Yes!プリキュア5 GoGo! キュアドール! キュアミントバンダイこのアイテムの詳細を見る |
オススメ度★★★ 期待度★★★★ 回転度★★ 進学度:星なし 子安度★★★★
前作「プリキュア5」が「夢を持たなかった少女が、自分の進みたい夢をみつける」というところでテーマ的にはきっちり完結し、セーラームーン的な「敵を赦す包容力」で締めて終わった。
作画的には波が大きいけれども、アクションにも力を入れてて、見応えは充分、結構いいシリーズでしたヨ、という総括です。最終回の作画がイマイチだったのは、新作1話のレベルを上げるためよ、ということで。
そんなわけで新作1話。
パルミエ王国復興のため、元の世界へと戻ったココへ手紙を書くのぞみ。だが手紙を送る手段を思い付かない。そこへ現れたのは「どこへでも運ぶメッセンジャー」と名乗るショタキャラ、シロップ(朴王路美)。
彼はのぞみへの、フローラ(皆口裕子)からの救いを求める別世界からの手紙を渡す。そこから現れたローズパクトなるコンパクト。
大資本をバックにレアアイテムを蒐集するエターナルの一人、子安武人も現れ、のぞみが口をすべらせたせいでローズパクトの存在を知り、それを奪おうとする。
そこへ戻ったココとナッツ。ローズパクトの光を受けたプリキュアの蝶は携帯電話へと変化する。プリキュアの新しい力!
携帯のボタンを押す!「5・5・5」「STAND BY」(嘘)
とまぁそんな感じで、変身シーンが各人ビミョーにバリエーションが違ってて良いですな。顕著なのは動きが速くてカメラワークが置いてかれそうなりんちゃんと、回りすぎだぜイイぞもっとヤレ!なうらら。
新コスチュームは立て襟が付いて、イベントコンパニオンのおねーさんみたいに。かわいい→かっこいいへとデザインラインがシフトした感じ。
ローズパクトに代表されるように、今回のモチーフは薔薇。プリキュアが蝶なので、薔薇を目指すというトコロですな。よく見ると新コスチュームにも薔薇が付いてます。
いやー、しかし、桜の季節なのに進級した気配がない。3年生の2人は、てっきり高等部から出動になるんかのぅ、とか予想してたのに。セーラームーンみたいに1年間春休みってワケでもなさそうだが。時間経過無視ってコトですか。
今回のエピソードでは、シロップを質問攻めにする5人のかしましっぷりのくり返しギャグと、資料をもとに価値を確認するエターナルに対して本人の想いで価値を確認するシロップ、それを見てシロップを信頼するのぞみ、というトコロが印象的。
今度の敵はコレクター。まぁ、コレクターなら欲しがっても仕方ないよネ。エターナルとかいうと「おざなりダンジョン」の魔術師の昇華した存在とか、アメコミのマーベルユニバースの宇宙的存在みたいなのも思い出しますが。エターナルセーラームーンとかいうのもあったな。
そしてオープニングでチラリと姿を見せてるブンビーさん! 組織に疑問を感じて退職届を書いた後に生死不明な感じで退場し、きっと最終回でのキーキャラになるのかと思ったら全然姿を見せずに新作に登場っスか!
いやぁ、勤め人としては、結構ブンビーさん好きなので嬉しい限り。
嬉しいといえば、エンディングでの巨大こまちさんに激萌え!!(←大女フェチなので)
エンディングも結構バリバリ動いててイイ感じです。なんか「うる星やつら」のエンディングみたいな演出だけども。
男キャラ3人で円陣なカットでは「ゲッターロボ!」と叫んでしまいましたが。
さて、次回予告ではエターナルに眼鏡っ娘、というか眼鏡姉さん登場!
期待は深まるばかりでございます。