Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「限定」についてのスタンス その5

2008年07月11日 | 代表羽沢のG雑感
●「販売個数」と「限定数」(2)
 今年から「限定数」ではなく「販売個数」という表現に変えたのは理由があります。
 まずは追加販売の可能性が少しでもある場合です。新商品はイベント開催に合わせて発売日を決めるケースが多いので、基本的にはスケジュールや予算の都合で追加販売は毎回難しい所です。新商品の発売日にはすでに次の商品の準備に入っているケースがほとんどだからです。しかし追加販売の可能性は全くのゼロではなく、イベントでの先行発売でお求めできない方々が、翌日からの通販ですぐなくなってしまって買えずに残念な思いをするような事を避けたいというのが弊社の考えだからです。どんな物でも可能と言う訳ではありませんが、リクエストが多ければ、例え少数でもできる時に限りそれに応えたいと思っております。
 こういった理由で「キングギドラ スタンダードカラー」「デスゴジ クリアレッド」等を今年になって少数ですが、追加販売してきました。
 ただ、最初からいろいろな事情で最初から追加販売が無理だとわかっているケースがあります。そういう時は、初めから「販売個数○個」ではなく「限定数○個」と表記させていただきます。例をあげれば今年初めに発売した「福袋」がそれにあたります。採算とスケジュールの都合が理由ですが、実験的要素もあった事もその一つです。もう一つの例としては「キングギドラ ブルーバージョン」です。これの理由は別で具体的には申し上げられませんが、東宝様の事情です。これらの追加販売は今後ありません。ですからこれは「限定」となります。
 また「限定」と表記しなくても、追加販売が無理になってしまった場合も今後多くあると言わざるを得ません。採算の都合、成型の事情、版権元様の都合、新規商品とのバッティングを避けるため……etc。その点はご了承下さい。

 前にも書きましたが、いくら弊社が「限定数」という言葉を避けても、雑誌告知で「限定○個」と書かれてしまうケースはあります。今後もあるでしょう。他のメーカーさんがそうされているケースが多いので、どうしても統一のフォーマットで書かれてしまうのです。その点につきましては、各誌ごとに表記方法がありますので、現状では全てに対しての校正は難しいかもしれませんが、できる限り各誌担当者様にご理解いただくように努力していきたいと思います。

 いずれにしても弊社商品に対しての「限定数」と「販売個数」の表記の差についての皆様のご理解をいただけたら幸いです。
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