今朝、アフガニスタン東部ジャララバードで、現地の人道支援に取り組んできたNGO「ペシャワール会」(事務局・福岡市)の現地代表で、医師の中村哲(てつ)さん(73)の乗った車が何者かに銃撃された。州政府などによると、中村さんや運転手ら計6人が死亡されました。
中村さんは、なんとなく知っている人は多いかと思います。
その偉業が、書かれていた内容は次のとおりです。
パキスタンで医療活動に取り組む福岡県出身の中村哲医師を支える目的で、国内の賛同者たちが1983年に設立したNGO。86年からはアフガニスタンでも人道支援活動を始めた。同国での2000年の大干ばつを受け、「病気の背景にあるのは食糧問題。農地の回復が急務」と03年から灌漑(かんがい)用水路の建設にも着手。10年に総延長25キロを超える用水路を完成させた。これまでに約1600本以上の井戸を掘り、水源確保や緑地化に貢献している。中村医師は19年10月、30年以上の活動を認められ、同国の名誉市民権を授与された。
その灌漑事業を説明しているYoutube動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=q8ppqfs9D48
放映された時期は覚えておりませんが、この人の活動をTVで見ております。
当時は、すごいお医者さんがいるのに、吃驚しました。
この10月にアフガニスタンの大統領から名誉市民権を受けています。
あと20年間、このボランティアを続けていきたいと仰ってもいました。
本人も残念だったことと思います。
アフガニスタン紛争を調べると、次の通りです。
私たちの知るアフタニスタン紛争は、1978年から始まり79年にソ連軍介入からのアフガニスタン紛争からです。
その紛争も、40年経っています。
このWikipediaによると、第1次アフガン紛争は、第二次世界大戦中の1939年に始まっています。
この手の紛争は、中々、治まってくれません。
タリバンとアメリカの戦いを見ても、やられたらやる返す争いが続いています。
只、言えるのは、敵対する人を殺害することで、政治問題が解決するはありません。
休題:
中村医師のご冥福をお祈りいたします。