Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「ビオゴジ 芦ノ湖戦バージョン」のこだわり その2

2009年04月17日 | 新作商品情報

グリーンイメージの配色のコンセプト

 芦ノ湖に出現した巨大な植物怪獣。頭部にあたる部分は、大きく真っ赤な花びらのバラの形。
 出現したゴジラは、それに引き寄せられるように芦ノ湖に向かい、夜になってついに2体は対峙する。
 同じ細胞を持った獣と植物の戦いが始まった。
 花獣はいくつもの長い蔦をゴジラに向ける。水上から現れたその蔦は、ゴジラにまとわりついていき、首、手首を締め付けていく。
 もがくゴジラ。熱線が花獣本体を直撃し、蔦がはらわれてしまう。
 ゴジラの熱線が細胞分裂に影響を及ぼしてしまったのか、蔦の先端は蛇のような大きな口を開く。
 いくつものキバを持ったその口はゴジラに襲いかかった。噛み付き、ライムグリーンの樹液のようなものを吐いてゴジラに浴びせる獣化した花獣の蔦の数々。
 しかし、ゴジラの熱線はそれをも撃破。蔦で防御する花獣であったが、ゴジラはそれごと熱線で撃破し、花獣は炎上。
 ゴジラの雄叫びが夜の芦ノ湖に響き渡った。

 劇中のゴジラと花獣の戦いのシーンは、夜ということもあって、ゴジラの色となると黒が一番近いのかもしれません。
 しかし、植物怪獣との戦い、まとわりつく蔦、ライムグリーンの樹液攻撃……これらをイメージした場合、ビオゴジソフビの成型色をグリーンにしても不自然ではないと判断しました。
 花獣との戦いをイメージしたイラスト版劇場ポスターのゴジラもグリーンです。
 ただし、この2つのイメージの中間を目指したのではどっちつかずの中途半端になってしまいます。
 ですから「カッコかわいく」の中で、両方のグリーンのイメージの「良いとこ取り」した配色にしようというのがコンセプトです。
 つまり、ディフォルメソフビである事を前提に、劇中での花獣との戦いも思わせ、なおかつイラスト版ポスターのゴジラをも思わせるものを欲張って目指したのです。

(2009.11.4更新)
「ビオゴジ 芦ノ湖戦バージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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