よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

クリスマスは遠藤淑子に浸る。

2019年12月25日 | 読書
先ほど「君の為にクリスマスソングを歌おう」に何件かアクセスがありました。
確かにこのタイトルで検索すると、拙ブログがトップになります。びっくり。

久しぶりに遠藤作品を読み返したくなりました。
未だに、遠藤作品はすべて保存しています。それくらい好きです。
昭和時代にファンレターを書いて、お返事をいただきました。
まだ大事にとっています。私の宝物です。

「狼には気をつけて」「マダムとミスター」など、クリスマスネタを
扱った作品もあるので、読み返そうと思います!

今日はカーテンの洗濯もすべて終わったし、これから魂の洗濯だ!


そして旅行の準備に着手しない

マチネの終わりに

2019年11月03日 | 読書
福山雅治さんと石田ゆり子さんの映画の予告編を見て、原作を読んでみた。

序文で著者の平野さんが「主人公2人にはモデルがいる」旨、言及していますが
これは真実なんだろうか…つい作家のフィクションなのではと疑ってしまう。


物語は…三角関係、すれ違い、誤解、人間関係のもつれが続き、
ちょっと韓ドラか?と思ってしまうところも。

いや、もしかすると恋愛小説は概ねそういう要素でできているのかも。
最近、小説そのものを読まなくなっているので、ちょっと忘れてしまっている。

(なぜなら、現実生活のほうがリアルだからだ)


早苗の「あの人の脇役でいたい」というのは、共感できないな…。
やっぱりね、自分の人生は自分が主役だ!と思うので。

誰かのために生きたいと思っても、主体性がないわけじゃない。
マザーテレサは、充分自分の思う人生を生きているように。

読後感は…誰が幸せになったのかよくわからず、皆欠損を抱えつつ、でもそれが
埋まらないまま、生きているように思えて、楽しい印象は受けなかった、かな。


原作は主人公はアラフォー、映画はアラフィフ。
子どもを持つか持たないか、ギリギリで悩む描写は、どうなったんだろう?
でも…映画は観なくてもいいかな。


楽しくてすっきりする話を今は読みたい

エデンの東北15

2018年10月26日 | 読書
『エデンの東北』15巻入手!




1970年代の東北を舞台にしたお話ですが、
本当に懐かしくほのぼのします。

今回印象に残った台詞は

年賀状の宛名を一生懸命覚えたのに
名前と住所を間違えて記憶して送った八重子ママに
友人が放った言葉

毎日何かを覚える!
毎日何かまちがうけど
毎日まちがいを刷新する!

それが人間の誠意ってもんだよ



旦那に浮気されてやつれた友人に
美しく装わせた上での八重子ママの励まし

あのさ
専業主婦でも自立しねっがダメなんだよ
それはね
堂々と自分にお金を使うこと


八重子ママは、普段はズボラで怠け者、
欠点も多い女性なのですが
友人思いで面倒見がよく、情が深いんですね。


エデンの東北で心が慰められました。



同じ深谷かほるさんの作品
この夜廻り猫に泣かされかけました…。

興味のある方は、バックナンバーも読めますのでぜひ。


深谷かほる作品大好きです

「比類なきジーヴス」美智子皇后おすすめ

2018年10月23日 | 読書
美智子皇后が、時間ができたら読みたい本として
『比類なきジーヴス』を挙げたということで、
書店に注文が殺到、一時品切れ状態になっているという。

ニュース本文はこちら。



図書館の予約状況を見たら、既に11人待ち。
amazonでも品切れ状態。

この本は読んだことがない。
読みたい…。


『比類なきジーヴス』
ぐうたらでダメ男の若旦那バーティーと、とんち男の召使いジーヴス。
世界的に有名なこの名コンビと、オマヌケなビンゴや
お節介屋のアガサ伯母さんたちが繰り広げる抱腹絶倒の人間喜劇。


この紹介だけでも読みたい衝動がこみ上げてくる。
幸い、シリーズの他の図書はまだ「予約0」だったので
2冊ほど貸出依頼を出した。

ありがとう、美智子さま、ありがとう、ジーヴス。
楽しい本に出逢えることは、本当に幸せ。


電子書籍は便利だけれど、やはり紙の本が好き。


紙本の質感が好きです

自分を愛すると夢は叶う

2018年08月31日 | 読書


吉本ばななさんと奥平亜美衣さんの対談本を読む。


自分自身をじゅうぶん生きると健康になる

奥平さん

会社勤めの時にストレスから顔面麻痺になったとき
「病気になったらやりたくないことを無理してやっていないか」
「気づいていない自分の役目、あり方に気づく」

吉本さん
「生きていれば、どんな状況でもストレスは生まれる」
「失くすのは無理でも、減らす努力はしたほうがいい」


まさにそのとおり、と思う。


私は勤めで我慢をしつづけた結果、手術をする羽目になった。

病との因果関係は明瞭でないが、ストレスによるものだと
自分では思っている。

これからの人生は、他者でなく自分を癒して満たそうと決めた。


やりたくないことや、好きでもないことを続けて
成功した人を私は知らない。

好きなふうを装うことはできるが
周囲は騙せても、自分自身は騙せないし
その偽りがじわじわと自らを蝕むものだ。


学校時代から
「周囲に合わせなさい」
「迷惑をかけないようにしなさい」
「変わった生き方はやめなさい」
と個を殺すことを教わり続けてきた。

「日本の教育は、ブラック企業戦士を作るようにできている」
といったのは西原理恵子さんだったと思う。

周囲への配慮が無駄とは思わないが
自分を損なうまで行うのは度を越している。

少しずつ、自分優先の生活にシフトしようと思う。


明日から9月である。
新しい月を迎えるため、恒例の晦日掃除を行うだけでなく
身体の不備も一掃すべく診療科巡りをし、髪もカットした。

長月は、そこまで近づいている。


自分の夢は自分しか知らない