おでかけ大好き

お金のかからないおでかけ&ささやかな幸せ&読書など。毎日楽しいことばかりだといいのにな。

日日是好日

2018-10-24 20:47:11 | 映画


3か月ぶり!?に映画にきました。
夏休み~お祭り終わるまで忙しいのよね。

ばあばたちももれなくついてきました。


タイトルの「毎日好い日」とは、お茶を通じて感じる四季折々とリンクする人生の折々を味わい尽くすこと。長い時間かけて、これを覚る主人公。

暑いも寒いも浸ってみれば、それぞれに味わい深い。人生も同じね、と。

黒木華ちゃんも普通に可愛いけど、やっぱり存在感は、やはり樹木希林さんよねー。

波乱万丈の人生を味わい尽くすを体現しているものね。

樹木希林さん訃報の後、彼女の最後の撮影を密着した番組、ちょうど観たのがラストシーンのみ。

それが、この映画の撮影のあと、密着取材の方に「こんな時間までいて、終電無くなっちゃったんじゃないの?」とさらっと声をかけつつ、廊下を歩み去って暗がりに消えていく後ろ姿。

相手をさりげなく気遣う余裕があって印象的で、この映画を観たいと思ったのでした。

お茶の所作って難しそう!所作の大失敗で笑えるシーンもたくさんありました。

お茶の所作の手順を頭で覚えようとせず、手が覚えるのを信じて、繰り返す。その型や枠が完成されると、頭や心は自由になって、季節や人との関係を味わう余裕ができるのかしら。

そうそう、若い主人公たちが、カラオケでユーミンの「真夏の夜の夢」を熱唱シーンがあったから、1993年くらい?

服装や電話機とか、その頃の女子の就職(永久就職=結婚)とか同世代っぽくて、懐かしかったです。

作者は60代らしいので、もう少し上の世代みたいですけどね。

映画っていろんな楽しみ方ができてお得です。

レディースデイとはいえ、ほぼほぼ満席でビックリでした。

伯母はうとうとってたみたいですが、昨夜眠れなかったから!なんだそうです。

よい映画を見て、今日も好日でした。

空飛ぶタイヤ

2018-07-04 13:44:54 | 映画


久しぶりに映画を観ました。

「ワンダー 君は太陽」を観たかったけど、時間が合わなかった。残念。

ハリソン・フォードじゃない「ハンソロ」には魅力を感じなかったし、

「羊と鋼の森」は、映画映えしなそう。多分原作のほうがいいね。

「万引き家族」もねぇ。テンション上がらなそう。


「空飛ぶタイヤ」タイトルからはファンタジーみたいだけど、池井戸さんだから、ざっくり銀行ガラミです。

原作は数ページで挫折したのでした。

リコール隠しをする巨大企業と中小企業の抵抗…。でも内実は、企業内部の浄化作用はどのように組織に押し潰されるのか的な。そしてちょっと銀行ガラミ(やっぱり)

これでもか!な豪華俳優陣の配役がバッチリはまってました。

意外に作業服の長瀬くんが中小企業の社長に違和感なかった。

女を口説く以外は、なにもしなかった高橋一生さんが、なんでまたポスターではこんな大きく??

中小企業の番頭役の笹野さんや大企業の偉くて悪いヒト、敵役としての岸部一徳さんのお蔭で厚みがある。

本当にキャストが豪華。デキる企業マンに、イマ旬なディーン様はもちろん。

蔵之介さんとか榎本明さんとか、とにかくチョロっと出すのが勿体ない役者さんがいっぱい。むろん、ムロさんも軽くていいよ。

原作からすればハショリ過ぎなんでしょうが、読んでないのが幸いもあるけど、満喫。

本当は「白い巨棟」並にツーシーズンくらい使って、日曜劇場とかで丁寧に見たかった。

池井戸さんだし、「陸王」くらい行けたんじゃないか。

当たりでよかった!









シェイプ オブ ウォーター

2018-03-15 12:04:40 | 映画
アカデミー賞なので、観てみました。

全編が青碧の色調、ノスタルジアな町並みで美しい画像でした。

米ソの冷戦時代、アポロ計画の頃?60年代くらいなのかなぁ。

科学研究所も昔の特撮モノのような懐かしさ。

テレビから流れてくる音楽やミュージカルにも手が届かない華やかさがある。まさに夢の世界。世界がお茶の間のYouTubeとは違うのよね。

男尊女卑や人種、障害者、同性愛者、異文化への差別…マイノリティについてのお話なんでしょうが。

やっぱり水魚人?の姿は受け入れられないなぁ。これが人魚(女性設定)だったら抵抗ないかも。そこがすでに差別と思いつつ。

関わるかどうか決める際、コミュニケーションを始める前に、やはり姿形というのは重要。

生理的な好き嫌いは仕方ないけど、せめてお互いに非礼のないようにしないとね。

アニメにはよくある設定での、実写でのおとぎ話です。

でも窓越しの雨の演出とかが、美しいだけでなく物悲しく、なおかつエロティックでした。

本編を頑張って熱心に観た反動なのか、エンドロール後半に眠ったみたいで気がついたら隣の人いなかった!(いつになく人がいっぱいでした)

アカデミック過ぎて、脳が疲れたのかな。









グレイテスト・ショーマン

2018-02-22 20:52:08 | 映画


「ララランド」堪能したので、上映を楽しみにしていたミュージカル映画です。

主演が人間味溢れる(ように見える)ヒュー・ジャックマン様だし。

この人、うっとりするほど声がいいよね。未だに「レ・ミゼラブル」観なかったのを後悔するわぁ。

歌もアクションもガタイもいい。ほんとに人間なの?アンドロイドと言われても驚かないよ。


因みに、道を間違えて、すごい細い路地の八百屋さんの角を曲がって並べてある野菜にぶつかりそうになったりして、到着が遅れましたが、

運よく入り口近くの駐車場が空いてたり、チケットがスムーズだったり、予告中に入れました。これは働き者のオットの徳だな。

でもオットは昼食のお店でトイレに行ってなかったので、途中のメッチャいいラブい場面でトイレへ。

まあメッチャいいラブい場面でお漏らしも困りますからね(((^_^;)


サーカスを作った夢想家の話です。実在のモデルもいるのね。

ミュージカルってなんか大袈裟で…なんて否定的に思う間もなく、「ララランド」同様、オープニングからいきなりのショーアップで、一気に舞台に放り込まれる。

ハートがビートする。多分、ラストと繋がる盛り上がり。とにかくカッコいい。

ミュージカルの臨場感と映画のクローズ感のいいとこどり。プロモーションビデオみたい。

なぜここでいきなり歌う?って感じがなく、溢れる心情の演技と歌い出しが自然。

そして詩や楽曲が今時でキャッチー。

差別や偏見、貧富や階級による不自由さ、優越感、劣等感。幸福とは。昔の話ですが、今の時代もさほど変わらないテーマですね。

もう一度観たいなぁ。

娘ちゃんのたちが、最初から最後まで妖精のように可愛かった。特にラスト、舞台の中の妹ちゃん、無垢でいとおしい。天使かよ。

「ぷぷぷ、うちのムスメっぽい!」と思ってたら、映画終わってすぐ、オットが「あの子の役、ムスメみたいだったね」と。

やっぱり親だとおんなじこと思うのねー。

オットも「明るい話で好きだな」と満喫したようだし、オットには映画を選ぶ余地がなかったので、気に入ってよかったー。

オットとは違うところがいっぱいあり、色々ぶつかるたびに、お互い自分ばかりが譲ってると思い込んでますが(((^^;)

根本的なところで、好き嫌いが似ているから、一緒に居られるのだな。










羊の木

2018-02-14 17:29:17 | 映画


引き込まれた。

俳優さんがみんないい。普通と普通じゃないの曖昧さ。だから錦戸くんもちょうどよい普通さが引き立つ。

特に松田龍平、キミ、ただならぬよ。

感じ悪そうだったり、好い人そうだったり。

好感持たれてそうだったり、避けられてたり。

経歴を聞いた途端、見る目が変わったり、変わらなかったり。

しかし、羊の木の意味が最後までわかんなかった。

信じて待てば、羊のような良いモノがなるよ!ってこと?

つい色々考えてしまいそうな、でもなにもわかんないような映画でした。

原作のコミックも読んでみたいかも。また映画と違うのかな。

そういえば、「羊と鋼の森」も映画化するのね。ストーリーが淡々としてるけど大丈夫か。

「ラプラスの魔女」も桜井翔くんと広瀬すずちゃんで映画化するんだね。んー、あの原作は…私的には…どーだかしん。

ワタシが映画化で観たい(聴きたい)のは、「蜜蜂と遠雷」。配役は全然浮かばないけど…。(若手俳優がわからん) あの鼻っ柱の強そうな審査員は、吉田羊さんとか。

直木賞作品だから、いつか映画化するよね。で、原作に忠実に、必ず浜松でロケしてくださいね。

次は、「グレイテスト・ショーマン」か「シェイブ・オブ・ウォーター」がいいかな?