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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

ハルピン留学日記 最終回まであと3日!

2013-07-09 16:16:54 | 中国で大学院生になるということ
ラストミッション・答辩から11日。気の休まる瞬間もなく卒業関連の手続きをしてきましたが・・・・



今日!ついに!卒業証書ゲット(´ω`)!

――早速カミさんを「銀座」に呼んで乾杯(´ω`)!


いやいやいや、まじで長かった。何が長かったって、ダブって合計三年間やった大学院生活よりも、この11日におよぶ卒業関連の手続きが長いのなんのって(詳細はここ数日の本ブログをご覧ください)。

そんなわけで、この四年間が徒労に終わることなく、本ブログ上で恥を晒すこともなく、無事にハルピンを去ることができます(笑)。

とりあえず以上。


ハルピン留学日記 最終回まであと4日!

2013-07-08 12:57:30 | 中国で大学院生になるということ
毎日毎日卒業に関する手続きに追われ、ハルピンにいる最後の数日だというのに何もできない僕です。ちょっと時間が空いたのでササッとブログ更新。

さて昨日のミッションは、

1,ゼミの先生のクラス会に参加せよ!
2,図書館に行って論文のPDF版を提出せよ!


クラス会は、行くまではめんどくさかったけど、その日の夕方から先生は出張。最後の対面ということもあり、今までにないくらい優しかった(笑)。僕は僕で、とっさに振られた一言スピーチ(中国の飲み会での習慣)もすんなり出てきて、最後の最後で中国語の進歩を感じています。

そして、酔っ払ったまま班長と「2」のミッションを遂行。こっちは班長がやってくれたので、別に困ることはなかった。

そして今日のミッションは、

1,各機関のハンコをゲットせよ!
2,図書館に行って論文の製本版を提出せよ!


「1」は、8時にクラスメイト達と待ち合わせて各機関に向かったものの、どの機関に行っても人がおらず、何の収穫もないまま終了。慣れてるはずの中国人学生たちも、さすがにひとつもハンコをもらえないとは思わなかったらしく思わず苦笑い。

「2」はこれからですが、もしかしたら明日になるかもしれないし、今日行っちゃうかもしれない。班長の連絡待ちです。

しかし、この行ったり来たりの効率の悪さ、というか頭の悪さは何とかならないのか。

いい加減、「ハルピン人=バカ」

っていう印象しか残らないですよ(´ω`;)


比べちゃいけないんだろうけど、日本の大学の卒業手続きは簡単だったぞ。時間どおりに職員が出勤してるのは当たり前だし、全ての機関の職員がその日だけひとつの場所に集まり、一列に並んで順番にハンコをもらって行くだけだった記憶がある。

もっとも、身体検査はちゃんと一項目ずつ検査するので、ここだけは中国より大幅に時間かかったけど。言うまでもなく、これは「いい面倒」なんですけどね(笑)。

とりあえず以上。


ハルピン留学日記 最終回まであと6日!

2013-07-06 22:54:03 | 中国で大学院生になるということ
今日は、卒業に必要なミッションを2つこなしただけで一日が終わってしまいました。

ミッション1:

「身体検査を受けて、病院のハンコをゲットせよ!」

はたして何千人いるかわからない、うちの大学の卒業予定の修士が本日、一斉にこのミッションをこなすのだ。「こりゃあ、数時間は覚悟しないと」と、同じく修士で本ブログ常連のそんちゅわんくんと覚悟しながら、朝一で病院に向かう。

受付からもらった身体検査表には、身長・体重から聴力や視力、皮膚の状態から心臓の状態まで、およそ20項目がびっしりと書かれている。「こりゃあ、いよいよ一日がかりかもしれないな」――僕もそんちゅわんくんも同じ気持ちだった。

ところが、全て自己申告でよかったため、

20項目に及ぶ検査が5分で終わった(´ω`;)


何が起こったかというと、以下、僕:P、医者:D。

D1:「視力は?」
P:「あ・・0.1かな?」
D1:「(記入しながら)0.1ね、はい次!

――えっ(゜д゜)

D2:「身長は?」
P:「170です」
D2:「(記入しながら)170ね、はい次!

――えっ(゜д゜)

以下、くり返し(爆笑)

これが5分で終わった理由です(´ω`;)


大学病院がその大学の大学生に行う検査がこんなんなのだ。ハルピンだと、病気を予防するというのは非常に難しいということがわかるだろう。

僕もそんちゅわんくんも思わず唖然としてしまったが、数時間を覚悟していたのが5分で終わったため、そのあとはゆっくりカフェに行くことができた(笑)。

さて、午後からは次のミッションが待っていた。

ミッション2:

「ワードで作成した論文をPDFに変換せよ!」

これは、ワードの保存画面でそのまま「PDFに保存」を選べばいいような気もするが、ついでにフォントの乱れとかも直しながらPDF化してくれるコピー屋さんがあり、そこに班長と行くことになった。

こっちのミッションは、行ってみたらなぜかダンボールを20個くらい運ばされたり、先生のサインが必要なところ、班長がサラサラっと先生のサインを真似てサインしてくれたり、ということくらいしか面白いことはなく、班長に言われるがままに全てがダラダラと進み、ダラダラと終わった。

ということで、毎日毎日卒業に関する何らかの手続きに追われている僕でした。

以上。


ハルピン留学日記 最終回まであと一週間!

2013-07-05 08:13:25 | 中国で大学院生になるということ
最後の最後で、この4年間のハルピンで一度も体験したことのない連日の雨。去年もわりと雨多かったけど、今年は別格ですね。もう3週間くらい降りっぱなしだったんじゃないかな。そんな中、今日はようやく晴れるらしいです。

さて答辩から数日、当日締切の卒業手続き関連の書類の存在を当日に知らされたりと、相変わらず班長に嫌がらせされてる僕です。手続きが全て終わったと思い、教務課のババアが黒木瞳に見えてしまったのは何だったのか(苦笑)。

それから・・あとは特に書くことないなぁ

ひたすら忙しいですね(´ω`;)


完全帰国まであと一週間だけど、もう班長や教務課のババアの手際や効率の悪さにイライラしっ放しなので、一日でも一秒でも早く日本に帰りたいです(笑)。

以上。


ハルピン留学日記 最終回まであと9日!

2013-07-03 21:36:17 | 中国で大学院生になるということ
今日は留学生センター主催の卒業式でした。「どうせつまらないだろうから途中で帰ろう」と思っていたのだが、先生方のお話を聞いていたときにあることに気づき、結局そのまま最後までいてしまった。

4年前の入学式のとき、

ほとんど聞き取れなかった先生のお話、

今では完璧にわかるようになっていた(´ω`)!


もちろん、知らない単語がいくつかあったのは覚えているが、「わからない単語は飛ばしてもいいから全体の意味を掴む」という、雑踏の中では中国語ネイティブですら行うであろう行為が、普通にできるようになっていたのだ。

この4年間、無駄じゃなかったんだな(´ω`)

そう確信してからは、普段だったら退屈で死にそうになる韓国人のストリートダンスの真似事パフォーマンスとかも楽しく見えてきて、あっという間に卒業式は終わった。

式のあとは、なんだか妙にしんみりしてしまった。完全帰国まであと9日になっても、別にハルピンが名残惜しいとは思わない。でも、この学生という身分には妙に離れがたい。20代後半から30代頭にかけて、もう一度学生をやれたのは非常に有意義だったと思えるようになりました。

以上。