Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ヤマトファンに接して

2010年12月22日 | 代表羽沢のG雑感
好きな事への愛情と情熱

 今日もまたゴジラではなく、ヤマトの話です。

 12月10日、亡くなった「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサー西崎義展氏のお別れ会に参列させていただきました。
 会場には「ヤマト」の映像や、音楽が流れ、遺影を目の前にするといろいろな思いが甦ってきました。
 久しぶりに関係者の方々にお会いできるかと思いましたが、多くは大人の事情(?)でお見えにならず寂しい気持ちにもなりました。
 私は氏に対しては、いちヤマトファンとして残念な気持ちになった事はありますが、仕事をする上では強いてあげるほどの嫌な思いはした事はありません。
 氏がいたからこそヤマトが生まれたのは事実ですし、そのヤマトは日本のアニメーション文化の大きな分岐点になったのは確かです。
 私自身ファンとしては「完結編」で一区切りついていましたし、ヤマト絡みの仕事はその後にさせていただいたものです。ですからこの日は複雑な思いでした。
 今は心からご冥福を祈るだけです。

 この日は式典後、たくさんのヤマトファンの方と久しぶりにお話しさせていただきました。いろいろと同人活動していた事やFC本部の仕事をしていた事もあって、私の事を覚えて下さっていたり、名前は知っていたという方々からお声をかけていただきました。
 ほとんどは50代から40代、私とほぼ同じ世代の方々のようですが、そんな皆さんは今でも熱く、それぞれのスタンスでファン活動をされているのがわかりました。
「こんなに長く変わらず熱い気持ちを続けているんだ」と、たくさんの方々のヤマトへの深い愛情を持ち続けておられる様子に少し驚きました。
 好きな事への愛情や情熱をずっと持ち続けられる事はとても幸せな事だと思うし、贅沢な事でもあるのだと気づかされました。そして外からは見えないだけでエネルギーもきっと必要でしょう。
 というのも正直、ここ数日私は精神的にへこんでいたのです。年末の忙しさ、デザイン業務でやらなくちゃいけない事が多すぎた事、来年からのGメモリーズセレクションでの新規プロジェクトの準備等で、心が折れかかっていました。
 ゴジラも、ソフビ作りも、デザインも、全部自分が好きでしている事。時間が足りなかったり、思うように進まなかったりする事の積み重ね、ストレスがたまっての体調不良等いろいろあったここ数日ではありますが、全部自分が好きで始めた事。
 自分でやろうと決めて、贅沢で幸せな事をしているんだからへこたれていてはだめだとヤマトファンの人たちに気がつかされました。

 実写版「ヤマト」を見て元気ももらったし、もうひとふんばりできそうです。
 ゴジラや仕事への愛情はまだまだ維持できそうです。
 余談ですが、来年は時間ができたら何らかの形で「ヤマト」への恩返しもしなくちゃという気持ちにもなりました。


▲「お別れ会」会場外に展示されていた巨大なヤマト。でかいとさすがに見入ってしまいます。
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