京の夜は更けて-京都市中京区：「BAR tonbo」

“BAR tonbo”, Nakagyou Ward, Kyoto City

さてさて、大満足の夕食を終えたワタクシ達ですが、ちょっとバーでお酒でも飲みたい気分でしたので、
ワタクシ達は京都市中京区の先斗町へと向かったのでした。


先斗町(ぽんとちょう)は鴨川と木屋町通の間にある花街です。先斗という地名はなかなかユニークなのですが、
その語源はポルトガル語のponto（「先」の意）にあるというのが定説です。
しかし、正しいポルトガル語は"PONTA"なのに「ポント」と読まれることや、なぜ「先斗」の字があてられたのかなど
地名の由来には謎が多いんですよねぇ。まあ、京都らしいユニークな地名ですな。


「どこの店で飲む？」「値段が高そうな店が多いなぁ」などと言いながら、お店を探していました。
するとメインストリートから脇道に入ったところに「BAR tonbo」といういい感じのお店があったんです。
値段もさほど高くなさそうなので、ワタクシ達はこのお店に入ることにいたしました。


若くて感じのいいバーテンダーさんがお店を切り盛りされておりました。
お店の造りからすると、もとはスナックだったお店を改装したのだと思います。


陽気なアジア系アメリカ人の男性二人組と楽しい会話を交わしたり、素敵なカップルに出会ったり、
とても楽しい時間を過ごすことが出来たんですよ。


おつまみのメニューを見ると、どれもこれも美味しそうなんですよねぇ。
ただ、夕食をたっぷり食べているので、お腹にもう余裕が無かったのが残念でなりません。


バーテンダーさんとお話ししていると、「もうすぐママが来ますよ」とのこと。
どんな女性がこのお店を経営しているのか、ちょっと興味もありました。


とても笑顔の素敵な、そして会話の上手な聡明な女性がママさんでした。
女性が一人でも入りやすいようなバー…そんなお店にしたいとのことでした。


ワタクシは大好きなキューバ・リブレ(ラム酒、コーラ、ライムのカクテル)をいただきながら、
ママさんやバーテンダーさん、お店に来ていたカップルさん達と楽しい時間を過ごしました。
偶然でしたが、いいお店に行くことが出来ました。ラッキーでしたね。


先斗町の街の灯りが、鴨川の川面に揺らめいています。京都の夜は素敵ですね。


この日は夕食におとずれた「あおい」も、お酒を飲みに行った「BAR tonbo」も本当にいいお店でした。
結婚記念に訪れた京都の夜は大満足でありました。


宿に戻ったワタクシは、さらに缶ビールを飲みまして、予想通りにベットの上で酩酊したのでありました。

BAR tonbo…京都市中京区下樵木町191-7

使用したカメラ：FUJIFILM X-Pro2


京都に泊まるのはずいぶんと久しぶりで、前回は一人での撮影旅行でした。
家人と京都に泊まるのは初めてなので、なんだか新鮮な気分でした。
また来るのも悪くないですね。次はいつになるかなぁ。


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