Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その35

2007年10月16日 | 制作裏話
バージョン名の決定について Part.3

 バージョン名の話をもう少し。
 Gメモリーズセレクションでの新作を作る時、バージョン名も東宝さんに申請した上で作っていると言う話は前にしました。弊社ではやっていませんが、他社さんでの「シークレット」として発売しているカラバリのソフビだってそういう申請はしているはずです(内緒でやっていたらそれ以降許可は降りなくなるでしょう)。
 弊社の申請商品のバージョン名のNGという点で、「できれば変えてほしい」という軽いニュアンスがあって一度だけデスゴジの時に変更した事が一度だけありましたが、基本的に100%NGだった事はありません。
 前に聞いた話ですが、デスゴジ以外のゴジラや他の怪獣の成型色を赤にして「バーニングタイプ」と名付けたために東宝さんから発売自体NGになったメーカーさんも過去にいらっしゃったそうです。
 東宝さんにとってもゴジラや怪獣達は大事なキャラクターであって商品ですので、大事にされているのがわかります。それだけ我々東宝怪獣商品の作り手・売り手もバージョンのネーミングにも慎重にならないといけないといつも思っています。(もしかしたら他のメーカーさんは弊社ほどバージョン名にこだわりは持っていらっしゃらないのかも知れませんが…。)
 これからもGメモリーズセレクションではバージョンにもこだわりをもって作っていきたいと思いますので、そのこだわりも楽しみの一つとして思っていただけたら幸いです。

 これまでに発売されたGメモリーズセレクションの全バージョン名は、以下の「全商品リスト」をご覧下さい。
http://wave.ap.teacup.com/applet/hazawagumi/msgcate9/archive


?今年一月から発売された「デスゴジ ブルーバージョン」は、当初「復活バージョン」として企画したものでした。
 どうしてもという感じではなかったのですが、誤解を招く可能性もあるので…という事でシンプルに「ブルーバージョン」というネーミングになりました。
 なおこちらの商品は現在も発売中です。

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