皆様、ごきげんよう!
桜の花の開花宣言もようやく出て、
いよいよ春がそこまで・・・という感じですね。
皆様はお花見のご予定とかありますか?
私も以前の会社ではみんなで幕の内弁当を手配したり、
豚汁を作って持っていったりして、
お酒を飲みながら桜の花を愛でていたものです。
この10年ぐらいしていないですが・・・。
さて、
先日以前から楽しみにしていた「山下達郎」のコンサートに行ってきました。
・・・が、
話がかぶるので止めて・・・(笑)
今期開始以来絶賛大好評継続中かつ中毒者続出中の、
あなたの、あなたの、あなたの、
「ルパン三昧」です!
残念ながら今期の最終回となります。
で、今回はというとルパン三世 TV1stシリーズの最終回、
第23話「黄金の大勝負!」についてです。
ストーリーは、地下鉄工事の現場から時下数百億円の埋蔵金が見つかった。
ルパン達は強奪を企むが、銭形が「クビ」を掛けた「アジト壊滅作戦」が始まった。
埋蔵金の中に発信機を仕込んでルパンのアジトを突き止めようとするが、
ルパンはそれを逆手に取り、発信機を沢山のゴミ収集車に放り込み、
警察をかく乱させることに成功する。
しかし、それが裏目に出て、ゴミ収集車は最終的に「夢の島」に集まってしまう。
当然、銭形と警察も集まることとなる。
ルパン達の最後に逃げ込んだアジトはなんと「夢の島」にあったのだ。
逃げ切れないと諦めたルパンはアジトごと自爆する。
ルパン達の運命は・・・。
という感じです。
この最終話で注目したいのは、
夢の島のルパンの巨大なアジトです。
そこには古今東西世界の犯罪記録や資料、
世界でも最高のクラッシックカーや、
犯罪に使用された飛行機、拳銃など、
ルパン一族の歴史が詰まったものでした。
また普段の次元が「浅間鉄砲店」で働いていたり、
不二子が宝石店で働いている姿も新鮮です。
登場するクルマも、
イギリスのミニ・クーパー、フランスのシトロエン、イタリアのファイアット500と、
小さな名車が大活躍します。
フィアット500はベンツSSKと同様に、
以後ルパンシリーズには欠かせないクルマになりますよね。
銭形と警視総監とのシーンでは、
「アジト壊滅作戦」の計画書が出てきますが、
実はその内容には「ルパンが始まって約半年ほどの年月が過ぎましたが、
本日の話を持ちまして2クールで完結することになりました」と
悲しい現実の内容が書かれていました。
途中民家の茶の間に不二子のミニ・クーパーが落ちてくるシーンがありましたが、
その民家の住人は宮崎駿氏が描かれているし、
次元・不二子が乗るミニを追い抜くジープの運転手は、
作画監督の大塚氏になっている。
そしていつものようにドタバタでまた追いかけっこをしながら終わっていく。
エンディングは海を泳いで逃げるルパン達と追いかける銭形、
「そっちはアメリカだぞ!」という銭形に、
「ほんじゃ、中国へでも・・・」と返すルパン。
セカンドシリーズで世界を舞台にする伏線だったようにも取れます。
とにかく最終話と言うことで、
どうせならやっちゃえ!的なスタッフの遊び心、
羽目を外した感じ、開放された感じが伝わってきます。
ルパン三世 1stシリーズは、
常に視聴率の低迷に悩まされ、苦しんだようです。
ハードボイルド路線からコミカル路線への転換を余儀なくされ、
それでも23話で打ち切りとなってしまったのです。
しかしこのルパン三世 1stシリーズ(旧ルパン)は、
大人の香りを漂わせつつ夢を与えてくれる、
永遠の憧れでした。
当時は賛否両論ありましたが、
この旧ルパンがあったからこそ、
ロングランとなったセカンドシリーズが始まったのです。
あぁ、なんて素敵なルパンの世界。
皆さんもきっとルパンのとりこになったことでしょう!
今や国民的アニメ「ルパン三世」をもっと好きになってくださいね。
高級車ロールスロイスをくれると言っても、
迷わずフィアット500の方がいいです!
と言える・・・、
大分店 ヤマモト