ベトナム旅行記：2日目その9 -「夕食はローカルなお店で」：Cat Tuong・ホーチミン市

“Cat Tuong”, Ho Chi Minh City, Viet Nam

さてさて、ベトナム滞在2日目もメコンデルタへのツアーが終わり、ワタクシ達はホテルに向かっておりました。
とはいえ、まだ夕食を食べていないので食事に行かねばならないのですが、
この日は昼食がけっこう遅めの時間であったことと、ボリュームたっぷりだったのでさほど空腹ではなかったんですよ。
家人と「軽く何か食べたいなぁ」と言いながら、適当なお店を探しておりました。


こういう露店で売っているものを食べるのもいいかなぁと思うのですが、
家人は「せめて屋根のある場所で食べようよ」と強く主張するんですよねぇ。


これ、タレに漬けこんだであろう鶏肉を炭火で焼いているんですが、たまらなくいい匂いがするんですよ。
ワタクシ、地べたに座って食べてもいいのですが、今回は一人旅ではりません。


ワタクシ達は泊まっているホテルにほど近い「Cat Tuong」(カットゥーン)というお店に入ることにしました。


お店を入ると大きな寸胴で、鶏のスープを作っておりました。すごくいい匂いがしてくるんですよ。


ワタクシはこういうローカルな店が好きで、ちょっとワクワクしてきます。
後から知ったのですが、このお店はベトナム北部風のフォーが美味しいお店としてけっこう有名だそうなんです。
ワタクシ達が入店した時は、客の大半が地元の方でしたが観光客風の人も1グループいたようでした。


どーですか。これは家人が注文した「ミエン・ガー」という料理なんですよ。
「ガー」というのは鶏なのですが、「ミエン」というのは春雨のような麺なんですね。


麺はシコシコしておりました。これはヘルシーでしょうねぇ。


ワタクシは「コム・ガー」を頼みました。「コム」はご飯ですので、チキンライスということですね。
鶏の出汁で炊いたご飯の上に、茹でた鶏が乗っているんです。この手の料理は東南アジア各地で見られるんですよ。
シンガポールでは海南鶏飯、タイではカオマンガイと呼ばれたりしていますね。
ワタクシ、タイでカオマンガイを食べたことがあるのですが、ベトナムのコム・ガーも美味しかったです。
「ミエン・ガー」「コム・ガー」「サイゴンビール」で合計約700円でした。
ずいぶんと安上がりな夕食になったのでありました。


ホテルに帰ってコンビニで買ってきたサイゴンビールをさらに飲みまして、旅の2日目は終わったのでありました。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


ローカルなお店で食べていると、「ああ、旅に来ているんだなぁ」と実感します。
英語すらなかなか通じ無いようなお店ですが、スープの味は最高でした。
この日はフォーを食べなかったのですが、後日、このお店に最高のフォーを食べに行くことになったのです。


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