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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『ドラムライン』

2007-07-11 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ドラムライン』。

製作国 : アメリカ 2002年
配給 : フォックス
キャスト:ニック・キャノン、ゾーイ・サルダナ、オーランド・ジョーンズ 、
     レナード・ロバーツ

スポーツ競技のハーフタイムに行なうマーチング・ドラムに情熱を注ぐ
黒人学生たちを描いた青春ドラマ。

皆さんは学生時代に何に情熱を注ぎましたか?
私はやはり部活でしょうか?
というより、いつも目の前の事に無我夢中なんですが。
学生時代だけでなく、今も・・・・。

さて今回の作品はマーチングが素材の映画です。
”ボーイズIIメンやTLCを手掛けた音楽界の巨匠
ダラス・オースティンの実体験を映画化した”という触れ込みで、
学生時代、地元ブラバンのマーチングを6年間見続けた私としたら
かなり期待してました。
ですが、ちょっと期待はずれかな。
例えば学校対学校で技を競い合う『チアーズ!』の様に、
技対決を結構楽しみしていたのですが、
性格に問題アリの主人公の傲慢さ部分が多く楽しめなかったな~。
確かにドラム演奏部分の技術は高く、
初めて見る方は結構楽しめる演技かと思いますが、
実物を見た事があるだけに、どーしても辛口になってしまいます。

主人公は学園モノにはよくある、
「俺ってグレイト~(ツッパリハイスクールロックンロール風に!)」ってキャラで、
周りはかなりムカついてる感じです。
主人公は確かに天才的。
でも自己中、我儘、喧嘩っぱやい、
そして楽譜が読めないの。致命的です。
団体行動ってのは1人でやるもんじゃないからね。
お馴染みの主人公「オラ、こんなのやってらんね!」とプイっとスネる。
でもやっぱり元のサヤに収まり、大会目指す、といった展開です。

演奏部分は映画にしては迫力が出てると思います。
テクニックもあると思います。
「音楽だって格闘技!」って感じも受けますよ。
特に大会の部分の太鼓達の技は凄いね。
でも出来れば実物を見ていただきたいなぁ・・・。
音が伴わないと、やっぱり迫力に欠ける気がするんだよね。

やっぱ真実に勝るものはナシ???
これって映画を否定しちゃってるじゃーん、私。