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広島県呉市の皮膚科(皮ふ科)橋本クリニックの橋本です。
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先日書いた
今日ちょっといいことがありました!!
の記事。
NYよりさんからは詳細を早く教えてっていう書き込みがありました。
幸い事態が好転したので書くことができそうです。
というのが、1/15の夜娘達を寝かしている最中の弟からの電話から始まりました。
弟も子供を寝かしつけてる時間のはず。着信を見た瞬間ただならぬ気配というか良くない電話だなと察知しました。
案の定、良くない電話でした。
90歳のお婆ちゃんが血を吐いて救急車で運ばれたという内容でした。
90歳でも元気なお婆ちゃん。1/15の夕食はすきやきの予定で楽しみにしていたそうです。それくらい元気だったので、100歳まで何事もなく生きると漠然と私は思っていました。
ところが・・・。救急車で運ばれる前に、少し嘔吐したため同居している叔父さんから弟に電話で相談していたそうです。
嘔吐に少しだけ血が混じっているいるけどどうしよう。という相談だったらしいのですが、電話してる最中に大量に吐血。慌てて救急車となったようです。
で、運ばれた先が私が勤務していた県立広島病院になったという弟からの電話でした。
慌てて付き添いの叔父さんに電話しましたが、検査中で良くわからないということでした。
90歳で吐血は厳しいなと思いながら、私自身も体調不良の発症直後だったのですぐに駆け付けることはせず家で待機していました。
病院到着から2時間して叔父さんから電話。
どうやら嘔吐物を誤嚥したせいで呼吸状態が悪化したため、挿管(気管に管を入れること)が必要と言われたが、判断がつかない。どうしたものか?という電話でした。
その場に主治医の先生がおられ、孫が医師なので直接話してもらえるか?と伝えてもらったところ、偶然にも主治医の先生が研修医の際皮膚科にいたことがあり、私のことを覚えていてくださいました。
直接お話して事態の説明を受け、挿管して治療するほうがよさそうだという結論に達しました。
とはいえ、90歳。挿管したはいいけど抜管できない可能性が頭をよぎりました(事実そういう患者さんを何人かみていました・・・)が、挿管しないと・・・・。
さすがにまずそうだ!ということで、何ができるわけではありませんが家にいても落ち着かないので慌てて病院に向かいました。
幸いダイエットで、禁酒中なので自分の運転で行くことができました。
私の到着後1時間ほどしてお婆ちゃんに会うことができました。
挿管されており少ししんどそうです。
結局人工呼吸器で呼吸を補助することになりました。
データを見せてもらいましたが、幸い出血は大したことはなさそうでした。
それにしても90歳で誤嚥性肺炎。心不全もあるようです。
後で分かったことですが、DICもあったようです。
正直どれだけもつだろう・・・。と最悪の事態が頭をよぎりました。
良くなる可能性もあるけど、急変する可能性があるから遠方の叔父さんは一度会っておいた方が・・・。と私の判断で叔父さんに伝えたくらいでした。
ところがところが!!
本当にうれしい誤算。
あっさりと1/20に抜管できたんです。
で、『今日ちょっといことがありました!』の記事になったんです。
その後も順調、食事もとれているので何と来週退院の運びとなりました!
当初の事態が最悪過ぎて、ブログに書くことができず、思わせぶりな『今日ちょっといいことがありました!』の記事になってしまいました。
すいませんでした。
本当に良かったです。
今度一緒にお婆ちゃんとすき焼きを食べようかなw
インフルエンザワクチンあります。
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