よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

遠藤淑子「なごみクラブ」

2016年07月31日 | 読書
晴耕雨読という言葉があるが、陽射しの強い暑い夏はなるべく家で過ごすようにしている。
概ね、本を読んだり音楽を聴いたり、片づけをしたり。

新しい月は特に気分よく迎えたいので、早めにカレンダーをめくり、念入りに掃除する。



10冊くらいの本を読んだが、今日もっとも癒されたのは
遠藤淑子さんの「なごみクラブ」。

遠藤さんがデビューしたころからのファンで、今もファンレターの返事を
大事に持っている。(絵はエヴァ姫)

断捨離人の私が、唯一全巻揃えている漫画家さんでもある。

絵は巧いほうではないが、それゆえ台詞の良さがしみわたる。
(多分、技巧の人が遠藤さんの漫画を描いたら、あの良さは出ないと思う)

今回のなごみ。

ひきこもりでウツだった息子が見せる優しさに顔を輝かせる母親、

「夢はかなう」と歌う自分に欺瞞を持つアイドルに
「叶うことが少なくても、そう言う人がいないとダメだ」と説くホスト、

赤ちゃんのはじめての「立っち」に立ち会えて「超ラッキー」と欣喜雀躍の両親

「ポジティブであろうとするあまりネガティブなことを一切考えないとしたら
 自分の気持ちを半分切り捨てるようなもの。それは他人の気持ちを推し量る
 データが半分しかないということになりませんか」という台詞もしみじみ良かった。

心が疲れた時は、遠藤淑子を読むに限る!

遠藤さん、少し生活のリズムが変わったためか、絵が丁寧になっていた。
背景も綺麗に書き込まれて、漫画に集中できるようになったのかなと思った。


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財運を良くする方法

2016年07月30日 | 運気アップ
一時期、きちんと家計簿をつけようと思い、毎日専用のソフトと
にらめっこしていた時期があった。

しかし、もともと数字や計算がまったく苦手な上、
面倒くさがりなので、すっかりやめてしまった。

そのかわり、月末に手持ちの現金と預金額の残額を計算し、
前月に比べてどれだけ増減があったか、だけを記録するようになった。

ちなみに増えることはあっても、赤字を出したことはない。

収入が人並み外れて多いわけでもなく、お金は概ね好きなように使う。

それでも「赤字」にならない理由は、ひとつにはあまり物欲がないからだと思う。

あと、お金は大事に扱っている。
(私は神社仏閣でも賽銭を投げたことはない。粗末な扱いが嫌だからだ)

そして、お金に執着せず、適度に流すことが大事。
持論だが、お金と水は流れる性質があるので、
貯めているだけではその性質が腐っていく。

少しずつでもいいから、循環させたほうが良いと思う。
ただし、流し過ぎにはご用心。


手相を観てもらうと必ず
「お金に困らない運勢ですね(でも執着はないですね)」と断言される。

私は両手に財運線があるが、これは大金を持つ運勢でなく、
お金に困らない運勢なので、確かに当たっていると思う。

(資産家でもお金に困らされている方は、世間に数多あふれている。
 ほどほどで満足できる人生のほうが、自分は望ましい)

出費が多い月は、積立保険の一時金が還付されたり、とにかく赤字にはならない。
(もともと私のお金が戻ってくるだけなので、儲かっているわけではない)

お金の悩みは「必要な額がそろわない」「分相応な額を求めすぎる」の二つだというが
私はそのどちらにも縁がない。

手取りが10万ちょっとしかない20代前半の時代も、
風呂なしアパートでささやかに暮らし「部屋が湿気なくていいわ」と
鷹揚にかまえていたくらいなので、所持金の多寡にかかわらず、
たしかに「お金に困った」経験はないのであった。


お金を大事にするが執着しない。
お金をためすぎず、適度に循環させる。
そして、ご機嫌に暮らす。

これが財運アップの初歩ではないかと思う。

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おとなの基礎英語、テレビでスペイン語

2016年07月27日 | 日記
語学に挑戦、と思いつつ挫折を繰り返しているが、
NHKの「おとなの基礎英語」と「テレビでスペイン語」は
何とか続けている。

おとなの基礎英語は1日10分と短いのが良い。

テレビでスペイン語は…正直語学番組としてはあまり好きではないが
スペインの文化紹介が面白いので何となく見ている。

(ヘテロの男性たちが、ニューハーフ相手に愛の告白をする企画など、
 あまり制作センスが良いとは思えないが



個人的な趣向だが、できれば語学番組は日本語音声なしで
制作してもらえるとうれしい。

母国語が入ると、そちらのほうが聴きやすく
意識や集中力が乱れてしまうからだ。

その点、1993年のスペイン語講座は本当に素晴らしかった。
番組進行は4名のスペイン人、日本語は字幕のみ、
教材「viaje al espanol」はわかりやすいスペインドラマ。
司会のジェシカ・カニさんもスタイル抜群の美貌の方で、
本当に見ていて楽しかった。

もう一度、こんな番組を作ってほしいが、難しいのだろうか。


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芝大神宮&市谷亀岡八幡宮

2016年07月25日 | 神社仏閣
7月は、寺社仏閣の写真を中心に紹介していこうと思う。

今日は、芝大神宮に参拝。
浜松町から思ったよりも歩く。私のコンパスのせいか、徒歩5分ではたどりつけない



その後、銀座のやさいの王様でランチ。



野菜をたくさん食べられて、満足!

その後、コレド室町で行っているアートアクアリウムを見ようと企んでいたが、30分待ちの列を見て、萎えてしまった。

昨年、一昨年も見たし、まあいいか。

そして、市谷亀岡八幡宮へ。








最後に、茶ノ木稲荷に参拝。
母の白内障手術の際、参拝した。
今日は、完治の御礼をお伝えするのが目的だ。



お礼参りができて、ほっとした。
私も眼を患っているが、おかげさまで悪化していない。
静かに感謝を述べて、退去した。

               

ある方の神社系の本を読み、続けてブログを読む。
著者曰く「幸運な人は他人を助けない」そうだ。

また別の女性(占い師)のブログを読む。
「パンがあったら、人にあげる前に自分を満たしなさい、
 自分を大事にできない人は他人を大事にできないから」

たまたま目にしたエピソードについて、深掘りしたいところだが、
それはまた日を改めよう。

(本当は写真の羅列よりも、文章を書くほうが好きなのだが…最近方向性が定まらない



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神仏とのつながり

2016年07月22日 | 運気アップ
最近、ある本を読んで呆気に取られた。

・月の穢れを神様は嫌がる
・神様は忙しいからずっとそこにはいてくれない
・僧侶でないと、仏様とはつながることは難しい
・不動明王は仏像を通さないと本体とつながれない


どんな状況であっても、深い愛で見守ってくれるのが神仏だと思うのだが。

「神様は忙しい」、天網恢恢疎にして漏らさずという言葉を知らないのかな。

僧侶でも人格のあまりよろしくない方もいるし、一般人でも品格のある方もいる。
(新美南吉の『百姓の足、坊さんの足』を読もう!)

そして、不動明王へのトンデモ発言!
不動ファンの私は力いっぱい反論したい。

“この不動明王はその所為なし ただ衆生の心想に住まい給う”(不動経)

お不動様は居所を持っているわけでなく、ただ人の心に住んでいる――。

どうして仏像がないとつながれないのか。
さっぱりわからない。


作者のS.Sさんに対しては「そういう感覚の方なんだろうな」としか思えないが、
ぽか~んとするのはそういう話をあっさり鵜呑みにして
「勉強になりました!神仏はそういう仕組みなんですね!」と信じ込んでしまう方々だ。

何を信じるかは本人次第であるが、執筆者の思想をそのまま我が物にしないよう
自分の感覚を大事にしたほうがいいなと思う。

特に「視えない世界」は
あちらとこちらの常識は違うんです
の一言で何でもありになりやすいものだから。


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