Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

体の軸② Axis in the body 2nd

2024-03-08 | バレエ

 

バレエでの基本は

体の中心をコントロールすることである。

要は、自分の体重をコントロールすることである。

 

坐禅は自分の思考をコントロールすることだから、

脳内回路の配線問題になる。

バレエと坐禅では

脳内と体内の管轄領域が異なるように思えるのだが、

神経伝達物質をコントロールする面では

実際その基本は同じである。

 

バレエを習い始めて4年過ぎているが、

私は未だに自分の体重に支配されている。

自分の足一本を上げるにも

重たく、体の軸も崩れがちである。

 

両方、体重に支配されているから、

坐禅の時も時間が経つと

坐りの軸が脆く、崩れてしまう。

 

これらの軸問題に意識できたのは2年も前なのに

未だに克服できていない。

だが、問題が認識できた分、

どうすれば克服できるかを考え直し

あれやこれやとトライできてはいる。

 

軸の安定は、人それぞれ、

生まれ持った遺伝子構造によって

管理システムが異なる。

私は自分の遺伝子構造に合った

身体管理システムを安定させたいのだが、

思ったより簡単ではない。

 

勿論、バレエ教科書や辞書的な教えは、

基本中の基本を教えているが、

頭で理解したのは体で現れない。

 

去年までは頭で理解できれば、

脳がどのように納得したかが

体に自然のように表れると思った。

それが、安易で愚かな考えであったと

分かったのはつい最近である。

 

所見だが、バレエをやっていない人も、

自分の体の中心を見つけ、

コントロールしようとすれば、

その中心が坐っている時と立っている時に

変わることを見つけられると思う。

 

バレエや坐禅だけでなく、

軸を安定させる作業は

体の整列を正しく整え、

体の動作をキレイにさせる。

 

みなさんも気が向いた時に

軸探しに集中するのも

自己開発に良いかもしれない。

 

Axis in the body 2nd

The basis of ballet is how to keep the central axis in the body.

The key point is to control one’s body weight.

Zazen-meditation is how to control one’s thoughts,

so it is about how to wire up the circuit of brain neurons.

 

Both ballet and zazen-meditation look different

in the jurisdiction of the body or brain,

but actually, they are the same in terms of controlling neurotransmitters.

 

It’s been four years since I started taking ballet classes,

but my weight still dominates me.

Even lifting my one leg gets really heavy

and my body's axis often crumbles.

 

In the case of doing zazen-meditation also,

my sitting form often gets fragile and crumbling

when I try to keep the central axis over time

because I was controlled by my own body weight.

 

Two years have passed since I was aware of those problems,

but I still haven’t overcome them.

However, from the moment I recognized it,

I began to rethink ways to overcome the problems by trying this and that.

 

The management system stabilizes one’s axis in different

depending on the genetic structure of each person.

 

I wanted to develop my body management system

to keep stability that matches my genetic structures,

but it was not as easy as I expected.

 

Of course, ballet textbooks and dictionaries

teach us the basics of the very basic,

but what I figured out is

how much I understood with my head

it does not help in manifesting my body.

 

Until last year, I expected that

if I were able to understand with my head,

my body would also understand

as my head experienced naturally.

Finally, I did realize that it was a fool-proof facile thought.

 

If I can give a tip to someone who never tried any ballet practice,

if you focus on where the body axis is in your body

and give it a try to control, you will find that

it can change your posture of sitting and standing to be right.

 

Not only ballet or zazen-meditation,

but also working on stabilizing one’s body axis

and body arrangement make body movements righteous.

 

So when your mood allows you to find

where your body axis is and try to focus on it,

it may help self-develop better.

 

 

その他

添付した写真は2階の部屋から見える裏庭です。

2年か前に撮っておいた古ものですが、

なんだか懐かしく思えてきましたんで...

 

それと、今までは英文と和文を行ことに訳してきましたが、

急に慣れてきたことを変えたくなったので、

和文と英文を分離してみました。

英語は天秤のように、1には1或いは1対1のように

両辺が同じくなるべきものでなく

意味合いが同じなのかが肝要だと思います。

なので、単語や文章を一々計算するよりは

あの国の言語文化ではそう言うのかと

気軽に理解すると脳に負担が少なくなります。

 

 

 

 

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弱点克服トレーニング(編集分)

2024-03-01 | 身体症状

 

目は自分が目であると分からない。

目は見るために作られたのでなく、

結果的に見るようになった身体器官の一つにすぎない。

 

この前、神経構造が知りたくて

その関連のサイトを観ていたら、

ある脳神経医者のケース研究に興味が湧いた。

脳の言語解釈をする領域が損傷された人は、

他の日常の音は聞けるが、

言語だけは聞いても理解できない実例が紹介されていた。

 

左脳にあるその脳部は聞くことと

見る視神経を司る部位に近接しているようで、

自分の視神経はどうなっているかを試してみた。

まず、左目を完全に塞いで見て、

次から右目を塞いで見た。

 

びっくり仰天したことに

私の左目はほぼものが見えないほど悪くなっていた。

濃い煙の中にいるように全てがボヤけて見えた。

今まで見ることができたのは、

何の問題の無い右目が左目の分まで頑張って

左目の弱点を完全にカバーしていたからだった。

 

私には、もう何十年耳鳴り問題もある。

それも左耳だけ耳鳴りがあって、

医者も原因が分からないと言っているし、

これといった治療法も無いと医者から聞いた。

左目がこんなに悪いのに

左耳も良いはずがないのは明白である。

 

勿論、耳鳴りに関するYouTubeとか医学論文とかは

あるだけ観て読んでいるが、何も効いた試しがない。

耳鳴りの不愉快さに気にしていたら、

私はすでに気が狂っていたかもしれないが、

幸い坐禅をやっているから

心理的な苦しみはなんとかコントロールできている。

 

私は医者の話に依存しない。

ただ医者の見解を参考にして、

自分でできることは無いか

工夫する方式を定着させている。

 

なので、左目に弱点があるならば、

どんなに弱いか問題を明確にして、

どうすれば弱点を克服するかを考えるのが

我流であり、独りよがりでもある。

弱点を弱点のままに放置しないのもあるが、、、

 

方法として右目をほぼ完全にカバーして

左目だけで生活してみることにした。

今も左目だけでこの文字を打っている。

 

左目だけだと全てに焦点が合わず、

ものの境界線もぼやける。

食べる時は箸やスプーンの位置がズレって、

つまみだしたり、

すくいあげたりすることが困難になる。

 

特に面白いのは、

人の顔の特徴が見えづらくなり、

画面に映る人の顔表情が伝わらないことだ。

 

言語を司る脳領域の近くに

人の顔を識別する領域があることを思えば、

そう不思議なことではない。

 

とにかく、私は先週末から

何の問題の無い右目は

極力使わないようにしている。

 

いつまで続けられるか分からないが、

結果で結論を出せるまでやってみようと思う。

 

 

補足など

今回も和文だけ先に投稿します。

気が向いたら、今まで英訳しなかった記事を

訳す作業を始めようと思ってはいます。

しかし、最近家の本棚に飾ってある本を読み始めているのもあって

パソコン開く気に中々なれないですね、言い訳ですが。

 

補足②

記事を書いてた時は、片目で文字がボヤケて見えても

大雑把な感じで文字を打って、

そのまま投稿したのでしたが、

今、両目で記事を読み直したら

誤字脱字があまりも多いので恥ずかしくなりました。

なので、今ちゃんと両目を使って記事を編集しています。

①回目の投稿では、文字にあやふやな感じがあっても

そのまま変換させていたため

『箸』を『橋』で書いても

脳は勝手に『箸』として認識していて

渡る橋を食べる道具の箸として

漢字誤変換したとは全く気がつかなかったです。

しかも、文脈が合わない文章も散乱していたのに、

片目だけの時は、その文脈のズレを自覚することができなかったです。

本来なら、間違った文と改定した文をBefore&Afterで比較すべきですが、

あまりにもミスが多かったので、ミスを直し編集することにしました。

片目だけだと理解力、認識力に支障が出るのですね。

しかも、それを自覚することができない、恐ろしいですね。

 

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