ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

女王戴冠の頃のイギリス

2012-06-02 23:46:19 | 暮らし・生活
現在のエリザベス2世が即位してから、今年でちょうど60年。それを祝うこの週末は、Diamond Jubilee Weekend として4連休です。
6月4日(月)はバンク・ホリデーという例年のお休みですが、5日(火)は Queen's Diamond Jubilee という特別休暇。
4連休を利用して出掛けた方も多いのでしょう。昨日今日と、私が通勤のため乗ったM5高速道路はいつもより混んでいました。
あいにく一昨日あたりから気温は下がり、天気もこの週末は、というかこの先一週間くらいは、あまり良くなさそうですが。

女王が即位した1952年は、日本の昭和27年。第二次世界大戦が終わってから、わずか7年後。
戦争で疲れきっていた国民にとっては、若い女王の即位は未来への希望を象徴したかもしれませんね。
そんな当時の写真を、今日はお届けします。


  手描きで戴冠用の旗や横断幕を製作する人々と、“戴冠通り(Coronation Road)”の通り名表示の下に女王へのご挨拶を掲げる子供たち。
      

ロンドン市中を行く戴冠の日の行列と、その当時の今よりずっと空いていた、ロンドンのピカデリー・サーカス。
 

顧客にパンを配達するサフォーク州のパン屋の若者と、犬レース用のグレイハウンドを散歩させているウスターシャー州の若者。
 

        女性の『読み聞かせ』に聞き入るエセックス州の子供たちと、サイクリングの途中で休むリンカーンシャー州の若い女性のグループ。
                    

 暖をとりながらくつろぐ一家と、仕事を習っているヘリフォードシャー州の見習い蹄鉄工。
  

自転車でピクニックに来たコッツウォルズの家族と、ウォーリックシャー州の運河でおしゃべりを楽しむはしけの船頭の妻たち。
 

  ウェールズの緑あふれる谷間で羊を撫でる女性と、17世紀に建てられたロンドンのイン(居酒屋兼宿屋)の女性。
   

         キリンたちと会話中?の女の子と、ドーセット州の浜辺で砂の寺院を製作中の男性を見物する人たち。
                      


いいなぁ~・・・ どの写真も過去を切り取ってきたみたい。郷愁をかきたてるこういうセピア色の写真って、個人的には大好きです
イギリスにしろ日本にしろ、この頃ってモノは今より少なかったし、生活は今ほど便利でなかったし、人々も今より貧乏だったけど、
その分お互いに優しく、お互いと協力し合って生きていたような気がする・・・
のは、私だけ?

(注:私の感慨は想像です。当時私はまだ生まれていませんでしたよ。ホントですってば。)

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