あめどんの晴れブログ。

中二病&糖尿病を発症したムスコ、もんくんとの毎日。

インコを飼いました。

2016-02-29 10:41:17 | アルバトリオン
以前飼っていたセキセイインコをうっかり逃がしてしまってから3年。

一日中号泣してあきらめたもんくんでした。

ふっとそのことを思い出し、また飼ったらどうかと思い立ちました。

ずっと家にいるし、ふさいだ気持ちを少しでも晴らせるかな?と思って。

「インコ、またほしい?」

「ほしいよ!」

即答でした。

ゲージやエサ入れは以前使っていたものがあったのでそのまま、おもちゃやエサを買い足して準備を整え、地元のインコ屋に行きました。

街中に昔からある、民家の軒先で大量のインコを売っているインコ屋。

古いし、すさまじいインコ臭でむせかえるようなお店ですが、ホームセンターにくっついているペットショップよりずっと丈夫でたくましいインコを売っているというイメージがありました。

小柄なおじいさんがきりもりしています。

絶対あのおじいさん、インコ博士だよね…

そう思って、インコの飼い方を少し習いました。

「インコって、こうして屋外で飼えるんですね」

「飼える飼える(インコを撫でながら)」

「噛まないインコがいいんですけど」

「それは一匹一匹、人間と同じで癖があるからねぇ~、噛むなって言ってもね~(インコ、おじさんにすごく甘えてる)」

「小さいからすぐ死にそうですね」

「壁に投げつけでもしない限り死なないよ~(インコを持って投げるふりをした)」

「長生きしますか」

「上手に飼ったら10年生きるのもいるねぇ~(インコ、揉むように撫でられてゲエゲエ鳴いてる)」

おじさんのおおらかな話し方と、もんくんの目の輝きを見て、これはもう飼うしかない!と即決。

以前は小さいからすぐ死ぬかもとビクビクしていたのですが、それが伝わって臆病な、噛み癖のあるインコに育ってしまったのかも。

「インコは1日10回でも20回でもカゴから出してやって可愛がってやればよく懐くよ~。インコは孤独な人にぴったりだよ」

孤独…今のもんくんのことを見透かされているような気がしてドキっとしました。

買いにいったの、平日の真昼間だったしね。

もんくんはその日からインコにモンハンのキャラクターの名前をつけてかいがいしく世話をするようになりました。

インコが可愛らしく暴れるのをみて、ニコニコするもんくん。

もんくんって、優しくてよく笑う子だったよなぁ…と私も久しぶりに思い出しました。

インコちゃんがもんくんの良き友達になってくれたらいいなぁと思います。






低糖質おやつ。オートミールクッキー。

2016-02-28 22:33:16 | おやつ
専業主婦タイムに作った、低糖質おやつ。

これはオートミールクッキーです。

オートミールは近所の業務スーパーで1キロ、約300円と激安でゲットしました。


オートミールはグラノーラの原料にもなっている全粒穀物。

血糖値が上がりにくく、歯ごたえもあるので低糖質を心がけているもんくんにはうれしい食材です。

最近はソイジョイやきなこなどの大豆、こんにゃくお菓子に飽き飽きしてしまったもんくん。

安くて、栄養価が高く、ガッツリ食べごたえのあるオートミールを是非活用したい!

とはいっても、あんまり料理が得意じゃない私...

とりあえず今回は材料全部混ぜて焼いただけです。

●オートミール 300グラム
●てんさい糖 170グラム
●薄力粉 200グラム
●牛乳 160グラム
●オリーブ油 100グラム
●カカオ70%チョコ 5枚

薄力粉は、少し減らして母からもらったプロテインの粉末と100均一のココアをまぜました。

チョコは無くてもいいけど、入れるとグッとリッチな味わいになるので、入れると入れないでは食いつきが全然違います。

あったら、アーモンドやくるみなんかも混ぜたかったな~

食べた後にオートミール特有のネチッこさが残ります。

そこは改善の余地ありかも。

進化させるぞ~

「不登校でも子は育つ」を読みました。

2016-02-26 15:41:46 | 
私の再就職が決まりました。

だんなさんの商売が不調続きなので、あんまり長いこと専業主婦もやってられないのです。

生活費の面では若干ほっとしたものの、また1日中私が家を留守にしたらもんくんは学校いかなくなるかも。

それが心配で。

来週からママまた仕事に出るから、学校行くか行かないかは自分で決めてごらん。

と声をかけたら、早速学校休みました爆

私が家にいる間は、私に気を使って登校してたのね。

そうだろうなとは思っていたけど、やっぱりガッカリ。

自分で決めてごらんって言ったくせに、願っていた結果にならなくて、ムシャクシャしておねえちゃんのアンに八つ当たりしてしまって...

本当にガッカリ。

悲しいやら悔しいやら。

これじゃ、糖尿病を発症して、戸惑っていたころから全然成長してないじゃん、私...

登下校してる同じ中学校の生徒を見かけると、なんでうちの子はああいうふうにできないんだろう。って、涙がでてきます。

部活に行かないでベッドに寝てるのを見てると、あんなに身長高いのに、せっかくの体型と時間をムダにして、と苛々してしまいます。

気を取り直して、勉強用に買っておいた本を読みました。



糖尿病の本ではありませんが、不登校になったお子さんを持つお母さんがたがまとめた一冊だそう。

感想。

不登校を研究する学者が解説するのではなく、実際に不登校になったこどもを持ち、育てたお母さんがたの言葉に重みや温かさ、希望を感じることができた一冊でした。

「親は、無意識に自分の子どもにあるべき姿を求めて、コントロールしてしまいます」

コントロール、しようとしてるわ...

学校に行って、卒業して、進学して。

そのルートしか知らないから、子どもがそのルートから脱線すると訂正しなきゃ!ともんくんをぐいぐい急かしたりいさめたりしてしまいます。

もんくんが学校に行ったとき、ほっとしたのはもんくんが幸せそうだからと言う理由ではなく、私自身が「学校行ってくれて良かった」という満足感を得たからでした。

「しんどいね、大変だね」って共感を、心からしてあげることができたら、子どもは安心して社会に巣だっていけるのだそう。

それができたら!どんなにいいか!

だんなさんもばあばも、もんくんは現実から逃げている甘ったれだと思っていますし。

子どもに甘いといわれる私でさえも、共感するふりをしながら、その実、学校に行ってほしくて、たまにその気持ちが爆発すると、学校に行かないことを責めたりしてしまいます...

でも、もんくんの気持ちに寄り添えるようになりたい。



仕事のなかった一か月、親の心にゆとりがあると、子どもの心は安らぐのだと知りました。

子どもは親が思っている以上に、親の言葉や態度、意識をしっかり感じ取っています。

親が心から子どもの気持ちに共感できたら、こどもはそれを察し、「自分は大丈夫なんだ」と安心して巣立つことができます。

引きこもっている子どもに対して、共感することは難しいけれど...

まず、もんくんが糖尿病を患ってから、どんなに悲しく辛い思いをしているか、心の底から共感しているか、それすら怪しいと思い返したりしました。



これからの道しるべになってくれそうな本だと思います。

また読みます!





思春期と糖尿病。

2016-02-21 22:11:29 | こころ
糖尿病ですっかりやさぐれてしまったもんくんに、何かできることはないか。

悶々と考えていた私。

まずは糖尿病について勉強しなければ!と思い、情報をインターネットや本で収集しました。

まだまだ勉強途中ですが、方向性は見えているので、まずまずの調子。

難しかったり、面倒なこともあるけれど、数値というものがあるから状況の把握や管理はしやすいように思います。


糖尿病の治療より、厄介だなと思うのは、やはり、すっかり心がくじけてしまったもんくんへの対応です。

思春期の子供が1型糖尿病になった…そんなシチュエーションにどう対応していいのか、驚くほど情報がないんです。

1型糖尿病を発症するのは、5万人に1、2人。小さいお子さんが多いそうで、そのせいか、小さいお子さんへの対応については、ちょこちょこ情報をみつけることができたのですが。

思春期の糖尿病についての情報がなかなか見つけられなくて困りました。

病院の先生は、糖尿病になって学校に行けない子は結構いる、よかったらカウンセリング受けてみたらって言ってくれたけど。

本人が嫌がってやってません。

こればかりはケースバイケースで、これといった対策はないのかもしれません。

きっと、大変な思いをしてる人、結構いると思うんだけどな…

そんな人がいたら、声かけてほしい!そんな気持ちもあって、このブログを始めたのですが。



小さい頃から糖尿病を患っているお子さんは、思春期になったらどんな風に過ごしているんだろう。

小さい頃は、親御さんやお医者さんの言う通りにしなければと、素直に治療をしていたかもしれないけど、心と体が不安定なこの時期、どうして自分の体はこんなことになっているのかと自問したり、悲しんだりする人は多いでしょう。

本人も親御さんも複雑な思いで過ごすことでしょうね。



もんくんも、今、体がぐんぐんと大きくなり、物の考え方も大きく変わってきています。

特に、人が自分をどう思うか?ということについては、大人から見ると「そんなに思いつめなくても…」と思うくらい気にしているみたいです。

糖尿用を患っていることで、空腹を我慢しなければならない、薬を打たなければならないといった治療についてのストレスに加え、糖尿病の自分が友達や異性(←これ厄介)からどう見られているのかが気になって仕方ない様子。

いろんなモヤモヤした気持ちの中にいるから、自分が糖尿病であることをすんなり受け止められないのかな、と思ったりします。



まだ半分くらい、素直な子供の心が残っているもんくん。

たまにボソッと「どうしたら女の子と自然に話せるかな…」なんつって、可愛いこと言ったりします。

冗談を言ったりしたときに、きついことを言って相手を傷つけてしまわないか、糖尿病だって知られたらキモいと思われるんじゃないかって。

もんくんは優しいから、誰も傷つかないよ。

糖尿病はキモくないし、キモいなんていうような女の子、彼女にしないでよ。

そんなふうに私は答えるけれど、お母さんの言うことなんて…あんまり心には届かないみたいです。


今はまだこんなふうに可愛らしく心情をこっそり漏らしてくれるけど、きっともうすぐ、こんなこと話してくれなくなるんだろうな。

中二病の男の子は、人が変わったようにお母さんを敵視したりするってよく聞きます。

心がすっかり離れてしまったもんくんに、私はどう寄り添っていけばいいのかな。

それを考えると寂しいやら、心配やらが心を巡ります。

薬打ちなよ!うるせーババァ!とかってなるのかな。

大丈夫なのかなぁ…

たまに、成人した男の子を持つお母さんと話す機会があります。

「思春期の頃は大変だったわぁ~!今はきちんと働いてるよ」なんて言ってるのを聞くと、うらやましいやら、眩しいやら。

私もいつか、そんなふうに言いたいです!





素敵な専業主婦生活。

2016-02-20 17:42:28 | こころ
仕事を辞めて、1日中家にいることになった私。

結婚する前からずっと働いてきて、出産の前後に休職したりはしてたけど。

こんなふうに毎日をゆっくり過ごしたことは10年以上なかったかも。

朝から家の掃除をして、お勤めしてたときはなかなか出来なかった家のお手入れをして、ゆっくりスーパーで買い物して、空いた時間に糖質が低いお菓子を手作りしたりして...

おだやかな時間が過ぎていきます。

中学生のもんくんに、べったりくっついて世話をするわけではありませんが、ちょこちょこ声かけたりして。

一緒に温かい出来立てのおひるごはんを食べたり。

ちょっと一緒に公園に行ってバレーボールの練習につきあったり。

地味な毎日ですが、私の心にゆとりができたことで、もんくんのこころにもゆとりができたように感じました。

お薬も前ほどはいやがらなくなったし、調子が良さそうなときは午後から学校にも行くようになりました。

お勤めしてたときは、ラインや電話で「学校は?2時間目からいくの?午後から?」としつこく声かけてましたが、一緒に過ごしていると、なんとなくもんくんの体調や気持ちの具合が分かって、自然なタイミングで登校を促すことができました。

それは、お勤めしているときはできないことでした。

はじめは車で学校まで送っていたけど、何度か繰り返すうちに「自分でいける」と、自ら家をでるように。

同じように午後から登校してる子を見かけたらしく、それなら自分もと思ったのかもしれません。

自分はもうすっかり出遅れてしまったと思っていた部活も、一度試合に出してもらって、みんなから「もんくん、やるじゃん!」と言われたことでやる気に火がついたらしく、部活だけでも出たいと、6時間目から授業に出るようになりました。

前より学校に行けるようになったことで自信がついたのか、「明日は朝からいこうかな」「給食からでてみようかな」とか言うようになりました。

気持ちはあっても、やはり朝からは行けなくて、部屋から出てこないもんくん。

でも、黙ってほっとくことにしました。

部屋でじっとしてる時は、もんくんはサナギみたいな状態なのかなと思います。

布団にくるまっていても、もんくんはねてません。

マンガ読んだり、スマホいじったりしてるけど、学校に行かなければという気持ちは常にあるのだということが、そばにいて伝わってくるのです。

学校のカバンの置場所が朝とは違っていたり。

体操服を着て布団に入っていたり。

手のひらに何か書いてあると思ったら、次に友達に会った時に話そうとテレビでみたニュースを油性ペンでメモ書きしていたり。

彼なりの、学校に出向こうとする思いの細々が伝わってくるのです。

それらのことは、私がお勤めしているときは気づきようのないことでした。


もんくんがまだ小学生だった頃、「ママにずっと家にいてほしい」と言われたことがありました。

友達の家に行った時に、友達のお母さんが手作りのお菓子を出してくれたことがあって、それがとても羨ましかったと話してくれたことがありました。

束の間かもしれないけど、それが今できていることがもんくんにとって、そして私にとってもすごく幸せでした。

ママがこうして家にいられるのも、パパがお仕事頑張ってくれてるからだね~と話をしたら、だんなさんに冷たくあたることも減りました。

そばに寄り添うことの大切さを改めて感じることのできた専業主婦生活でした。