天ぷら三昧-大阪府羽曳野市：「天ぷら山家」

さてさて、先日の土曜日の夜、ワタクシ達(ワタクシと家人ですな)は天ぷらのコース料理を食べに行きました。
ワタクシ達が行ったのは大阪府羽曳野市にある「天ぷら山家」というお店だったのですが
ワタクシは以前、このお店に昼食を食べに行きました。

その時に食べた天丼がとても美味しかったのですが、お店にこういう言葉が書かれてありました。
「夜は１組限定予約のみ（２名様から受け付けます）」

これならワタクシ達でも予約したらお店を貸切で食べられるのかなぁと思いまして
「二人だけなんですが、予約は出来るのでしょうか」と電話で問い合わせると
「もちろんですよ。ぜひ来て下さいね」と快い返事が返って来ました。
かくしてワタクシ達は天ぷらのコース料理を食べに行くこととなったのでした。


お店はご夫婦でやっておられます。お二人とも長崎の出身だということでありまして
ワタクシの家人は大分県出身なので、九州談義で盛り上がってしまいました。


どーですか。「マグロのやまかけ」ですね。
天ぷらのコースですから、ワタクシは天ぷらばかり出てくるのかと思いましたらそうではありませんでした。


どーですか。「トマトのおでん」でございます。
これにはワタクシはビックリ仰天でした。しかししかし、食べてみるとトマトの甘みがすごく引き立っているんですよ。
いやぁ、トマトをおでんにするというのはワタクシには無い発想でした。


どーですか。天ぷらを食べるための塩が6種類並べられました。
ワタクシ、これだけでも気分が高揚するではありませんか。


どーですか。まずは「エビの天ぷら」でございます。
これぞ定番。王道中の王道ですな。「頭から食べてくださいね」と言われましたが、言われなくても食べますがな。


どーですか。「マツタケとキスの天ぷら」でございます。
「今年初めてのマツタケなんですよ」という奥さんの言葉に
「私も今年初めてですし、きっと今年最後のマツタケでしょうね」とお答えしておきました。


どーですか。「梅と餅の天ぷら」でございます。梅の種をくり抜いて、そこにお餅が詰められてありました。
梅は甘みがあって実にうまかった…


どーですか。「鱧の天ぷら」でございます。
鱧に梅肉は定番ですな。鱧という魚は関西では夏の定番なのですが、この季節の鱧は脂がのって美味しいのです。


どーですか。「ナスにエビのすり身を詰めたのと、白身魚に辣油をつけたのの天ぷら」でございます。
ナスの甘みが最高でございました。


どーですか。「イカとカキの天ぷら」でございます。
大ぶりなカキがプリプリして絶品でした。カキが苦手な家人が食べていたので、よっぽど美味かったのでしょう。


どーですか。「銀杏と山芋の天ぷら」でございます。
季節の旬の食材が次々と出てくるのは嬉しいものですなぁ。


どーですか。最後の締めは「天ぱらご飯」でございます。
これが実に絶品でありまして…。けっこうお腹がいっぱいのはずなのに、最後までいただきました。

かくしてワタクシ達は一組限定の天ぷらコースに大満足だったのですが
これで一人前が…なななななんと「４２００円」なんですよ。
なんだか申し訳ないような気持ちにすらなりました。

これから天ぷらが食べたい時に、行くお店は決まりました。

「天ぷら山家」…大阪府羽曳野市誉田5-4-16

使用したカメラ：FUJIFILM X10


天ぷらが美味しかったのは言うまでもないのですが、御主人ご夫婦の人柄にも惹かれたお店でありました。
いろんな話をし、まるで馴染みの客のように対峙していただきました。
こういうお店に出会った時って、嬉しいですよねぇ。


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