こんな食堂、最高でしょ-和歌山県湯浅町：「湯浅米醤」

“Yuasa Beishou”, Yuasa Town, Wakayama Pref.

さてさて、旧湯浅駅舎の見学を終えたワタクシ達は、駅舎内にある食堂に昼食を食べに向かいました。


かつての駅員室が食堂に生まれ変わっていました。お店の名前は「湯浅米醤」（ゆあさべいしょう）と名づけられていました。


メニューを見てしばし熟考。悩みましたが「おむすび定食」にすることに決定。
しかし、どのおむすびにするのかでさらに悩まねばなりませんでした。


食堂の中には当然テーブルや椅子もあるのですが、売店のレジの横からデッキ席に出ることが出来るんですよ。
このデッキ席は湯浅駅のホームの端に位置していますので、JRの電車が停車すると目の前で車体を見ることが出来るんです。


「特急くろしお」が来る時間に合わせて、ご近所の方々が子どもを連れて列車を見にきました。
この列車、白浜にあるアドベンチャーワールドのラッピング車両で「パンダ列車」のニックネームで呼ばれているんです。


使われている椅子は、地元の湯浅中学校で廃棄処分になった椅子が再利用されていました。こういうのもいいですね。


どーですか。「おにぎり定食」です。チョイスしたおにぎりが二つ、右上は「シラスの卵とじ」でした。
そして「具沢山の味噌汁」、小鉢には「金山寺味噌とたくあん」です。


こんなロケーションでいただくんです。鉄道ファンはもちろん、そうでなくてもワクワクしますよねぇ。


ワタクシがチョイスしたおにぎりですが、こちらは「焼きあじと大葉」です。竈門で炊いたお米が美味いのです。


もう一つは「こぼれ釜揚げしらす」です。南高梅の梅干しも乗っていて、もう最高じゃないですか。

使用したカメラ：3、4枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


お店が開業してもうすぐで一年。ロケーションは申し分無いし、食事も満足がいく美味しいものでした。
そして、印象的だったのが、駅舎内で働いている地元の若い女性達のイキイキとした笑顔です。
また湯浅や御坊、有田の方に行く時には是非とも立ち寄りたいと思うのでありました。


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