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せつなさ炸裂度☆☆☆☆ うえだゆうじ度☆☆ 美脚度:見えない・・・(涙)
今回のオススメ度☆☆☆
冬の動物公園(?)でキリンを眺める一行。真山と二人になった花本は、真山に、花本、理花、そして理花の亡き夫原田、三人の共同生活から二人の結婚、事故までの事を話した。
そしてやってきた卒業制作、進級制作のシーズン。森田は、あと一割の卒制を放ったらかして、バイトへと姿をくらましてしまう。
卒業記念(?)パーティーの夜、酔いつぶれて真山の背中に負われる山田は、真山に「好き」とハッキリ言ってしまった。そして真山は・・・
キリンです。キリン。
実は長身フェチは、まつげが長くてすらりと足の長いキリンには萌えを感じてしまうのであった。いや、ホントの話(汗)
ただ、今回は手づから餌をあげられる場所ということで、あまり脚が映らない。コレは、キリンが山田を象徴するものではないよ、という演出意図か。
冬のキリン。動物公園での一頭だけのキリン。観てもらう客の姿もなく、存在意義を「クールぶった真山」に疑われるキリン。皆の孤独感の象徴。
そこへ森田先輩、はぐを持ち上げて「ホラ、見ろ見ろ!子供代表!!」と存在する意味を作ろうとする。そこにいてもいい理由を。
はぐはその目を、耳を鼻を開放して、キリンを自分にスケッチする。それを理解する竹本(最近影薄いな)とはぐの間を、餌のニンジン囓って割って入るジェラシー森田先輩。
一方、真山は花本から話を聞き、決して花本と理花が「二人」ではなく、亡き夫、原田と「三人」の共同体だったのを今も引きずっているのを知る。真山を切って花本を選んだのではないことを。
卒業シーズン。
卒業はしたものの、就職できずに研究生として大学に残ることになった山田。
理花とは違うトコロへ就職を決めた真山。
だが、森田先輩は、フィニッシュ間近の制作中に現れ仕事へと誘う兄貴(?)の言葉に・・・
そこに存在するための理由。
キリンは、人に見てもらうためにそこにいる。
自分が、はぐと日々を過ごすための理由。
卒業できなければ、もう一年ここにいる理由ができる。
こうして、森田は提出日まで、制作を放ったらかして失踪した。「お金」という立前にしがみついて。
しかし、森田先輩の脳内では、はぐは「草原の乙女」なんですなぁ(汗)
そして卒業制作、進級制作提出記念パーティー後、花本の計らいで、山田を背負って行く真山。
「好き」って言われたら、断らなくちゃいけないと思ってた、と考えてた真山だが・・
その時、背中から涙がこぼれ、
「真山・・・好きっ! 大好きっ!!」
その言葉に、「うん、うん」と頷き、「ありがと。」と返す真山。
「好き」は求める言葉では無く、表現なのだ。
そして返事も、拒否ではなく、感謝。「だから」とか「だけど」とか続けないところが良い余韻。今はそれでいい、ということ。
オイラも昔、求めるではなく、知っていて欲しいという表現としての「好き」を・・あ、また恥ずかしい話になりそうなのでここで切る(汗)。ブチリ。
前半と後半が森田先輩、真山の二方向でリンクしてる、なかなかの構造。スチャラカ率は減ってるようだが、まぁ、しゃああんめぇ。
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