杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

手料理

2009-09-08 10:32:32 | 中国の食材でお料理!
私は料理は嫌いじゃないけど、ぶきっちょだし、センスがありません

一人暮らしをしていたときは自分で創作料理を適当に作って

「あ、これおいしい!」「これはイマイチ。。」と自分の責任で食べていたのでよかったのですが、結婚してからはそうはいきません

旦那さんはまずくても食べてくれるけど、あきらかにおいしくなさそうに食べるので本当に晩御飯には頭を悩ませます。

日本にいるときには、レシピ通りに材料買って、レシピ通りに作ればそれなりに作れたのですが、中国へ来てから本当に困っているんです

だって、レシピ通りの材料がそろわない
そして!レシピ通りに作っても思い通りの味がでない


一番最初に和食を作ったときには、出汁の味が日本で作ったようにしっかりとでなくて「あれれ?」
だって、日本から持ってきた食材を使って同じように作ったんですよ!
どうやら中国の水は硬水なので出汁が出にくいらしい。
それから、出汁は日本で作っていたときより多めに入れています。



牛乳が余っていたので、簡単にかぼちゃスープを作ったときも、「おや?」
かぼちゃを柔らかく煮て、牛乳で伸ばしていたら、牛乳が分離してしまいました
沸騰させてもいないのに。
牛乳自体がしゃばしゃばだったから、これでスープは無理だって気が付くべきでした!
バターも生クリームも家になかったからコクがでなくて大失敗!
ひどいスープになってしまいました



そして昨日作ったのは鶏肉のトマトソース。



これ、日本で作ったときにおいしくできたんです
だから、大丈夫だろうと思っていたんです。

作り方も簡単
玉ねぎ、にんにくを炒めて、湯むきで皮を剥いたトマトを入れてピューレ状に。
鶏肉は一晩にんにくと油(本当はオリーブオイルがいいけどなかったので)につけておいたものをフライパンで塩コショウしながら色よく焼く。
焼いた鶏肉をトマトソースの中で軽く煮て、最後にケチャップ、塩コショウで味を調える。

えっと、どこかで見たレシピが少し自分流になってしまったものです。
たぶん基本レシピは変わっていないと思うんだけど


今回はミックスベジタブルも入れてみました。

まぁ、そんな難しくない料理だし、味はそこそこ大丈夫だろう

…と思ったら

ん?甘いにんにくの風味も塩コショウの味もかき消して、甘い


旦那に「ごめんね、なんかお子様の味になっちゃったね。日本で作ったときはもっとにんにくとか効いてイタリアンって感じだったのに」と言ったら

「ケチャップが甘いんじゃない?あの見た目で買ったやつ」
とのご指摘。



そう、この子です。

日本で使っていたケチャップと同じような味を想定してブチューっと投入したこの子。

舐めたら本当に若干甘めなケチャップでした。
これから作る前に調味料の味もチェックしないといけないですね…