あめどんの晴れブログ。

中二病&糖尿病を発症したムスコ、もんくんとの毎日。

どんどん悪化する糖尿病の症状。

2016-02-03 12:48:58 | 症状
この頃、インスリンの分泌がかなり少なくなってきたもんくんの体は

ご飯を食べても栄養が殆ど摂取できず、飢餓状態と同じ状態にあったのでした。

脳は危険を察知して、
「栄養が足りない!もっと食べろ、もっともっと」ともんくんの体に指示を出していたのです。

でも、食べても食べても栄養は摂取できず、血液中の中に糖がたまりまくり、その糖分をうすめようと脳はさらに水を飲めという指令も出していました。

その結果水をがぶ飲みしたためと、元々超がつくほどの汗かきだったもんくんの体質から、血液中の塩分が異常に少なくなってしまい、吐き気や嘔吐を訴えるようになりました。

そのときのもんくんはまさに餓鬼みたいでした。
すごく辛くて、訳が分からなかったと思います。
私たち夫婦もどうしていいかわかりませんでした。

食べる、吐く、食べる、吐く、痩せていく、顔色は青黒く、私とだんなさんは間食するもんくんを怒り...

異常な様子をお医者さんに相談した結果、飲み薬に加えて、いよいよ日々のインスリン注射と採血を始めることに。

1週間後の診察で、もんくんの血糖値が750まで上がっていて、インスリンがまったく足りてないことが判明して、緊急で入院することになりました。

元気だったのに、具合がわるくなるまでがあっという間でした。

お医者さんの診断は「緩除進行型1型糖尿病」。
インスリンの減少が緩やかに進むという1型の糖尿病でした。

「急に具合が悪くなったって感じたかもしれないけど、これでもかなりゆっくり進行して症状が現れたと思いますよ。1型の糖尿病は急に発症してばったり倒れる人もいます。」

インスリンが分泌しない1型糖尿病。生活習慣を改善しても、薬やっても、一生治らないってやつ。

絶望的な気持ちになりながらも、苦しんでるもんくんにどういうふうに治療していけばいいかがはっきり分かったことは良かったと思いました。


糖尿病、はじめの様子。

2016-02-02 09:55:20 | 症状
糖尿病と言われてからも、もんくんの体調は変わらず、毎日元気に学校に通っていました。

高い身長を活かせるからとバレー部に入り、毎日様々なトレーニングをこなし、大変そうだけど楽しそうにしてました。

しばらくして、朝になるとふくらはぎがつったり、スネが痛いと言い出したもんくん。
学校のママ友から教えてもらった評判の良い整形外科に行ったら、
「ふくらはぎを痛めているね。っていうか、この子、前に疲労骨折もやってるね。もう治ってるけど」
「部活始めた子はよくこうなるよ。スポーツするのはすごくいいことだけど、体の管理をしていくことが大切だよ」
とお医者さん。

考えてみたら、この時に「この子は糖尿病だ」と伝えなければいけませんでした。
糖尿病と診断されて間もなく、自覚が殆どなくて。

骨の痛みは運動からのもので、足のつりは糖尿病の初期症状だったと後になって気がつきました。

それからのもんくんは、部活を見学したりやすんだりするようになりました。春の運動会も、リレーの選手に選ばれていましたが、痛みでうまく走ることができず、がっかりしていました。


夏になり、もんくんはよく喉が乾くようになりました。元々真冬以外は一年中汗をよくかいてるし、夏だし部活もあるから仕方ないと思っていました。

そのうちお腹もひどく空くようになりました。

部活のあとは仕方ない...でも、お医者さんは間食するなって言ってた。

カロリーオフのお菓子やゼリーをあげても全然たりません。隠れて食べる、見つけて怒るの繰り返し。


秋になり、さらにそれがひどくなってきました。

ごはんもすごい量を食べたがるし、起きているあいだはずっと食べ物と水を探してさまよっているもんくん。

たべまくる反面、顔色は悪くなり、痩せていき、気持ち悪いと言い出しました。
気持ち悪いのにお腹が空く。
食べる、はく、食べる...

その姿は地獄の餓鬼みたいでした。

でも、大丈夫なときはけろっとしていました。
気持ち悪いからと学校を休み、でもゲームとかしてて。

なんだかなあ、と思いながら過ごしていました。