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QLD 4000

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オーストラリアで静かに暮らしています。

「魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城」 - ダイアナ・ウィン ジョーンズ

2005-08-26 | --- 2.3 読書
(注)***俗にいうネタばれ大有りです***

映画のほうは今年はじめに見る機会がありました。 原作の日本語版は7月の帰省時にBook-offで買ってきました。 映像が先という、いつもとは逆のパタン。

宮崎アニメ.....苦手!と言っていた私ですが、「ハウルの動く城」はこれまで見たジブリ作品の中で一番面白かったです。
(といっても、。。。見たことがあるのは「千と千尋の神隠し」(日豪協会の招待券をいただきお寿司つきで Dendyで)、「魔女の宅急便」(ブリスベンの市立図書館で)、「火垂の墓」(友達が貸してくれたDVD)この三作のみです。)

原作を読んだ感想:面白かった! なぜ荒地の魔女がソフィーの家に現れたのか、カルシファーってどうしてああなの?どうして最後はソフィーの家にもどってきたの? 実はソフィーも魔力を持っていた、などなどアニメではわからなかったことが描かれていました。

さらに。。。映画の方は19世紀の後半が舞台なのかしらと思ってみていましたが、ハウルってもしかするとWalesの大学で学ぶラグビー好きの魔術の使える現代の大学生が時間を飛んでその時代に現れているの???と思わせる場面が.....原作ではあります。 本名はHowel Jenkins、甥っ子はコンピュータ・ゲームを持っていてハウルに新しいゲームをねだります。

面白かったので続編のCastle in the Air をDymocksで購入しようと昼休みに尋ねましたが無し。 Bordersにも行ってみましたが、ここにもDiana Wynne Jonesの本はTeen向けの本としていくつかあるのみ。 申し込むと6週間待ち。 Mary RyanにもJonesの本はいくつかありましたがHowlのシリーズはありませんでした。

手元にはまだ読んでいないLemony Snicketの「A Series of Unfortunate Events」とかありますので、そちらの方等からよんでいくことにしました。

D.W.Jonesはオックスフォード大学でLord of the Ringのトールキンに師事したそうです。

映画の方はSchonellシアター(唯一、私が一人ですごせるる映画館)で9月22日から公開されるようです。
ClassificationはPG+Scary Theme(Scary!?)
http://www.schonell.com/moviedetail.asp?Mov_ID=M232

アニメの英語版ではハウルの声を英国人のChristian Baleがやっているそうです。 Queen's Englishでよかった。

ソフィーの声は2人いて、2人とも(一人は往年の女優ジーン・シモンズ)英国生まれの女優さんでした。 ローレン・バコール(荒地の魔女)やビリー・クリスタル(カルシファー)も声優をしています。 こちらの2人はアメリカ人。

続編にはハウルとソフィーはあまりでてきてないみたいですが、しかし! 二人は結婚してる!!みたいですよ。

原作の最後の3ページのハウルってお姫様を救ってくれる王子様、という感じでとっても素敵、でした。

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PS アニメのハウルの声、はじめキムタクとは知らずに見ました。 知らなくってよかった。 知っていたら多分がっかりしながら見ていたことでしょう。 その後、キムタクとわかってからもう一度みたら、意外にうまいな、と思いました。

[後日談]
その後、Schonellシアターの試写会に招待されまして、9月19日にいって参りました。 そのときのコメントはここです。

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