数学で、0よりも大きい実数のことを「何の数」というでしょう?
・正の数
・勝の数
・負の数
・上の数
→ 正の数
反対に0より小さい実数のことは「負の数」といいます。正の数には「+」(プラス)、負の数には「−」(マイナス)の符号がつけられますが、正の数の符号はしばしば省略されます。
この問題を読みながら、何故、プラスを正としたのか。
マイナスを負としたのかに、疑問を持ってしまった。
学校では、当たり前のように、そう教わったので、疑問に思わなかったが、漢字に興味をもってくると、疑問がでてくる。
そこで、インターネットで検索したら、それらしい答えが出てきた。
詳細は、ここを参照:
http://okwave.jp/qa/q3319614.html
ここより、転記:
「正」は、「一」+「止」です。
ここでの「一」は「国」(城の意味)の省略形とのことです。
また「止」は「足」の省略形で、進軍するという意味です。
つまり、「国に向かって進軍する」→相手を力で征服して、自分たちの思うように「ただす」という意味がもとの意味だそうです。
「征」と同じ意味ですが、こちらは「正」が「まちがいない」の意味で使われるようになってから、もとの意味を強調する字として後からつくられたようです。
「負」は「人」+「貝」です。
「貝」は財産の意味で、人が財産を背負うことです。
しかし、転じて、重たい物・やっかいな物を背負う意味になり、敵に背中を見せて逃げる=敗北する意味にも使われるようになりました。
中国で「正」がプラスの意味で使われたのは、征服者がプラスの価値を決めるという世界観であり、「負」がマイナスの意味になったのは、荷物持ちが目下の者の仕事であるという文化から来ているのではないでしょうか。
私もこの回答に、すっきりし、納得しました。