Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

人体の幾何学Geometry in human figures

2022-11-01 | バレエ

 

 

 

 

バレエは体で表現する空間芸術である、と言われる。

Ballet is spatial artistry rendered by the human body,

as it has been told.

だが、そこまでできる人は

0.00000N%(NはXの数)にすぎない。

But, only 0.00000N%(N is the number of an X)of them

can show it.

 

バレエをやっている大概の人は

人体の究極な使い道を証明して

見せているだけだと私は思う。

Most ballet dancers are just demonstrating

the ultimate way of using the human body, I guess.

バレエの芸術性を空間で描ける人は、

バレエマスター級でも刻少ないとも思う。

I also assume that the people

who can draw the artistry of ballet in space

are extremely few even with a ballet master's degree.

 

では、バレエにおける芸術は何だろうか。

Then, what is the artistry in ballet?

私は、『目に見えないものを見せるエネルギー』であると思う。

I guess, it is 『An energy that can visualize things invisible』

 

例えば、『極限の努力の結果』とか

『人体で描く究極美しい線』とかの

概念を目に見える形にすることであろう。

For example, it would be like,  

『the outcome of utmost efforts 』or,

『the ultimate beautiful lines are drawn by the human body 』

making those invisible concepts be seen.

 

私がバレエを本気でやろうとしようと決心したのは、

何と今月からだった。

It started this month! that I seriously decided

to do ballet with my awareness.

以前は、『正しい知識があれば、どんなに高齢でもバレエはできる』

ことを自ら証明することが目的であった。

In the past, the goal was to prove to myself that

『no matter how old age people have can do ballet,

     if they have the righteous knowledge』

 

いつのだったか確定はできないが、

その目的地に到達できる期間が推定できるようになって、

証明するのはただの時間の問題であると思えた瞬間があった。

I am not sure when it was

but there was a moment have come thought that

I can prove it in certain periods,

and it is merely a matter of time,

as I was able to estimate

how long it would take to achieve the goal I have.

その瞬間、バレエに本気になった、と思う。

At that moment,

I am unquestionably earnest about ballet, I guess.

 

バレエは幾何学の芸術でもあると私は思う。

I also think ballet is an art of geometry.

線、立体、角度、

この3つの基本要素で美しさの極限を表現する。

Line, Cubic, and Angle, with these three fundamental elements,

express the ultimate fineness and beauty.

 

美しさは文化や慣習によって見方が変わるが、

究極の美しさはその制限条件を超える。

The viewpoint of beauty varies

depending on cultural basis or customs,

but the ultimate beauty transcends whatever limitations.

要するに、文化差と通念の美意識の境界線を超えられる。

In short, it transcends the boundaries of

cultural differences and conventional aesthetics.

 

算数が人類共通の算術であるように、

究極に美しいバレエはどんな人の目にも

ただ純粋に美しく見える、と思っている。

Just like the method of mathematics

is the common arithmetic to all human beings,

if the ballet is ultimately beautiful

it will simply beautifully be seen

in the eyes of everyone, I also assume it.

 

だが、現実の世界では、

バレエは子供の時から始めないといけないとか

体が硬いとできないとか、

手足が短いとできないとかの身体制限が

学びの制限になっていることが多い。

However, in reality,

ballet must be begun in the early years,

or it can’t be done with a stiff body,

or someone with short limbs is not acceptable to do ballet,

such physically limited conditions prevent learning ballet. 

プロとして働くなら、それらの基準ももっともであろう。

Those options might be reasonable

if someone wants to work as a professional.

 

けれど、バレエを習えば、

どんな身体的な問題があろうと、

その問題の中で正しく体を使うことを学べる。

But if you learn ballet,

no matter what kind of physical problems you have,

you can learn how to use your body properly

in the given physical conditions.

 

どのような体の制限があっても、

その制限の中で正しくなれることを

バレエは教えている。

No matter what limitation the body has,

ballet teaches that

you can be correct in the regulations.

 

 

*The pasted Kandinsky painting borrowed from a web.

添付したカンディンスキーの絵はウェブから借りました。

 


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5 Comments

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Unknown (閑斉)
2022-11-01 16:54:59
ずんぐりむっくりの人がバレーをしても映えないでしょうね。
私見ですが、まず、体型がギリシャ彫刻みたいに美しくあることが前提と思いました。
そのためには、筋肉を理想形に仕上げる努力が求められるでしょうか。
そして芸術になるには、内側から輝く精神面での神々しさも必要かなと思いました。
返信する
美しさの要点 (のしてんてん)
2022-11-01 20:40:10
私見ですが、美しさと言うのはその人の立ち位置と自然の摂理と言う二面性があるように思います。

体型云々と言うのはそれぞれの立ち位置、感じ方で人それぞれだと思います。

他方、自然の摂理が体現した美しさはには体型など意味がありませんね。それぞれの体型に美があるのですから。

「どのような体の制限があっても、
その制限の中で正しくなれることを
バレエは教えている。」

良い学びとなりました。
本気の決心に拍手で^す^
返信する
Unknown (閑斉さんへ)
2022-11-01 23:53:13
筋肉を使いこなせたひとしか書けないコメントですね。
まさに、バレエの核心、ずばり!ですね。

どんぐりずんぐり、この日本語
本当に正しいことば?だと思います。
中には結構いますが、誰もそれについて
何も、絶対に言わないです。
日本でバレエスクール通ってた時に
結構見かけましたね。
(あの時は私すんごく痩せていて今の半分サイズでした)
ここでは、どんぐりずんぐりは
=ぷよんがっちがっち、ですかね。

>内側から輝く精神面での神々しさ
それ、スベトラナー ジャッハロヴァ(スペル覚えてません)
の舞に現れているかもです。
返信する
Unknown (のしてんてんさんへ)
2022-11-02 00:03:33
>それぞれの体型に美がある、私もそう思います。
水曜、ビギナークラスにいつも来ている仲間の一人に
体型がバレエに適していないような人がいますが、
私はその人の体型が美しいと内心思ってます。
しかも彼女の足は、外反母趾で
それは酷く曲がっているのです。
そのくらいなら、歩くことさえ苦痛だろうけど、
彼女はレギュラーメンバーの一人なのです。
彼女は趣味程度のバレエなので、
私が通い出した時と同じレベルですが、
彼女が欠席すると
誰もいないような、寂しい感じになります。
不均衡な体型をしている彼女から
いつも、その不均衡が美しいと思っていたので
そうですね、それぞれの体型が美しい、ですね。
返信する
心のエネルギー (のしてんてん)
2022-11-29 08:10:02
心と思える内面の全ての感じというものは、実はエネルギーを内側から体感したものだと思えるようになりました。

すると毎朝の目覚め、頭脳のすっきりしたときに、苦悩をエネルギーとして冷静に見えるようになったのです。

すると次のステップがやってきました。

苦悩はエネルギーの体感だと理解したら、自然にそのエネルギーを取り巻く空のエネルギーにつながるのです。
すると、苦の体感とは全く違ったところから自分を包むように至福の体感が朝日のように拡がってくるのが実感できます。

私はこの体験を、思考エネルギーが空のエネルギーと溶け合う体感だと確信できるようになりました。

失うものも、失ったものも、何もない。丸裸で空に包まれ浮かんでいるという理解です。

その検証を続けています。
貴方の心にはどんな波紋が広がるか分かりませんが、空はどこまでも同じものです。私の今の心の位置を描きたくなって、コメントに書かせてもらいました。
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