「家族でどこか、行きたいとこある~?」と訊かれても、「べつにぃ~」という年齢になってしまったムスメ(現在17歳)。
友達と旅行に行ける年齢に達するのを、待ち焦がれているみたいです。
そんな訳で、この夏も家族旅行はなし。私は6月にクラクフに行ったし、今週はオットーが義弟②(独身)と一緒にスコットランドに行っています。
6週間の夏休みに本当に何もなかったらちょっと不憫だったけど、ムスメはムスメで、先月一週間のサマーキャンプに行ってきました。学校で仲良くなったクラスメイトに誘われて。クラスメイトはお姉さんと弟さんと、三人揃って参加。ついでということで、彼女のお父様がムスメも一緒に送り迎えしてくださいました。場所は車で2時間近くかかるサリー州なので、ありがたや~!
ムスメたちが参加した週の集合写真です。
この“スターリングス・キャンプ”(仮名)、普通のサマー・キャンプとはちょっと違って、身体機能・学習機能にハンデのある子供から大人まで、幅広い年齢層の人々のためにデザインされたもの。ムスメたちは18歳以下の少年たちがキャンプに来る週に、彼等の手伝いをするボランティアとして参加したのです。
実際参加してみたらボランティアの数が圧倒的に多く、5~6人で一人を担当することになったそう。 (ちなみにボランティアの参加費用は一週間で100ポンド、15,000円です。)
森に囲まれたキャンプ施設で、あれこれゲームしたり、競技したり。天気のいい週でよかった!
料理だってします。 ババくさい髪型に服装だけど、これ、ムスメです・・・
森の中でのバーベキュー。 腕相撲大会。
楽器演奏。 “パラシュート遊び”。
以下4枚の画像は、ネットからの借り物です。スターリングス・キャンプの施設。炊事・シャワー・トイレなどの設備も屋内に完備しているそうです。
ここよりまた、ムスメのカメラの写真。これは水鉄砲(というより、水入りボウル?!)バトルだったそうです。
ムスメと、担当したリックくん(仮名)。
ボランティアたちは、テントの中で眠ったそうです。
「お姉さんたち大スキ」少年、ジェイクくん。 彼のリクエストに応えて撮られた、「ジェイクぅ~、私のボーイフレンドになってぇ~」写真。
帰宅前日、ムスメのケータイからテキストが入りました。 「みんないい子ですごく楽しい!ずっといたい、家に帰りたくないよ!」
それをオットーに見せたら、こうテキストを返すよう指示され、そうしました。
「じゃあ帰ってこなくていいよ。おまえの部屋を留守中ルーマニア人家族に貸したら、家事も庭仕事も全部やってくれてすごく重宝してるから」
ムスメたちのグループの集合写真。
本当に楽しかったそうで、すでに来年も参加する決意でいます。 (オイオイ、費用は誰がもつんだっ!? )
ボランティアは大学生や社会人になってからもリピーターとして戻ってくる人が多く、大半が学生と若い社会人だったそうです。きっとそれ以降になると、結婚したり子供が生まれたりで忙しくなって、参加が難しくなるのでは。
先週はムスメ、ウスターに住む義妹一家のところに一週間遊びに行ってました。ムスメにすごくなついている甥っ子ふたりと、楽しく過ごしたようです。専業主婦をしている義妹も、私と違ってマメに子供たちを遊びに連れ出してくれる人なので。
あと数日で8月も終わり、ムスメは来週火曜日(9月3日)から新学年の新学期です。
高校生活最後の一年。しっかり頑張ってもらいますよ~!