帰路に美味しいパンを食べに-大阪府岸和田市：「パン屋カフェ キャトル」

“Boulangerie Quatre”, Kishiwada City, Osaka Pref.

さてさて、大阪府貝塚市をそぞろ歩くワタクシでありますが、南海本線の貝塚駅近くに辿りつくと
「これは間違いなく遊郭があった町並みだ」と思わせる、艶めかしい町並みが広がっていたのです。


ワタクシは昭和36年生まれですので、赤線だの遊郭だの、そういう場所で遊んだ経験がありません。
ただ、旧遊郭(関西ではかつての遊郭を○○新地と呼ぶことが多いんです)をウロウロ歩いてきたワタクシには
町並みや建物を見ると、ほぼ「ここは遊郭だった場所だ」と検討がつくんですよねぇ。
この建物なんて、間違いなく二階の窓からお姉さんたちが男たちを手招きしていたんでしょうねぇ。


かつての遊郭が、料亭になっているというのも典型的なパターンです。
この料亭、昼食の値段を見てみると「5000円」となっておりました。
ワタクシの50年あまりの人生で、昼食に5000円を使ったというのは記憶にありません。


この建物なども、二階の窓が艶めかしいですよねぇ。今は倉庫に使われているそうですが、かつては賑わったことでしょう。


この町が紡績業で栄えていた頃は、懐豊かな男たちがこの界隈を闊歩したことでしょう。
でも、今は場末の色町という雰囲気でありました。

かくして、ワタクシの貝塚市散策は終了したのでありますが、お昼になるとお腹がへってきますな。
ではでは、ちょっと食事に行くといたしましょうか。


貝塚市の隣、大阪府岸和田市に「パン屋カフェ　キャトル」というお店がありまして
ワタクシはそこに立ち寄ることにいたしました。ワタクシ、米も好きなのですがパンも好きなんですよねぇ。


お店に入った瞬間、美味しそうなパンの香りが漂ってまいります。焼き立てのパンの香りって、たまりませんよねぇ。


地元では人気のお店なんでしょうね。たくさんのお客さんがやって来ていました。


ランチメニューもあるのですが、ワタクシはお店で売っているパンをイートインすることにいたしました。


こういう場所でオッサンが一人で食事をしているというのも、あまり絵にならないのですが、気にしないとしましょう。


美味しいパンをいただきながら、「次はどこに行こうかな」と考えるワタクシでありました。

パン屋カフェ　キャトル…大阪府岸和田市土生町2124-1

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


近場のワンディトリップから海外旅行まで、いろんな場所に出かけていくのが大好きです。
実際に旅行に出かけている時が楽しいのは当然なのですが、「どこに行こうか」と考えている時間も楽しいんですよね。
「次はどこに行こうか」…そう考える瞬間から、旅は始まっているのかもしれません。

写真(風景・自然)ランキングへ
ランキングに参加しています。励みになるので、愛犬の紋を「ポチッ」と押してやってください{/kuri_1/