Taikodani Inari Shrine, Tsuwano Town, Shimane Pref.
さてさて、津和野の町を見下ろす高台にある太皷谷稲成神社は、なかなか見応えのある場所でした。
立派なしめ縄がありました。このしめ縄、10年ごとに新しいものの付け替えられるそうです。
「狛犬」ならぬ「狛狐」です。お稲荷さんといえば、狐が必ず祀られていますが、狐は神様ではありません。
狐は神様の眷属(けんぞく)とされています。眷属とは神様の使者という意味です。つまり狐はお稲荷さんの使いということになります。
大昔、ワタクシ達の先祖は狐を神聖な動物として捉えていました。それは、狐が農事が始まる春先か秋の収穫期にかけて里に降りて姿を現し、
収穫が終わる頃に山へ戻っていくため、農耕を見守る守り神のように考えられていたからという説があるんですね。
人々は、そんなキツネを目には見えない霊獣「白狐(びゃっこ)」として信仰し、五穀豊穣の神様「お稲荷さん」のお使いだと考えました。
これが稲荷神社にキツネが鎮座するようになった由縁だということです。もちろん他にも様々な説があるようです。
お稲荷さん(稲荷神社)というのは数が多く、全国に3万もあるんです。もちろん総本社は京都の伏見稲荷神社ですが、
「日本五大稲荷」というのがあるそうで、ここ太皷谷稲成神社はその中の一つに数えられるとのことです。
ちなみに他の4社は伏見稲荷大社・笠間稲荷神社・竹駒神社・祐徳稲荷神社だということですが、
ワタクシはこの中で参拝したことがあるのは伏見稲荷大社だけなんですよ。
向こうに石垣が見えていますが、これは津和野城址の石垣です。時間があれば津和野城址まで行きたかったのですが、
山口へ向かう列車の時間を考えて、今回は津和野城址に行くのは見送りました。
稲荷神社に行くと多くの鳥居がありますが、これには理由があるんです。願い事が「通る」或いは「通った」御礼の意味から、
鳥居を感謝のしるしとして奉納することが江戸時代以降に広がった結果です。
ですので、江戸時代以前の稲荷神社には鳥居がズラッと並んでいることは無かったのですな。
ではでは、次は津和野の町へ向かうとしましょうか。ワタクシにとっては40数年ぶりの津和野散策です。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
私が大学生の頃、「アンアン」「ノンノ」という女性雑誌が多数のカラー写真による旅行特集を掲載しました。
美しい写真や記事に刺激され、これらのファッション雑誌を片手に持った多数の若い女性が特定の観光地に押しかけたことから
「アンノン族」と呼ばれるようになったのですが、ここ津和野も当時は「アンノン族」で賑わったんですよ。
今は静かで落ち着いた町で、この日は猛暑だったせいもあるのか、若い女性の観光客をほとんど見ることはありませんでした。
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さてさて、津和野の町を見下ろす高台にある太皷谷稲成神社は、なかなか見応えのある場所でした。
立派なしめ縄がありました。このしめ縄、10年ごとに新しいものの付け替えられるそうです。
「狛犬」ならぬ「狛狐」です。お稲荷さんといえば、狐が必ず祀られていますが、狐は神様ではありません。
狐は神様の眷属(けんぞく)とされています。眷属とは神様の使者という意味です。つまり狐はお稲荷さんの使いということになります。
大昔、ワタクシ達の先祖は狐を神聖な動物として捉えていました。それは、狐が農事が始まる春先か秋の収穫期にかけて里に降りて姿を現し、
収穫が終わる頃に山へ戻っていくため、農耕を見守る守り神のように考えられていたからという説があるんですね。
人々は、そんなキツネを目には見えない霊獣「白狐(びゃっこ)」として信仰し、五穀豊穣の神様「お稲荷さん」のお使いだと考えました。
これが稲荷神社にキツネが鎮座するようになった由縁だということです。もちろん他にも様々な説があるようです。
お稲荷さん(稲荷神社)というのは数が多く、全国に3万もあるんです。もちろん総本社は京都の伏見稲荷神社ですが、
「日本五大稲荷」というのがあるそうで、ここ太皷谷稲成神社はその中の一つに数えられるとのことです。
ちなみに他の4社は伏見稲荷大社・笠間稲荷神社・竹駒神社・祐徳稲荷神社だということですが、
ワタクシはこの中で参拝したことがあるのは伏見稲荷大社だけなんですよ。
向こうに石垣が見えていますが、これは津和野城址の石垣です。時間があれば津和野城址まで行きたかったのですが、
山口へ向かう列車の時間を考えて、今回は津和野城址に行くのは見送りました。
稲荷神社に行くと多くの鳥居がありますが、これには理由があるんです。願い事が「通る」或いは「通った」御礼の意味から、
鳥居を感謝のしるしとして奉納することが江戸時代以降に広がった結果です。
ですので、江戸時代以前の稲荷神社には鳥居がズラッと並んでいることは無かったのですな。
ではでは、次は津和野の町へ向かうとしましょうか。ワタクシにとっては40数年ぶりの津和野散策です。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
私が大学生の頃、「アンアン」「ノンノ」という女性雑誌が多数のカラー写真による旅行特集を掲載しました。
美しい写真や記事に刺激され、これらのファッション雑誌を片手に持った多数の若い女性が特定の観光地に押しかけたことから
「アンノン族」と呼ばれるようになったのですが、ここ津和野も当時は「アンノン族」で賑わったんですよ。
今は静かで落ち着いた町で、この日は猛暑だったせいもあるのか、若い女性の観光客をほとんど見ることはありませんでした。
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ものすごく立派なしめ縄ですね。
10年に一度取り換えるのですね。
100㎏ぐらいあるのかな~。
鳥居の奉納は、江戸時代以降なんですね。
で、五大稲荷の一つなんですね。
親戚が伏見に住んでるので、子供の頃に
伏見稲荷は何度か行きました。
アンノン族、知ってますよ~。
学生の頃、触発されて長崎に行きました~。
凸
狐は「五穀豊穣の神様「お稲荷さん」のお使い」
なのですね
昔、「キツネに化かされる」とか言うのを聞いていたので
怖い感じがしてました(^^;)
「アンノン族」と言われてることも知らないで
ノンノを脇に京都を歩いてました(笑)
話 参考になりました
大鳥居だけですが丸山の方に奉納の鳥居が
あります
何年か前に行った時もあまり人はいませんでした
作るのタオ返送ですね
お稲荷さんってキツネのことかと思ったら違ったんですね
素晴らしいしめ縄ですね♪
ぽち
💻>先日は編集や投稿の励みなる応援ポッチを有難う御座いました!
@今日の「太鼓谷稲荷~」を紹介して貰い有難う御座いました;👍&👏で~す!
*👴>今朝もMyblogは投稿していますので遊びにお越し下さい<welcome👇>お越しを楽しみにおまちしてますネ。
🔶それではまた明日;👋👋~!
稲荷神社は身近なものではありますが、五大稲荷となると、制覇するのはなかなか大変そうですね。