橋本クリニックの院長のブログ ブログ時々更新中!!

橋本クリニックの院長のブログです。少し考え事をしていたので娘達に任せていましたが、心を入れ替え院長時々復帰します。

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振り込め詐欺

2008年08月28日 11時46分31秒 | 皮膚科医のつぶやき

皆さんこんにちは!日曜日も診療している皮膚科 橋本クリニックの院長の橋本です。

先日当院の職員に振り込み請求メールが届いたそうです。
それで思い出したのが、私の実家にかかってきた電話です。
電話の主が『もしもし○○(弟の名前)だけど』
『どしたん?』
『ミスして患者さんを死なせてしまった』(泣きじゃくりながら・・・。)
『???大丈夫?』と母
電話の主が変わって『△△病院の院長(弟は転勤した後で、別の病院に勤務中)だが、息子さんがミスをして患者さんを死なせてしまった。今すぐに示談にすれば話が公にならなくて済みます。そのためには示談金が必要です』
そこでパニックになった母、たまたま家にいた父に助けを求めました。
『まず○○(弟の名前)に代わってくれ』
『もしもしお父さん?』
明らかに弟とは違う声に『お前だれやぁ!!?』と父。
その瞬間に電話が切れたそうです。
父がいてくれたので助かったと母は言っていました。

その後も再度同様の電話あり。
さすがに二回目は母も慣れたもので
『どうしたん?』
『患者さんが・・・(省略)。でお金がいるんよ』
『何言いよるん。あんたの方がお金もっとるじゃろう』
無言で切れたそうです。

その後も何回もかかってくるので、母は
『ふ~ん。それで。あ~大変じゃね~』と人事のように対応するようになったそうです。
そのうち切れるよと言っていました。
『どうせなら振込先を聞き出して通報すればいいのに』と言ったのですが、
『そこまではできんよ』と言っていました。

不思議なことに弟を語る電話ばかりで私を語る電話はありませんでした。
残念ながら弟の勤務していた病院から情報が流出してしまったようです。看護師さんの家族や薬剤師さんの家族にも同様の電話をして、振り込むように促す犯罪があるようです
皆さんお気をつけください。

最新の手口では宅配便を使うそうです。
振込みだと窓口やATMで防がれてしまうので、宅急便を使い、宅急便の集荷で直接お金を運ぶそうです。

皆さん。怪しい電話があった場合には一旦電話を切って、改めてこちらから電話してみましょうね。その内容(患者さんが亡くなった云々)が本当なら、一大事ですから職場に電話してもOKだと思いますよ。
携帯電話が変わったからとか言って、犯人達の電話番号に電話させる手口もありますので、自分の知っている番号にまず電話してみましょう!!
またパニックにならず、誰かに相談するのが良いでしょうね。

これからもよろしくお願いいたします。


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