業150周年にちなんだ不思議SF小説が書けるような気がした。
それほどこの日のてまりさんは静かで浮世離れしている空間であった。

次回へつづきます。


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