私が所持しているアルバムの中から第15弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
ザ・ベイシー・ビッグバンド / キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴの順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.The Basie Big Band / カウント・ベイシー / 1. Front Burner 2. Freckle Face 3. Orange Sherbert 4. Soft as Velvet 5. Heat's On 6. Midnight Freight 7. Give 'M Time 8. Wind Machine 9. Tall Cotton /カウント・ベイシー楽団 1975年録音
パプロ・レーベルになった初のスタジオセッションです。ベイシー後半の代表作でもあり1970年代におけるベイシー・サウンドが楽しめます。
2.キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ / キャノンボール・アダレイ / 1. ライムハウス・ブルース 2. アラバマに星墜ちて 3. ワバッシュ 4. グランド・セントラル 5. ユーアー・ア・ウィーヴァー・オブ・ドリームス 6. ザ・スリーパー / キャノンボール・アダレイ(tS), ジョン・コルトレーン(as), ウイントン・ケリー(P), ポール・チエンバーズ(b) , ジミー・コブ(Dr) 1959年録音
1959年のマイルス五重奏団当時、マイルスだけが抜けたメンバー(この二人もサイドメンだけの演奏)で録音された。キャノンボールのリーダー作でもあり、代表作の一つでもある。このアルバムの聴き所はキャノンとコルトレーンの相互によるインターアクションです。二人共にマイルスに鍛えられて、お互いに競い合い自己開発しながら繰り出す音はスケールの大きい作品に仕上がった。2曲目のアラバマに星墜ちては最も私の気に入った曲です。