皆様、ごきげんよう!
暖かくなったり寒くなったり、
気温の変化が激しくて、
身体が追いつかないですね。
皆様、体調管理に十分お気をつけくださいませ。
さて、自分が大ファンということだけで、
現在誠に自分勝手にご紹介中の999ですが、
今回最終回となります。
長編ですのでお時間のあるときにご覧ください(笑)
もう皆様には十分ファンになっていただいていることと思います。
現在ご紹介している「銀河鉄道999」の後に、
「さようなら銀河鉄道999」「銀河鉄道999 エターナル編」もございますので、
こちらも是非ご覧いただきたいです。
前回(3月5日のブログ)ついに「機械化母星メーテル」に到着し、
メーテルが女王プロメシュームの娘だと判明し、
怒りと絶望に打ちひしがれた鉄郎でした。
機械の身体をタダでもらえるどころか、
危うく心を持った機械の部品にされてしまうところを、
メーテルの母への裏切りのおかげで間一髪逃げ出したところでした。
さぁ、これから本当の脱出です。
機械化母星自体も最大限の抵抗をし攻撃してきます。
999は脱出できるのでしょうか?
ここで鉄郎とメーテルを乗せた999の脱出のために、
一肌脱ぐ人達が・・・。
そうです!またまた登場です!
キャプテンハーロックとクイーンエメラルダスです。
ハーロックのセリフが熱いです。
「男なら、危険を顧みず死ぬと分かっていても、行動しなければならない時がある。
負けると分かっていても、戦わなければならない時がある。鉄郎はそれを知っていた。
いいか!鉄郎にかすり傷一つ付けるな!無事に地球に帰すのだ!!」
かすり傷一つ付けるな!ですよ!
間違いなくカッコイイです。男の中の男!
そしてアルカディア号の心になったトチローが・・・。
トチローのセリフです。
「エメラルダス、俺の身体は滅んでも、俺の魂は永遠に死なない。
こうして親友の乗っているアルカディア号の心になって宇宙の海をさまようんだ。
これも鉄郎のおかげだよ・・・。」
エメラルダスのセリフ。
「あなたの意志は立派に鉄郎が継いでいる。死なすわけにはいかない!」
ハーロックもエメラルダスも鉄郎のために戦います。
自分達が盾になって鉄郎を守ります。
ハーロックなんか、顔が切れていますよ。
あー、この人たちはなんてカッコいいんでしょう!
良いたとえが思いつきませんが「粋」ですね。
脱出した999でしたが
これですよ!プロメシュームです。
プロメシュームが999に乗り込んできて鉄郎を殺そうとします。
自分を裏切ったメーテルから鉄郎を奪おうというのです。
ここでまた助けられます。鉄郎に思いを寄せていたクリスタルガラスの身体を持つ、
999のウエイトレスのクレアが自分の身を犠牲にして鉄郎を守ります。
機械化母星は破壊され、プロメシュームもろともクレアは砕け散ってしまいました。
砕け散ったクレアが流した涙の欠片です・・・。
あー、なんてピュアな、なんて一途な・・・。
悲しくて涙ぐんでしまいます。
クレアとの別れがあり、ハーロックとエメラルダスとの別れがきました。
ハーロック「鉄郎!またいつか星の海のどこかで会おう!」
メーテルとアイコンタクトを取るエメラルダス・・・。
みんなに守られて地球に戻った鉄郎とメーテルを乗せた999。
とうとうお別れの時がきました。
鉄郎を地球に残しメーテルは再び999で旅立ちます。
鉄郎「どうしても行くのか?」
メーテル「私は時の流れの中を旅してきた女、でも昔の身体に戻るために・・・」
鉄郎「じゃぁ、やっぱり冥王星へ・・・、俺待ってるよ、もう会えないのか?」
うなづくメーテル
「いつか私が帰ってきてあなたのそばにいても、あなたは私に気がつかないでしょうね」
鉄郎にお別れのキスをするメーテル。
キスと同時に発車のベルが鳴り響きます。
「私はあなたの思い出の中にだけいる女、私はあなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影」
閉まる扉、動き出す999。
歩いて、走って追いかける鉄郎。
999を追いかけながらメーテルの名前を叫び続ける鉄郎!
完全に涙腺崩壊です!
「今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。
今、万感の思いを込めて汽車が行く。
一つの旅は終わり、また新しい旅が始まる。
さらばメーテル、さらば銀河鉄道999。
さらば少年の日・・・。」
そしてここで主題歌である「銀河鉄道999」のイントロが流れます。
「さぁ、行くんだ、その顔を上げて~、新しい風に心を洗おう・・・・」
そのままエンドロールで終わりです。
あー、なんて素晴らしい銀河鉄道999、
あー、なんて素晴らしい松本零士の世界。
999マメ知識です。
999は作者が実家の近くを通る鹿児島本線の列車、
そして自身が上京した際に列車から臨んだ星空がベースになっているらしいです。
作者は鉄郎に上京した当時の自身を重ねていたのかも知れませんね。
結局メーテルの正体もはっきりとはさせないまま終わっていますが、
逆にそれが謎めいていて良いのかも知れません。
コミックの場合はメーテルが鉄郎に正体を明かすシーンがありますが、
鉄郎が断っている下りがあります。
ちなみにエンディングの「銀河鉄道999」はEXILEではなくて、
ゴダイゴというバンドですから・・・。(笑)
エンディングの999を追いかけていく鉄郎とメーテルのくだりは、
音声を録音する時に声優さんたちの感情が感極まってしまい、
オイオイ泣き出してしまいしばらく録音ができなくなるほどだったそうです。
999は私たちが忘れかけていた何かを取り戻させてくれるような気持ちになります。
是非皆さん一度ご覧ください。
この続編の999も大変良いですよ!
大変長くなってしまいましたが、
999の感動が伝わりましたでしょうか?
大分店 ヤマモト