映画 『リプレイスメント』

映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『リプレイスメント』。

製作国：アメリカ 2000年
製作会社：ワーナー
キャスト：
出演： キアヌ・リーヴス 、 ジーン・ハックマン 、 ブルック・ラングトン

プロフットボールチームの正規選手がストに入ったため、
急遽集められた代理選手（『リプレイスメント』）たち。
人生の“負け組”にいる彼らが、1度きりのチャンスにすべてを賭ける！

皆さんは人生の「勝ち組」ですか？
私は紛れもなく「負け組」で、2番手で輝くタイプです。トホホ。

さて今回の作品は、キアヌ・リーヴスが『マトリックス』の次回作として選んだ話題作。
どちらかと言うとラブコメですな。
同じフットボール物の『エニイ・ギブン・サンデー』から比べるとかなり軽いです。

選手は皆控えだし、
試合中に
タマゴ食べ過ぎてスクラムで吐いたり、
タバコ吸ってキックしたり、
お色気チアリーダーに見とれたり、と、
とにかくおふざけ満載です。
ですが、この作品、嫌いじゃないんだよね～。

ストーリー展開は、寄せ集めの控え選手が何や、かんやとあったけど、
最後は頑張る、って在り来たりなんだけど、
何だか憎めないヤツって雰囲気なんですよ。
音楽も一度は耳にした事がある物ばかりだけど、
ストーリーの軽さとマッチしてるし、
キャストも個性的で笑っちゃう。
女性軍は始めてみる顔ばかりだったけど、
男性軍は主役のキアヌの他に、
元イングランド選手を演じた『ノッティングヒルの恋人』に出たリス・エヴァンス、
『エネミー・オブ・アメリカ』のジーン・ハックマンと、
かなりの経歴を持つ俳優達が揃ってるにも関わらず、おちゃらけ過ぎ。
キアヌって恋愛物の時、結構マヌケじゃない？
（そう思っているのは私だけ？）

さあ、控え選手の彼らの運命やいかに！
２番手で大いに結構な人、必見です。