Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「ビオゴジ」「ギドゴジ」のこだわり その7

2009年02月24日 | 新作商品情報
「ギドゴジ」の造形について Part.2



■「ギドゴジ」の「ビオゴジ」との顔の差(1)

 「ギドゴジ」そのものは、「ビオゴジ」スーツの改修と言えるので、顔そのものの細かいモールドには差がありますが、アップで見ないとその差はわかりにくいものになっています。
 一番大きな差は目です。「ギドゴジ」の方がやや大きい印象です。瞳そのものが明るい色になった点や、アップの時は「ビオゴジ」では見られなかった白目部分がたまに少しだけ見えたりするせいもあるでしょう。ただ同じ「ギドゴジ」でも「北海道戦スーツ」と「新宿戦スーツ」では黒目の大きさに差があるようです。「新宿戦」の方がやや大きく顔そのものがはっきりして見えます。怖さと言う点では「北海道戦」の方がゴジラらしいのかもしれません。
 鼻の形状や耳の位置等も若干「ビオゴジ」とは変わっているし、頬や首の辺りのモールドにも違いがわかります。首では「ギドゴジ」の方が横のしわが目立つようです。
 これらのわずかの差も意識して造形はしてみましたが、なかなかはっきりとはわかりにくいのかもしれません。

 結果的にこのままでは大きく目立つ差はほとんどありません。それぞれディフォルメソフビにする際は、いつものようなタッチで造型していくと特に差は少なくなってしまう事がわかります。
 ここ数日の紹介画像をご覧いただいて、今回の「ビオゴジ」「ギドゴジ」共にちょっとだけ、いつものGメモリーズセレクションよりもリアルよりになったと感じた方もいらっしゃると思います。確かに少しだけ意識しました。と、言うよりせざるを得なかったと言うのが正しいかもしれません。そうしないと顔・頭の微妙な差が出せなかったわけです。当然それに合わせるように頭以外の部分もタッチを統一しています。
 しかしそれだけではなく、顔については明らかに一目見て判別できる差を付けなくてはなりません。同時発売ですから、お客様に混乱させないため、弊社としての商品展開事情、東宝様の許諾事情等いくつかの理由がありますが、単純にゴジラファンとしても作る上では良く似たものよりは違いがある方が楽しいし、並べた時の楽しさを考えると差はあった方がいいと考えます。

 そこで、細かな造形の差以外では、しっかり一目でわかる区別化をするために口が開いているか閉じているかにしました。
 続きはまた明日。

(2009.7.27更新)
「ビオゴジ ブラックバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
(2009.9.28更新)
「ギドゴジ ブラックバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
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