Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

体性知覚Proprioception

2021-08-27 | 姿勢

自分が感じる自分の体の感覚は

果たして正しいのだろうか。

The body sense can be correct

for the body’s actual feeling in the move?

 

バレエのレッスンを受けていると

常に先生から姿勢を指摘される。

When I take a ballet lesson,

my teacher always pointing out my posture.

 

“肩を下げて”

“Lower your shoulder(s)”

”目線を高く、一点に集中して“

“Look up, focus on one point”

”腹筋を使って“

“Use your abdominal muscles”

“肩と骨盤を並行させて”

“Parallel your shoulders and pelvis”

“軸足をしっかり固定させて”

“Lock the supporting leg tightly”

“腕が線から外れている”

“Arms are out from the line”

“足の位置がずれている”

“Foot angle is wrong”

“胸を開けて”

“Open your chest”

“胃を閉じて”

“Button up your stomach”

“腹筋を締めて”

“Tighten your abdominal muscles”

 

上記以外にも同じ指摘を2年以上

言われ続けているのに、

私は頑固にも同じミスを繰り返す。

Other than the above I mentioned,

the same indications I have been told

for more than two years,

but still, I stubbornly making the same mistakes.

 

ある時は、『これ以上正しい姿勢は取れない』

と確信までして、

正しくやっているつもりなのに、

足の角度が違うと指摘される。

Sometimes, I persuade myself that

『there is no more accurate execution for this pose』

and surely supposing that

I am doing the exact correct positions,

but my teacher points out that my foot angle is wrong.

指摘されるとすぐに正すのだが、

結構ショックになる。

I correct the poses as soon as pointed out,

but I get to quite a shock.

 

自分が感じる体の感覚が、

『あるべき』『感じるべき』感覚とずれていることに

気づかせてもらえるのはありがたいことではあるが、

自分の体をコントロールできていないことに悔しくもなる。

Advice that makes me realize

the actual execution is not matched

to be 『SHOULD BE THAT WAY』

『SHOULD FEEL WITH THAT WAY』

and I appreciate for problems be taken out

but at the same time, I feel frustrated

due to being unable to control my own body yet.

 

 

先月から筋肉トレーニングを始めて以来、

動かしたい内筋を感じ取り、

その部位を思うように動かすことは

非常に難しいとわかってきた。

Since last month as I started to train my muscles,

I found sensing the exact part of inner muscles

which I want to move is hard to feel it

and difficult to execute as I desire.

 

例えば、腹筋を鍛えようとして、

胸の下から骨盤の上あたりを

上部、中部、下部、側部の4等分に分割し、

それぞれの部位に意識を集中しつつも、

狙った特定の部位だけを動かすのは、

相当な練習が要る。

For example, to train abdominal muscles,

dividing it into four equal parts

in between the lower chest line and pelvis upper line as,

the high above part, the middle part,

the lower part, and the side parts,

and then to move out the target muscle only with concentrating,

it needs a lot of practice.

 

股関節周りの筋肉を鍛えるのも、

股関節周りの筋肉感覚を感じとるまでの過程も、

またまたの大変な作業になる。

Also, training the muscles around the hip joint

and the process of feeling out the muscle mobile sense

is another difficult workout too.

 

自分の体にもかかわらず、

体を成している筋肉の繊維を分割し

分別して感じることは非常に難しい。

Despite it is my own body, it is extremely difficult to feel

the fibers of muscle distinguishably with cognition.

それでも自分が自らを訓練しているつもりでやっているのだが、

やればやるほどしんどい。

Even though I suppose to trying to train myself

but the more I do it the harder it is.

 

だが、皮肉にもその苦しい身体訓練が、

雑念を切って、祓ってくれている。

Ironically, however, the painful physical training

has helped me out from the useless thoughts,

and it cuts the distracting mind too.

 

体が苦しければ苦しいほど、

脳の中は晴れて澄んでいく感じだ。

The harder the body,

the clearer and bright inside of the brain to get.

 

果たして、いつか自分が自らの体を統制できるようになれば、

正しい体性感覚を持てるようになるのだろうか。

Surely enough, will I be able to have accurate proprioception

if I am able to regulate my own body someday?

 

とにかく、自分のエゴ感覚を自分の体感覚と一致させていくことだけに

精一杯なこの頃であるのだが。

In any case, utmost I am exerting myself

to match my ego-sense with the sense of proprioception...

 

 

 


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17 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (真聴)
2021-08-27 08:50:25
龍樹さまの教えに「難易二道」があります。
ここらで、「易行道」の勉強をはじめますか?バレーレッスン、ご苦労さまです。
返信する
ご参考まで (榮 久)
2021-08-27 09:09:29
体幹を意識するのは舞踏も武術も同じなのか
兄妹で使う体幹トレーニング用具に
一本歯の下駄・バランスボードがあります。

動き出すための立つ姿勢には

一本歯の下駄で歩いたり
バランスボードへ柔らかく飛び乗降りが出来るように兄妹で曲芸の練習みたいに繰返しています。

バランスボードの乗り降りには膝抜きという
体術を参考にして練習出来ると思います。

下駄は専門店もあるのですが Amazon にも
返信する
Unknown (桂蓮(くりのみ先生へ))
2021-08-27 10:55:11
難易二道には、難行道と易行道があるようですね(コトバンク曰く)
そろそろ本格的に腰を下ろさないと、と思ってましたので、
ズームに参ります。
返信する
Unknown (桂蓮(榮久さんへ))
2021-08-27 11:07:32
膝抜きは古武術の参考ビデオで何回か聞いたことがありました。
実際、私も古武術の構え方が
バレエの理論より実質的、効率的に効きました。
で、バランス板もすでに買っております。
気が向いたら使ったり、
パッセの演習に使っています。

柔らかく飛び降りできるレベルになるまでは
道のり険しいですが、
着実に、遅く進んでいます。
でも妹さんのように習慣にはなっていなく、
気が向いた時やレッスン前日だけしかやらないので
もう見直す必要がありますね。

そう言えば、古武術を知ったのも
榮久さんが棒術についてコメントしてくださって
それにリンクして当たった、でした。

ところで、夏がいよいよ終わろうとしているからか
暑さが狂い出したかのように
毎日が蒸し風呂のようです。
まあ、それでも私はすきですけど。
返信する
Unknown (閑斉)
2021-08-27 17:26:34
筋肉繊維一本と会話しようとされているようです。
信号は一本づつ来ているので、究極的には可能なんでしょうね。
返信する
Unknown (桂蓮(閑斉さんへ))
2021-08-27 23:02:28
そうです、究極的な狙いは
筋肉繊維一本一本の分離、脳へのリンク
運動神経の最速化に挑戦しています。
(その最速化をより具体的にさせるための基礎固めの段階)
さすが、毎日お歩きの閑斉さん、言おうとしていることを先回りされていますね。
返信する
En dehors (榮 久)
2021-08-28 06:45:49
妹曰く

基本ポジションは「En dehors」にあって
左右の足を外側に180度開いて立つこと
これが全世界のバレリーナの原点

習慣的に心掛けていることは
姿見のある練習部屋で自分の動く姿を確認する
「可能ならスマホで動画を撮って姿の点検」

バランスボード飛び乗りと飛び降り
* En lair  バレエはつねに跳躍

一本歯の下駄での体幹バランス
* 身体の芯をとらえるよう意識を集中する Releve
* 内腿を引き寄せあうようにする Sus-sous

日々の積み重ねです、と。
返信する
Unknown (桂蓮(榮久さんと妹さんへ))
2021-08-28 11:06:30
『鉄の定礎』をわかりやすくポイントだけ集約してもらって大変ありがたいです。
(教えてくださったこととそれを伝えてくださったこと)

アンディオールは案外(予定外)にできてしまって、
175度は無理なくTurn outできるのですが、
(事前に筋肉ほぐしたときは辛うじて180可)
シャンジュマンで下りる時には
開いて崩れてしまいます。
(ジャンプは汚く、本当に見れるもんじゃないですが、一応やり方は知っているので)

通い始めた時に先生から、足が開いている、と言われました。
おそらく、坐禅坐りを続けていたから
股関節が開いたと思います。
(その背景は先生に言っていない)
正直、クラスで舞台立つレベルの子何人か除いて
アンディオールできるのは
私だけかもしれないです。

鏡はまだ見れる立場じゃないと(身分でない)
自分で思っています。

パーを覚えるだけでもう精一杯なので、
ぱー(Pas)が不正解でも
今は、もう勘弁してくださいまし、レベルなのです。
おそらく、妹さんが見たら
どこから手を出していいか、あっけにくれるでしょう。
というのは、手を出しようがない、レベルなのです。

バーワークは何となくついていけるようになりましたが、
いざ、センターワークになると
練習していない振り付けは誤魔化して
ヘラヘラしてます。

>体幹バランス
* 身体の芯をとらえるよう意識を集中する Releve
* 内腿を引き寄せあうようにする Sus-sous<
これはわかりやすい概念なので
明日の土曜午前レッスンに実行してみます。

この前、先生に今年末か来年始め頃までに
トウシューズ履けるように
体鍛えているのだが、果たして可能なのかと
ちらっと聞いたら、
全てに不可能はないと曖昧に返事されました。
けど、その後
明らかにトウシューズ向けの振り付けに変わってきたので、
先生もそのつもりでいるのかなと。

兎に角、私は今バレエのパーを辞書的に理解できて
用語だけで再現できることを目標にしています。
だから、先生も抜き打ちで
用語を書いたカードを見せて
私ができるかをテストしましたね。


まあー私のファンタジーとしては
いつか旅行ができるようになれば
妹さんにバレエブットキャンプをしてもらうのが
夢ですが、
なにせ、私がいつになったら
受けるようなレベルになれるのやら、

用語だけで踊れる、ようになるのが
目標ですけど、
そこまで、まさに『日々の積み重ね』ですね。

今の見積もりじゃ、後一年半くらいで
(一年以内にするのが理想)
妹さんの指導を受けられるレベルになるかも。
(いや、そう持っていくいくべき)

まあ、えらそーに書いてみましたが、
なにせ、ピルエットもあやふやな私が述べる立場じゃないなーと
でしゃばった抱負かなと思ったりしてます。


>* En lair  バレエはつねに跳躍

なんて贅沢なことばでしょう。
土を這っている毛虫レベルのワタシにはもうー
でも、いつかそうなれるように
ガンバリます。

追伸
榮久さんと妹さんお二人に言っているような感じで書いたのですが、話があっちこっち飛んでいても
まあ、言いたかったことは
道のり遠し、けどノロノロ歩いている、との報告として読んでください、とのことです。
返信する
Unknown (幽霊と枯れ尾花??)
2021-08-31 00:29:13
どなたか今回の私の記事内容と

https://blog.goo.ne.jp/jikisaim/e/b34a07f750a282c02f08ebadb9a34356

添付した記事内容といかなる関連性がおわかりの方
それが何を指すのか、教えてもらえますかね。
返信する
持って生まれたものか (榮 久)
2021-09-02 04:51:22
懐かしく読み返してみました。
158ものコメントがあり時間がかかりました。

*「道元禅」の元
『「非思量」とは、幽霊でも枯れ尾花でもない、存在の手前を露わにする行為と言えるでしょう。「ある」も「ない」も無効となり、ここにおいて「無記」を実践的に担保する』と南禅師は解する「お題」でした

2021-08-31 00:29:13>>
添付した記事内容といかなる関連性がおわかりの方
それが何を指すのか、教えてもらえますかね。

*そこで検証してみました
2018年11月10日>>
158通のコメント中
桂蓮さんは
『理論を理論で解く、
この矛盾に直面しても
それに頼らず、
自分の最善は尽くしたが
常に限界に直面せざるを得ない』

最近のでは
>> 2021-08-17 00:40:04
入れ替わらない自分という意識は一体何なのか?
実は私もずーとそれを考えています。

>>2021-08-17 06:03:20
過ぎ去っていく景色を見ながら
彼はどう考えたのだろうか

>>2021-08-18 15:38:02
例えば、私が有と無の存在概念、
有から見た無
無から見た有
その関係性を話そうとしても
・・・
話が途中で切れてしまいます。

>>2021-08-27
体が苦しければ苦しいほど、
脳の中は晴れて澄んでいく感じだ。

◎  2018-11-10 01:53:35
>> 何十年も違和感を持ったまま
権威のある人達の説教を黙々と
聞いてきたが、
・・・
   ・・・
   
長い間、この解けない疑問と
独り黙々戦いながら
『自問自答しながら
諦めては、再起して
その繰り返しだった。』 

>>>
 「自分で考える」
「ある考えがある考えになることの不思議」が
気になる体質なのか
◎そのなかには私も
やはりこれからも

2018-11-10 01:53:35の中での
『 自問自答しながら
    諦めては、再起して』
に答えが >>

身体を鍛えつつ思索する
その繰り返す日々を楽しむこと
なのかな・・・と
  
  やはり答えにはならない
  ごめんなさい
返信する

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