つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

学生オケと入場料

2005年03月06日 22時31分52秒 | クラシック
ノバホールで開催される公演予定を調べていたら学生オケにヒットした。
特別演奏会と銘打って,我らが東京フィルからヴァイオリニストを招いての公演らしい。

ふむふむ。東京まで出ていってプロを観るのもいいけれど,学生オケも見てみるかと思っていたら,「入場料」と書いてある。
学生オケ。アマチュア。入場料・・・・。

私は常々思っているのだが,学生がお金を取る了見が理解できない。
今回の場合,1000円とはいえ入場料を取るらしい。
学生の,しかもアマチュアで入場料を取るものなのか。
金とりたければプロになりなさいといいたいんだけど。どう思われるか?!
私の知っている在京のアマチュアオケは入場料を取らずに頑張っている。

確かに学生オケは大所帯だから運営するには金かかるし(先生の謝礼・楽器維持費・ノバホールのレンタル・・・)
おまけに学生は基本的に金もってないから、毎月数万円をオケに費やすのは耐え切れないだろう,という話はよ~く分かる。
しかし,私や友達も,学生時代にコンサートの経験はあったが入場料を取ろうなんていう発想がなかった!

1000円出してもいいから,東フィルのプロだけで魅せてくれ,と思うのは少々横暴か。

同じ取るなら,寄付金でも良い。スマトラに送るとかすればいい。
そして,その後にコンマスがいそいそと壇上に登場して,実は我々学生オケも苦しいんです,ぜひカンパをお願いしますと呼びかければ,よっぽどお金が集まると思うのだ。
その方が人だって埋まるだろう。
もちろん,私も微々たる金額だが協力は惜しまない。

お客さんが沢山入る会場で演奏することはどんなに楽しく素晴らしいことだろう。
お金で買えない価値がある。
あの文句は蓋し至言である!

しかし,この話は別の解釈もあるから続きは明日に譲る。