再び歩くことへの挑戦 ⑩ 「すり抜ける」ことの怖さ
#437の続き
その後長男夫婦宅を訪れ、ベッドからトイレまでの住環境を見直しを行った
歩きたいという、清子さんの頑張りもあり
完全に寝たきりから脱却した
介助歩行は、腕を抱え支えて歩く状態から
軽く手を支えるまでになった
ベッドから降りてから廊下までつかまるものがないので
据え置きタイプの手すりを置き
80㎝程度の廊下幅の柱にも手すり
トイレの出入り口と中にも手すりを取り付けした
いまは
紙パンツやズボンの上げ下ろしの訓練をしている
まだ一人では確実に安全に歩くことはできていないだけに
一番転倒が心配な時期
まして長男夫婦の支援が希薄なだけに
彼女がひとりでトイレに行ってしまうことと
「もう歩けるようになった」と自信を持たれること
清子さんに限らず
まだ歩くことが不安なとき
どうしても目の前に手すりなどつかまるものがあると
手が先に伸び 体がついていかない
そうすると
手すりをつかまもうとしたのに
目測を誤り
するりと 手が すり抜け
その拍子にばらんすを崩し転倒してしまう
手すりの近くまで歩き、手すりが届く位置になったら
手すりをつかむ
そう声かけをしても
つい手すりをみると
手が先に行ってしまう
#437の続き
その後長男夫婦宅を訪れ、ベッドからトイレまでの住環境を見直しを行った
歩きたいという、清子さんの頑張りもあり
完全に寝たきりから脱却した
介助歩行は、腕を抱え支えて歩く状態から
軽く手を支えるまでになった
ベッドから降りてから廊下までつかまるものがないので
据え置きタイプの手すりを置き
80㎝程度の廊下幅の柱にも手すり
トイレの出入り口と中にも手すりを取り付けした
いまは
紙パンツやズボンの上げ下ろしの訓練をしている
まだ一人では確実に安全に歩くことはできていないだけに
一番転倒が心配な時期
まして長男夫婦の支援が希薄なだけに
彼女がひとりでトイレに行ってしまうことと
「もう歩けるようになった」と自信を持たれること
清子さんに限らず
まだ歩くことが不安なとき
どうしても目の前に手すりなどつかまるものがあると
手が先に伸び 体がついていかない
そうすると
手すりをつかまもうとしたのに
目測を誤り
するりと 手が すり抜け
その拍子にばらんすを崩し転倒してしまう
手すりの近くまで歩き、手すりが届く位置になったら
手すりをつかむ
そう声かけをしても
つい手すりをみると
手が先に行ってしまう