私の里帰りが、急遽決定した。今月20日(日)から、来月9日(土)までの3週間弱。
かくかくしかじかの理由で兄にOKをもらうまで里帰りを控えていた私。新年早々、兄から食料品の小包が届いたので、そのお礼とともに、この春の里帰りのお伺いを立てるメールを送った。もし里帰りさせてもらえるのなら、いつが一番役に立てるかもついでに尋ねつつ。
すると兄から、「お母さんは冬の寒いときに混乱が悪化する傾向がある。それに寒さのせいか、デイセンターに行かない日(=日・月)は食事以外は布団にこもりがちで不健康。真夏は使用済のおむつを思いもかけないような所に隠したり、食べ残りを戸棚の奥にしまい込んで腐らせたりする。だから来るなら真冬か真夏が一番助かる。」という返事があった。
私は超がつく暑がり。しかも日本の夏はここ20年経験していない。真夏に行って溶けてしまったら・・・いやそれはなくとも、バテて寝込んだらかえって迷惑をかけるので、真冬に行こうと思った。でも次の冬まで待つと、一年近くある。だったらまだ寒いから、この冬のうちに、できるだけ早く行かせてもらっちゃおう。 ・・・兄は「そんなに慌てて来なくても」と言ってくれたが、思い立ったが吉日。早速ネットで格安航空券を探し、今朝予約した。
生後3ヶ月の私と、1歳10ヶ月の兄。 狭山貯水池にて、生後6ヶ月の私と、母と、2歳1ヶ月の兄。
以前料金をケチる節約するためによく使った経由便のKLM、フィンエアー、エールフランス、ルフトハンザなどは、なぜか軒並み高めだった。出発/到着時刻が都合いいものは、直行便に近い料金だったりする。出発/到着時刻が早すぎたり遅すぎたりするものは安めだったが、帰路で2回もストップオーバーするため待ち時間も含むと25~30時間もかかったりして、不便なことこの上ない。東北関東大震災後、日本へのフライトの需要が減ったためこんなことになってしまったのだろうか。
そんな中、アエロフロートは途中モスクワで給油のため2時間ほどストップするだけなので時間的に速いし、料金は£550(¥77,500)と安く、発着時刻もまずまず。一方、直行便で発着時刻も理想的なヴァージン・アトランティックは、£769(¥108,400)。最終的にはこの2社が候補に残った。倹約主婦の私なので、(無事着ければいいだけのこと。着いちゃえば同じなんだから。)と、ほぼアエロフロートに、一度は決めた。 ・・・が、最後の瞬間、アクマさんの囁きが。
「あんた、フルタイムでこつこつ働いてるんやろ?こういう時のために真面目に働いてきたんやろ?たまにはちょっぴり贅沢しぃな。
気だけは若くたって、間もなく51や。こういう時くらい体をいたわってやったって、バチは当たらへんで~」
・・・アクマさんのお言葉、とても納得がいけたので、素直に誘惑にのらせていただきましたわさ。
同じ日。子供用観光列車か何かと思われる。 私(生後9ヶ月)の、初めてのクリスマス。
里帰りは2010年4月以来だから、3年近くぶりになる。前回は、実家の写真アルバムから、古い写真を剥がしてスキャンするため借りてきた。
そうそう、あの写真、忘れずに返さなきゃな・・・と思い、改めて一枚一枚見ていたら、次第に目が潤んできた。
子煩悩だった今は亡き父は、兄と私が幼い頃は、当時の人としては多く写真を撮っていたようだ。今の私よりずっと若い父と母が写っている。
私の両親は、昭和の高度成長期に星の数ほど存在したであろう、貧しくともお互いを思いやり肩寄せ合ってつましく堅実に暮らしていた夫婦のうちの一組だった。
1963年元日。 ・・・って、50年前! 1963年2月。生後11ヶ月の私と、2歳半の兄。
私はこの父と母の元に生まれて本当に良かったと、心から思える。そして、そう思える自分は、本当に幸せ者だ。
ムスメは将来、同じ思いを抱いてくれるかな? くれるかもしれない。 くれるといいな。 ・・・ くれろ。
玄関にしめ飾りがあるから、お正月らしい。牛乳配達用のボックスが昭和だわぁ 多分私の小学校入学式の日。
写真を見直す機会ができてよかった。両親が兄と私をどんなに大切に慈しんで育ててくれたか、私は覚えていなくとも、写真が教えてくれる。
認知症を患う母にイラッときたとき、この気持ちを忘れないようにしなければ。
母方の祖母(手前)・伯母(左)・叔母(中)・母(右)、1988年5月撮影。 両親と私、1991年元日。 祖母・伯母と父は、既にこの世を去った。
・・・という訳で、思いがけず急に、里帰りすることになりました。まだ職場で有休を申請していないけれど、理由が理由だから大丈夫でしょう。(もう航空券も予約しちゃったし)
再来週の今頃は日本にいると思うと、何か不思議。
そうそう、成田でハナママゴンを熱烈歓迎しようと思っている皆さん、人数が多過ぎる場合は整理券が配布されますからね。
係員の誘導に従ってくださいね。
なんちゃって。
しかも、もうすぐ。
楽しみですね~!!
そうそう、よく皆さん夏に2ヶ月とかで帰る人が多いけれど、私も実はかなり暑いのが苦手、しかも蒸し暑いと体調がすぐに悪くなるので、梅雨と夏は避けたいです。
ということで、私はイースターに2週間帰るチケットを取っています。
やはり仕事をしているとお休みを取ったりするので大変ですが、3週間はちょうどいい長さですよね。
ちなみに、私もヴァージンアトランティックです。
そういえば、去年から急に航空運賃が値上がりしたんですよね。
経由便も以前の倍くらいの値段になってしまいました。。。
楽しい帰国になりますように。
顔を見せるだけでも親は嬉しいものだもの…
会えば、今の状態がとの程度か分かってかえって辛くなるかもしれないけど…(ごめんなさい)
しっかり話相手になってあげてね
気を付けていい旅を!
私もこれまでは、イースターの里帰りがほとんどでした。
ちょうどいい気候だから、持参する衣類が少なくて済んでたすかるんですよね。
(イースターが3月と早くて、寒いときもあったけど。)
私の里帰りは、その後ちょっと予定が変わって、来月3日から23日になりました。
来週の土曜日出発はちょっと早すぎたので、時間的に余裕ができてよかったです。
チビままさんも、楽しい帰国になりますように。
・・・って、まだちょっと早いですね。
2月3日(日)から23日(土)に変更です。
来週の日曜日発じゃちょっと急すぎたので、時間に余裕ができて、かえってよかったかも。
親って、自分がいくつになっても、かけがえのない存在ですよね~ほんと。
普段何もできないので、マンツーマンではりついて、たくさん話をしてこようと思っています。
私の場合、職場で毎日認知症の患者さんに接しているので、それはある意味プラスかも。
認知症が進むとどういう症状が、行動が出てくるのか学べて、心構えができるというか。
母が私を覚えていてくれるうちに、今後はできるだけ会いに行きたいです。