■今回はシンプルな彩色で!
「キングギドラ シャイニングゴールド」の塗装による配色についてですが、今回は極力おさえるようにしました。
テーマが地球に飛来した隕石が爆発して炎と化し、実体化する過程の金色に光り輝く瞬間のキングギドラなのですから、それを表現すべくクリア成型でラメをたっぷり入れてキラキラさせた物です。ボディに何かしらの色を塗るのがもったいないのです。
ですからボディには一切塗らず、他の塗装も目、口の中とキバ、足のツメ、頭の毛の部分だけにしました。
目はオレンジゴールドの地に黒目を、キバと足のツメはあまり目立たないようにシンプルにシルバーを塗っています。頭の毛の部分はほんの少しだけオレンジを混ぜたゴールドを薄く塗っています。この毛の色が全体のバランスを取ってキングギドラらしさを表せていると思います。
かなりシンプルな塗装ですが、ボディのクリアに多めのラメ入りという事できらびやかさは充分に感じさせる物になったと思います。光を当てたり、明るい所に置くと特にそれが感じられます。
劇中の初登場のシーンでは、隕石が爆発してその炎が発光してキングギドラへと姿を変えました。今回の「シャイニングゴールド」の発売で、「隕石」から「出現バージョン」へ、そしてそれが「シャイニングゴールド」になり、最終形の「スタンダードカラー」へと変化の過程が実現できました。全てお持ちの方はぜひその変化も並べてみて楽しんで下さい。
キングギドラソフビ(「隕石ベース」がつかない単体)としては、まだ少しばかりカラーリングのアイディアはあるのですが、新規カラーはしばらくはやらない予定です。キングギドラは時間的にも予算的にもゴジラに比べて厳しいのが本音ですが、まだまだ他のゴジラの企画が多数控えておりますので、キングギドラはしばらく時間をおきたいと思います。それまでは現在発売中の3つのカラーと11月1日発売の「シャイニングゴールド」でお楽しみ下さい。
▲左「キングギドラ シャイニングゴールド」、右「同 出現バージョン」
それぞれに付属している「隕石ベース」と共に。
