Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

昭和後期3作コジラ その1

2011年12月10日 | 羽沢組的怪獣見聞録


 1月発売予定の「メガロゴジラ」、2月発売予定の「74ゴジラ」を前に、いくつかそれぞれのゴジラの特徴や劇中スーツ(着ぐるみ)の流れを弊社なりの解釈で調べてみました。さらに同じ流れの流用スーツという事で、「75ゴジラ」も含めてのものです。
 詳しく知らなかった方にはぜひ参考にしていただければ幸いです。


1 調べてみた事

■3つのゴジラの呼称
 まず、弊社では『ゴジラ対メガロ』(1973年)に登場したゴジラを「メガロゴジラ」、『ゴジラ対メカゴジラ』(1974年)に登場したゴジラを「74(ななよん)ゴジラ」、『メカゴジラの逆襲』(1975年)に登場したゴジラを「75(ななご)ゴジラ」と呼称しています。
「メガロゴジラ」は一般的に多くのファンがそう呼んでおられますが、他の2つはファンの間では呼び方は様々なようです。
 もちろんこれらは版元の管理する正式名称ではありません。Gメモリーズセレクションとして発売する「メガロゴジラ」「74ゴジラ」は、東宝様に許諾いただいた弊社の商品名です。その点はご理解下さい。

 この3つのゴジラは、年号でもわかるように続けて作られた作品でのゴジラです。そして皆さんがよくご存知の通りゴジラの劇中スーツは流用で使用され、それぞれ一部を改修して映画に登場しています。
 弊社のようにゴジラ商品を扱う所や造形に深く興味がある方にとっては、流用スーツとはいえ、違いや共通部分、改修箇所等、ゴジラの造形そのものの詳細を知っておきたいという希望があります。
 特に立体化して商品にする訳ですから、ディフォルメとはいえ嘘をつくわけにはいきません。ごまかしてもゴジラに詳しいファンの方々にはすぐバレちゃいますから。
 今回似ている3つのゴジラのうち、2つを商品化するので、原型の制作前から現在の生産中の今に至るまで、可能な限り資料や映像でこれらを調べてみた事、気がついた事を書いていきたいと思います。

 続きはまた明日。

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