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有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その92

2009年02月07日 | 制作裏話
制作裏話「デスゴジ メルトダウンバージョン」編 Part.9

 今日から昨年発売した「デスゴジ メルトダウンバージョン」の制作裏話の続きを書きます。前回までの内容は11月28日~12月6日に書いたこのコーナーをご覧下さい。

■「ゴジラ福袋プラス」の発売理由

 昨年の「新春ゴジラ福袋('08)」に在中した「メルトダウンバージョン」ですが、その前年の11月から発売の告知をしています。
 告知を開始してすぐに問い合わせをたくさんいただくようになりました。「お得な福袋」という意味での問い合わせもあったと思いますが、皆さんが一番注目しているのは、どうやら「メルトダウンバージョン」のようなのです。
 11月の初告知のイベントでサンプルを展示してからは、ご覧いただいた方々からの質問、購入予告(?)をたくさんおっしゃっていただき、その数の多さは今までになかった事でした。雑誌掲載されてからは電話での問い合わせも増え、数の多さに正直なところ慣れない事でしたので焦っていた事は確かです。

 この情報ブログでは、アレンジ次第で「自分だけのデスゴジ」ができるという事を書き、同じく「福袋」に在中する初の未塗装ゴジラが複数の色を用意していると発表した事で、一人1セットという条件でしたがどうしても複数のセットを売ってほしいというお声も多くいただきました。
 当初は、初めての弊社の「福袋」という事で、売れるものかどうかすら不安がありましたが、このままでは足りずに逆の意味で皆さんのひんしゅくを買ってしまうのではないかという不安になっていきました。

 最初は複数ほしい人の熱意に負けそうになったのは確かです。そういった人達や、もしかしたら買えなくなるだろう人達への対策も考えなくてはならないと思うようになったのは07年の暮れです。つまり追加販売か再販を考えるべきだろうという事です。特に一番皆さんがほしがっている「メルトダウンバージョン」だけでもどうにかしなくちゃと……。
 しかし「福袋」そのものはあくまでも「限定個数」で告知していますし、予算的にもスケジュール的にも再販が難しい事は確かです。すでに弊社のソフビ制作スケジュールは、2月発売を計画していた「キングギドラ」(この当時はまだ告知しておりません)に向けて動いていましたので。 
 しかし、それでもこのままでは何人かの方にがっかりさせてしまうというのは推測できましたので、少数にはなりますが、多少無理してでも別の形での再販を計画する事にしました。それが08年2月に発売した「ゴジラ福袋プラス」です。

▲「ゴジラ福袋プラス」に在中した「デスゴジ メルトダウンバージョン(金モール版)」(完売)
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