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高校入試と社会人にとっても役立つ科目(数学・英語・哲学)

2019-10-29 | 勉強

高校入試については、私も、当時、不安がありました。

特に、大学受験浪人はいましたが、高校受験で浪人する人は殆どいませんでした。

高校受験では、どこかの高校に行くしかなかった時代です。

私は、東京都民だったので、当時は、未だ有名大学合格校として都立高校の実績がありました。

そのため、私立高校は滑り止めでした。

東大に何人も合格する有名私立高校(開成高校、麻布高校等)は、当時もありましたが、レベルは受験希望する高校よりも更に高い高校で、受験の対象外でした。


一部の私立高校では特待生コースがあり、学校の先生は、滑り止めとして特待生コースがある高校を推薦してきました。

特待生のある高校の1年目は、その学校に合格した時点で授業料が免除。

1年の時の成績が良ければ、2年生の授業料が免除。

2年の時の成績が良ければ、3年生の授業料が免除。

良い成績ならば、3年間授業料が免除となる制度がありました

そういう学校は、普通に受験した生徒の偏差値は良くないけれど、この特待生制度を活用して、有名大学の合格者実績を作っていました。

そう考えれば、一部の生徒の授業料免除は、少ない投資額で広告宣伝効果の高い制度です。

 

その当時の都立高校では、学校群があり、学校群での順位がありました。

私の中学生時代は、何時も、学年の上位3番目以内にいましたが、10月頃の校外テストで、学年20番台後半の成績を取ってしまいました。

その後の親との三者面談で、学校は、学校群2番目レベルへの変更を強要してきました、

偶々の成績だったと言っても、学校の先生は、一つ下の学校群受験を推し、私たち家族の希望は認めてくれませんでした。

学校の先生は、本番の受験で、偶々の悪い成績をとるリスクを恐れ、高校浪人生を出したくなかったと思います。

親も、反対できなく、泣く泣く2番目の学校群の高校に変更し、受験しました。

今、思えば、滑り止めの特待生制度の私立が受かっていたので、一つ下の学校群にする必要はなかったと考えます。

当時は、希望の学校群を受験できないというショックもありましたが、偶々でも、そんな成績を取ったのは事実なので、受験直前に諦めました。

 

その後、大学では、一番の学校群の生徒と同じ大学の同じゼミ生になりました。

その一番の学校群に通っていたゼミ生が言っていたのは、その都立高校では、下位の学年順位だったそうです。

1学年400名近くいて、大体、350番目位との事でした。

私は、学校群2番目のレベルの高校だったので、この高校では、常に上位30番目以内にいました。

3年間、劣等感に悩まされることなく、楽しく高校生活ができたので、それはそれで、良かったと考えている。

私も、その学校群1番の学校に行っていたら、学年順位は350番目ぐらいの順位だったかも知れません。

合格した高校が、その後の人生を決める訳でもありません。

また、合格した大学が、その後の人生を決める訳でもないと考えます。

 

閑話:

私が考える、大学卒業までに学ぶべき学科は、次の通りです。

・数学

・英語

・哲学

2021年度の早稲田大学の文科系(政経学部)入試受験の必須科目が、数学に変わります。

それぐらい、文系にとっても、数学が大事という事です。

 

文系の卒業生が良く言う言葉に、高校時代の数学Ⅰ、数学Ⅱは役立たないと言う人がいますが、その人は、数学を活用して仕事をして来なかった人です。

私は、数学が得意でもあり、数学から派生した統計学も勉強しましたので、私は、数学・統計学は、社会人でも役立ちました。


サンプリング手法で、事務分析をしたことがあります。

サンプル数を決めるのは、統計学では公式の必要サンプル数の算出式があります。

私は、その公式を使って、東大卒の副部長を説得したことがあります。

サンプル数が少ないのではないかという疑問にも、この公式で説得できました。

https://www.stat.go.jp/koukou/trivia/careers/career8.html

感覚的にサンプル数が少ないと思う人と、無益な議論をする必要がありません。

この公式を否定することができる人は、いません。

(世論調査で、サンプル数が数千で少ないと言う人は、統計学が分かっていない人です。

 https://q.hatena.ne.jp/1443956499

 日本国民全体の世論調査でも、標本数はわずか千人から2千人です。)


数学は、物事をロジカル(論理的)に考える力も磨かれます。

大事な科目と考えます。


これから受験日までが、高校受験生にとっては、大事な時期になりますが、最後の追い込みを頑張ってください。

諦めないで勉強することです。

高校で目標の高校に行けなくても、大学受験で取り返しましょう。

大学で学士を取った後、大学院で更に上の大学院も受験できます。

当然、海外の大学院も受験できます。

チャンスは何度もあります。


人生を決めるのは、卒業大学名ではありません。

社会人として、何ができるかです。

その基礎として、好きな、または、得意な科目を勉強することです。


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