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有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

大ゴジラ特撮王国 ~オールゴジラ大集結!!~ in 東京ドームシティ

2021年06月07日 | ニュース




大ゴジラ特撮王国
~オールゴジラ大集結!!~ in 東京ドームシティ
絶賛開催中!!





 現在、東京文京区の東京ドームシティで開催されている「大ゴジラ特撮王国」。これまでのゴジラ映画を年代順に紹介し、「歴代のオールゴジラが大集結」をテーマに、ゴジラというキャラクターの魅力を、たくさんの資料や着ぐるみスーツなど、貴重なプロップを展示して紹介しています。大規模特撮ジオラマ展示や、場外でのゴジラパークなど見所はたくさんです。

 「大ゴジラ特撮王国」(前身は「大ゴジラ特撮展」)は、過去数回各地で開催されており、羽沢組は毎回何らかの形でお手伝いさせております。今回は会場内の展示物の説明キャプションのデータ作成を担当させていただきました。
 ひとつひとつの展示物に説明が記載されていますのでぜひ会場にお越しの際はそちらもご覧ください。



▲会場受付前には7月公開が決定した『ゴジラvsコング』に登場するゴジラがお出迎え。

 すでに来場された方は、会場内撮影OKということで撮影された写真を多数SNSなどにアップして公開されています。
 ここでも詳しく紹介したいところですが、やはりまだ行かれていない方には事前に知っていただくよりも会場で直にご覧になっていただきたいので、会場内の展示物の紹介は今回は少しだけにしておきます。
 会期が終盤に近づきましたら、改めて羽沢組からの展示物のオススメポイントなどを詳しくお伝えします。

 何と言っても一番見ていただきたいのは、貴重なプロップです。撮影で使用されたゴジラの着ぐるみスーツも各種展示されています。いずれも展示用に改修はされているものの、元々は撮影用ですから時間経過の劣化は仕方のないところです。つまりいつまでも健在の形で見られるものではないんです。
 複製だったり、後から展示用に作られたものは比較的長く残されると思いますが、撮影用のものには寿命がありますから、見られるうちにぜひご覧ください。そして接近して目の前で見られる幸せをぜひ感じてください。


▲会場内最初に目にするのは『~夢の挑戦 ゴジラ須賀川に現る~』(2019年)の時に作られた初代ゴジラ。


▲「大ゴジラ特撮王国」といえば迫力のジオラマ。どの作品をイメージしたかはゴジラファンなら一目瞭然!


▲『シン・ゴジラ』での記念撮影スポットも! あ、熱線が…。


▲上の写真で遊んでしまいました。会場ではこんなことにはなりませんのでご安心を。


▲すいている時間帯なら、運が良ければゴジラに囲まれる空間を独り占め!!

 会場への最寄駅はJR水道橋駅、地下鉄水道橋駅・後楽園駅・春日駅なのですが、近いのはJR水道橋駅東口と地下鉄水道橋駅です。JR西口からだと先に会場外のゴジラパークをご覧になることができます。撮影スポット、巨大なゴジラの尻尾、イルミネーションなどがあります。
 展示会場だけご覧になってゴジラパークを忘れることのないように!!
 でも、安心です。会場とゴジラパークを繋ぐ地面には大きなゴジラの足跡が並んでいます。これを辿ると会場とゴジラパークを行き来できるのです。


▲水道橋駅西口から会場に向かう際は、橋を渡ってゴジラの足跡をたどると右階段下に撮影スポットがあります。


▲かっこいいモゲゴジと記念写真!!



▲平成ゴジラの尻尾が地面から!!



▲イルミネーション。きれいに光る様子はやはり夜がオススメ。以前台湾のイベントでも使われたものだそうです。

 そのゴジラの足跡のイラスト。これも羽沢組で担当させていただきました。
 モチーフとしたのは『ゴジラvsスペースゴジラ』(1994年)のゴジラ、つまりモゲゴジです。なぜモゲゴジにしたかというと、決して横着してコンプリーションを作ったばかりで資料がすぐ用意できるからというわけではありません(笑)。「大ゴジラ特撮王国」の前身の「大ゴジラ特撮展」でポスターや各宣伝に使用され、アイコンとなったキャラクターがモゲゴジだったのです。
 当時、監修された川北紘一監督はイベントのメインキャラクターとなるゴジラは初代ゴジラと考えておられました。が、「川北監督が監修されるんだから監督が撮られた平成ゴジラでいきましょう!」と提案して写真をチョイスさせていただいたのは私なんです。監督にもご了承いただいて、モゲゴジがポスターなど各宣伝媒体にメインで登場しました。
 そんなわけで「大ゴジラ特撮王国」となればどうしてもモゲゴジに思い入れが入ってしまうわけです。

 監督、また監督のゴジラにお世話になりました。ありがとうございます!


▲会場から足跡を追っていくとゴジラパークに!



 イラストを描く上での作業は、まず実際のモゲゴジスーツの足裏写真を探して参考にして、シルエットを微調整しながらなるべく近い形で輪郭を作りました。もし本当に地面に足形を残すとしたら、魚拓ならぬ足拓になるイメージで描き込んでいきました。実際のスーツで足拓を取ってもこんな風にはならないと思います。リアルな再現が目的ではなく、道案内の役目をするのが第一目的ですから、2色ではっきりわかりやすくなるように調整しながら描きました。
 白部分はグレーになるバージョンも作ったのですが、ドームシティの地面はグレー部分も多々あるので白バージョンでよかったですね。遠くからでも見えますし。

 モゲゴジの身長は100メートルと公式では決められていますが、オフィシャルリリースでは足のサイズって出されていないんです。一部の書籍では22.5メートルと記載されているものもありますが、当時のその本の出版サイドの推測の可能性もあるのでその数字は断定できません。(私の知る限り東宝が作品公開前に足のサイズを公式で出されたのは『シン・ゴジラ』だけじゃないかな?)
 でも、もし100メートルのゴジラが実在したらその22.5メートルはありうる数字だと思うし、違ったとしても誤差の範囲かと思います。なので大まかではありますが、ドームシティの地面の足跡は約1/17スケールと思っていただいてもいいと思います。つまりこの足跡を縦に17個並べた大きさがモゲゴジの足のサイズというわけです。でっかいですよねー!

 足跡の設置作業にも立ち合わせていただきましたが、今でも見ているとひとつひとつ「これ、会期中だけのものなんだなー」となると愛おしくなってきます(笑)。
 現地でご覧いただく皆様、一生懸命作りましたので1枚でいいから足跡も記念写真ぜひ撮られてくださいませ。




▲私の足と家内の足とゴジラの足跡。靴選びにいつも困るぐらい私の足はでかいけど、やっぱりゴジラにはかないません。

 前述しましたが会場内での展示物の詳細紹介は、会期の終盤ごろにあらためてたっぷりお知らせしたいと思います。
 まずはぜひ会場で実際に目の前でご覧ください。


▲もちろん物販コーナーも充実の品揃え。物販コーナーだけの入場はできませんのでご注意を!


▲ホビージャパンのゴジラ関連の各書籍も豊富。羽沢組が関わったものがこうしてたくさん並ぶと照れくさいけど嬉しいです。


「大ゴジラ特撮王国 ~オールゴジラ大集結!!~ in 東京ドームシティ」
■期間/2021年5月22日(土)~6月27日(日) ※開催期間中無休
■場所/東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
■料金(税込)/おとな1,800円
  中学生・高校生1,300円
  こども(3歳~小学生)500円 ※2歳以下無料
■東京ドームシティ オフィシャルサイト

https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/godzilla_tokusatsu.html
■大ゴジラ特撮王国 オフィシャルサイト
https://www.godzilla-tokusatsu.com
■各キャンペーン/各種上記のサイトでご確認を!
・「ゴジラのキャンドルワークショップ」も開催中。
・「歴代ゴジラのトートバッグプレゼント」ゴジラパーク周辺の飲食店舗にて、買上条件を満たした各店先着300名様に歴代のゴジラのイラスト入りトートバッグをプレゼント!
・「大ゴジラ特撮王国オリジナルフラッグプレゼント」Twitter対象のプレゼントです。
■主催/大ゴジラ特撮王国実行委員会

TM &(C)TOHO CO., LTD.
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