あめどんの晴れブログ。

中二病&糖尿病を発症したムスコ、もんくんとの毎日。

アンの面談。

2016-03-29 21:31:51 | 家族
今日は、もんくんの姉、アンの高校の面談でした。

アンも中学生のとき、学校に行けなくなってしまって、発達支援学級だったこともあって、高校どこにするのかすごく考えて、今の通信制の高校を選んだのでした。

教師が全員カウンセラーというのが謳い文句の学校なだけあって、素晴らしく素敵な先生ばかり。

そんな中、担任の先生は生徒が選ぶシステムになっています。

アンの担任は2年連続、ゴリラみたいなゴツい先生。

はじめは、どうしてこんなおっかない先生を選んだの?と謎でしたが。

ゴリラ先生は頼もしく、楽しく、アンのことを守り理解してくれる最高の先生でした。

そして、今日の2年生最後の面談は、アンのこれまでの学生生活の中で一番心に残る、心強い、前向きで希望に満ちた良いものでした。

「アン、悩むことが大切だぞ。たくさん悩め。悩んで、どうしても分からなかったらいつでも先生のところにこいよ!」

アンが笑顔で「はい、悩みます」って言ったのかすごく嬉しかった。

安心して充実した学校生活を送っているのが、おがみたいくらいありがたく嬉しかった。

子供が安心して、自分の心を預けて過ごせる先生や学校に通えて良かった!

先生たち、本当にありがとう~‼

アンの面談。

2016-03-29 21:07:23 | 家族
今日は、もんくんの姉、アンの高校の面談でした。

アンも中学生のとき、学校に行けなくなってしまって、発達支援学級だったこともあって、高校どこにするのかすごく考えて、今の通信制の高校を選んだのでした。

教師が全員カウンセラーというのが謳い文句の学校なだけあって、素晴らしく素敵な先生ばかり。

そんな中、担任の先生は生徒が選ぶシステムになっています。

アンの担任は2年連続、ゴリラみたいなゴツい先生。

はじめは、どうしてこんなおっかない先生を選んだの?と謎でしたが。

ゴリラ先生は頼もしく、楽しく、アンのことを守り理解してくれる最高の先生でした。

そして、今日の2年生最後の面談は、アンのこれまでの学生生活の中で一番心に残る、心強い、前向きで希望に満ちた良いものでした。

「アン、悩むことが大切だぞ。たくさん悩め。悩んで、どうしても分からなかったらいつでも先生のところにこいよ!」

アンが笑顔で「はい、悩みます」って言ったのかすごく嬉しかった。

安心して充実した学校生活を送っているのが、おがみたいくらいありがたく嬉しかった。

子供が安心して、自分の心を預けて過ごせる先生や学校に通えて良かった!

先生たち、本当にありがとう~‼

アンと、ひな祭り。

2016-03-03 23:05:36 | 家族
今日はひな祭り。

もんくんのお姉ちゃん、アンのお祝いにケーキを買って帰宅。

ほぼ同時にだんなさんが帰宅。

晩ごはんにピザ食べ放題のレストランに連れて行ってくれました。

「ひな祭りなんて、やったって意味ない」なんて言ってたのに。

憎まれ口を叩きながらも、実はだれよりもアンの幸せを祈っているだんなさんです。

だんなさんだけでなく、私も、もんくんもアンが大好き。

イランかどこかのことわざに、「娘がいないと地獄」というのがあるそうですが、本当にそうだと思います。


アンはおとなしいけれど、純粋で優しく、人の心に寄り添い、心の傷みを分かってくれる子です。

私が疲れていたらそっと話を聞いてくれます。

だんなさんが疲れていたら、そばにいて肩を揉んだりしてくれます。

学校が休みの日には、もんくんにお昼ごはんを作ってくれたりします。

つい先日も、もんくんに野菜多めのお昼ごはんを作ってくれたアン。

最近またやさぐれが酷くなってきたもんくんは、「野菜が多すぎる」と怒って泣いていました。

それをじっと見守るアン。

もんくんのために良かれと思ってしたことが、逆に傷つけてしまったと感じたそうです。

もんくんは、少し前までは、お昼ごはんを作ってくれたアンに素直にありがとうと言う子でした。

病気が、思春期がもんくんを変えてしまった。

そのことをアンは分かっています。

自分も思春期真っ只中なのに、人のことにばかり敏感なアン。

彼女の優しさに助けられているってことを、もんくんもいつか気がついてくれるといいな。

アンの幸せを願ってやみません。


こころを軽くするためにできることをする。

2016-02-19 18:03:35 | 家族
もんくんが糖尿病になる少し前に転職した私は、病院の事務員をしていました。

それまでお勤めしていた会社を急に辞めることになって、あわてて決めた転職先が病院で。

それまで医療事務のお仕事をしたことはなくて、専門的な知識や、たくさんある業務を覚えることは大変でした。

でも、病院での業務で得た知識は、もんくんの通院にとても役立ちました。

まず、世の中には健康じゃない子供たちがたくさんいることを知りました。

そして、糖尿病治療の流れや、国から受けられる様々な補助や、そのための申請についての知識なども知りました。

これらのことを先だって知っていなかったら、もんくんの糖尿病と向き合うのにもっと手間取っていたかもしれません。

病気です、と言われて、矢継ぎ早に病気や治療やお薬の説明をされて、承諾書を色々書いて...

説明を受けて、メモとったりして、その場ではわかったつもりになっていても、後々思い出してみると、なんだったっけ...ってなることは、医学の知識がない素人には仕方ないことだと思うのです。

病院での業務を教えてくれた先輩方には、とても感謝しています。


でも、もんくんが糖尿病になってから、私の頭の中は、寝ても覚めても病気や病院のことばかり。

朝から晩まで仕事しながら、合間を見てラインや電話でもんくんとやりとり。

薬をきちんと打った?ごはんは食べた?

病院は電波が悪くて、なかなかスムーズに繋がりません。

また、もんくんが電話に出ないと具合が悪くなってしまったのではと心配でたまらなくなりました。

救急車で、低血糖で倒れた患者さんが運ばれて来たときは、怖くなって足がすくんでしまいました。

低血糖を起こして急に意識がなくなり、倒れてケガをして、血まみれで呻いていたのです。

もんくんも、こんなふうになるの?

救急車でもんくんが運ばれてきたら?

家で倒れて、誰にも気がつかれないで手遅れになったら?

怖くなって、仕事に集中できずにミスを連発。

毎日気が重くて仕方ありませんでした。



私は仕事を辞めることにしました。

もんくんの闘病に際して、省くことのできる心労はできるだけ生活から排除したい。

生活のことを考えると仕事をしないわけにはいかないけれど、今は必要以上に病気にかかわるところには身を置きたくない。

なにより、もんくんのそばにいたい!



病院を後にしたとき、肩の荷がドーンと降りたような気持ちになりました。

今後の生活のことを考えると不安だったけど、それでも改めて前に進めるような、心の軽さを感じました。

あんまり長くは休んでいられないけれど、私は一旦心を整えよう。

もんくんのそばにいよう。

そう心に決めたのでした。


もんくんの糖尿病を憂う、家族のこころ。不登校。

2016-02-16 12:26:53 | 家族
元外国人のだんなさんと、私のこころのズレは、糖尿病に対する認識に限ったことではありませんでした。

もんくんが学校に行き渋るようになったことにも、どう対応したらいいかで意見が合いませんでした。

初めは、血糖値が高過ぎたり、足のつりや、吐き気のために休んでいたのですが、入院を経て数値が落ち着いたはずなのに「気持ち悪い」などと言うようになったもんくん。

私は、彼の不調は糖尿病にだけ関するものではないと感じました。

糖尿病であることを受け入れられず、そんな自分を友達に受け入れてもらえる自信がない。

これまで正義感の強い、明るく人気者だった自分はもういない。

注射器を持ってトイレに通う自分が恥ずかしいし、かなしい。

部活で遅れをとったので、がむしゃらに練習したら低血糖になった。

学校が嫌になる理由はいくらでもあります。

もんくんが良い意味で諦め、病気を受け入れ、向かい合っていかないと、不登校の問題は解決しないのではないかしら。

でも、だんなさんの意見は違います。

病気だろうが、なんだろうが、学校には行かないといけない。

私の考え方は甘すぎて、もんくんにとってよくない。

彼の地元、バングラデシュでは貧富の差が激しく、学校に行けない子供たちは裸足で毎日物乞いをして暮らしています。

家は汚く貧しく、みじめなものです。

学校に行ける子供たちは、そんな彼らの様子を毎日ながめながらすごしているので、自分たちが学校に通えることをものすごく恵まれていると思っています。

学校の授業は厳しく、落ちこぼれは仕事が見つけられないため、進学就職のため、また自分や家族の誇りのために必死に勉強します。

だんなさんも大学までストレートで進み、その後は家族のためにしっかり働いてきました。

もんくんにしっかり学んでほしい。

病気にも、ストレスにも負けて欲しくない。

だんなさんなりに、もんくんに逞しく生きていってほしいと願っているのです。

今のもんくんに対する接し方をどうすべきかは、私とだんなさんの意見は違います。

でも、自分の病気を受け入れて、前に進んでほしいという気持ちは私もだんなさんも同じ気持ちです。

どうすることがもんくんにとっていいことなのか。

話し合おうと思っても、思春期のもんくんは最近だんなさんとギクシャクしがちで、よかれと思って始めた会話もケンカになってしまいがち。

今は、私とよく話すもんくんですが、こんなふうに過ごせるのって、もうそんなに長くは続かないと思います。

これから、どんなふうになっていくのかな...