飲食店応援 ビーマーリンさん / 八百屋の猫店長めいちゃん

5月下旬の週末。
土曜日の楽しみのひとつといえば、八百屋の猫店長めいちゃんに会いに行くこと。

めいちゃん「いらっしゃい」
今日は華ミョウガの発泡スチロールが店長席。

めいちゃん「曇り空で涼しいね」
気温20度前後で過ごしやすい気候ですね。



めいちゃん「春キャベツと新ジャガが今日のオススメだよ」
お！最近、てまりさんの料理にもあった素材だ。
和食は旬の素材を取り入れることで、季節が感じられ、より美味しくなる。



めいちゃん「人間はごはんに季節を取り入れるんだね。わしら猫は一年中キャットフードだよ。季節感はゼロだね」
確かに、昔の猫は旬のお魚を食べていた。
今の猫と昔の猫とどっちが幸福なんでしょうね？
個人的には、今の方が生き辛そうに見えるけども。。。



めいちゃん「難しい質問だね。今はキャットフードが改良されて長生きできるようになった。昔の猫はもっと自由だったらしいな。俺様が生まれる前の話だが」
最近は、街で猫をほとんど見かけなくなった。
わしが子供のころは近所のそこら中に猫がいたもんだ。



ナスとアスパラを買った。素揚げして晩ごはんの足しにしよう。
めいちゃん「まいどあり、またな」

翌日のランチは山手台にある隠れ家的イタリアンのお店。
久しぶりのビーマリンさん。
この日は、自分のミスでいつもよりショボいランチになってしまった。
以前のランチは「コース：前菜3品+メイン+お飲み物+デザート」+880円と、
「セット：前菜3品+メイン+お飲み物」+660円の2種類だけだった。

今回のランチは、

前述の「コース」、「セット」の他に、
「ドリンクセット：メイン+お飲み物」+320円
「デザートセット：メイン+お飲み物+デザート」+550円

と4種類に細分化されていた。知らんかった。。。。

オーダーした後に、そのことに気がついた。

なので、「コース：前菜3品+メイン+お飲み物+デザート」のつもりで、
「デザート付きのやつ」とスタッフにオーダーしてしまった。
お店のスタッフに伝わっていたのは「デザートセット：メイン+お飲み物+デザート」の方だった。。。
つまり前菜なし！
えらく寂しいラインナップ。。

まずは単品で頼んだ「モッツァレラチーズとブロッコリーとドルチェポルコのベーコンのピザ(トマトソース)」1100円が登場。一見、モチモチのパン生地のようなパイに見えるが、実際はサクサクでクリスピーなタイプ。わし個人的にはクリスピーなピザの方が好きなので、とても嬉しい。淡い大人の味付け。ベーコンの塩加減とトマトソースの酸味のコンビネーションが最高。白ワインが欲しくなるが、クルマなのでじっと我慢の子であった。



いつもなら、豆のジュレ、シーフードサラダが最初に出てくるのに、
いきなりメインのスパゲティが出てきてびっくりする。
あれ？前菜はなくなってしまったのだろうか？
武漢熱のせいで、経費節減を強いられているのだろうか？などアサッテなことを考えてしまった。

実は上記のとおりオーダーミスであった。
ちなみにメインに選んだのは「カニと春キャベツのトマトソース」1100円。
めいちゃんオススメの春キャベツです。



カニの身はほぐしてあり、とても食べやすい。
トマトの酸味を活かした大人の味。甘い春キャベツとの相性も抜群。
麺はわし好みのアルデンテ。

締めのコーヒーとデザート。
お店自慢のパンプリンとシャーベットとキウイ。



濃厚なクリームと北海道産の美味しい牛乳、風味豊かな発酵バター、
こだわりのたまごと極薄カットの食パン作られたパンプリンは、締めにふさわしくとても豊かな気分にさせてくれる逸品。濃い目のコーヒーに合う～。綺麗なプレゼンテーションだけに、崩すのがもったいない。



というわけで、行きつけのお店だけにメニューをろくに見ないでオーダーしてしまったのが、今回の敗因であった。
まさかランチの形態が知らない間に変わっていたなんて想像もしなかった。今年のおみくじの格言「急いては事を仕損じる」は当たっていた。リベンジしないといけません。

次回は11匹猫ちゃんがいるあのお店が登場します。