Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

GMKゴジラ雑感 その3

2007年10月08日 | 羽沢組的怪獣見聞録
GMKだからこその造形と設定


?左「GMKゴジラ ブラックバージョン」右「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」
 比較した画像をお見せしていなかったのでここで紹介。


 これまで映画『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(通称GMK)に登場したゴジラは今までにない造型のゴジラである事を書いてきました。
 またゴジラの他にモスラ、キングギドラ、バラゴンも登場します。モスラは蜂のような動きも見せ、昆虫らしさが今までより見られます。ギドラの扱いも宇宙怪獣ではなく、龍をイメージしつつも鳥の形状が部分部分で見られます。バラゴンは随分かわいくなりました。つまりゴジラ以外の怪獣達もそれまでとは大きく変わっています。

 私自身ゴジラは黒目があってほしいし、ギドラはメチャメチャ強い宇宙怪獣であってほしいと思ってはいます。個人的にはその後のゴジラ映画がみんなGMKのようになるなら残念です。でもGMKのストーリーやテーマを考えると、GMKの中では納得な訳です。簡単に「異質」や「異端」の一言で片付けられないとは思いますし、何でもかんでも「異端」を絶賛する感覚は私にはありませんが、今までのゴジラ映画とは大きく違う個性は歓迎されていいと思います。
 GMKゴジラも他の3怪獣もその姿に作品内容の背景が見えます。そういう造型、そういう映像でのゴジラは喜ばしい事ではないでしょうか。

 弊社の常連のお客さんの中には、昭和までのゴジラが好きと言う人と、デスゴジまで好きな人が何人かいらっしゃいます。そう言う人でも「GMKだけは別」とおっしゃってウチのGMKゴジラをお求めいただきました。こういった人気もそういう理由や感覚をみなさんお持ちなのかなぁ…とふと思ったりします。
 私自身も原型制作時は楽しかったし、今もカラバリを企画するのも楽しいゴジラです。今回も作って良かったと強く実感するゴジラでした。

 その「GMKゴジラ」2種類は発売中です。まだお持ちでない方はぜひよろしくお願いします。

(2008.7.1更新)
「GMKゴジラ ブラックバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

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