このところ益田ミリさんのエッセイを連続的に読んだ。
『おとな小学生』では大人の私と小学生の私が対話していく。
小学生「今までで一番楽しかったことは?」
おとな「大人は『一番』を即答しない者なんだよ」
小学生「後悔してることある?」
おとな「あるある。それが強さになるんだよ」
小学生「こどもの私に戻りたいってことある?」
おとな「大丈夫、ないよ。大きくなっていいんだよ」
この会話がしみじみ味わい深い。
益田さんの他の著書(手元にないので書名曖昧)で、
小学生の姪に30代半ばの叔母が「なぜ結婚しないの?」と問われ
「あのね、質問に全部答える必要はないんだよ。
そうするとね、見失うんだよ。
自分を」
と返答するシーンも、染み入るものがあった。
問いや期待や想い、自分に向けられるすべてに答えようとしなくてよい。
後悔や恥はいずれ強さに変わる。
過去を振り返ることなく、いつも前を向いて進んでいける。
益田さんの本には幾何かの棘も含まれているが、同時に優しさも詰め込まれていて、切なくて温かい気分になる。
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『おとな小学生』では大人の私と小学生の私が対話していく。
小学生「今までで一番楽しかったことは?」
おとな「大人は『一番』を即答しない者なんだよ」
小学生「後悔してることある?」
おとな「あるある。それが強さになるんだよ」
小学生「こどもの私に戻りたいってことある?」
おとな「大丈夫、ないよ。大きくなっていいんだよ」
この会話がしみじみ味わい深い。
益田さんの他の著書(手元にないので書名曖昧)で、
小学生の姪に30代半ばの叔母が「なぜ結婚しないの?」と問われ
「あのね、質問に全部答える必要はないんだよ。
そうするとね、見失うんだよ。
自分を」
と返答するシーンも、染み入るものがあった。
問いや期待や想い、自分に向けられるすべてに答えようとしなくてよい。
後悔や恥はいずれ強さに変わる。
過去を振り返ることなく、いつも前を向いて進んでいける。
益田さんの本には幾何かの棘も含まれているが、同時に優しさも詰め込まれていて、切なくて温かい気分になる。
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