私が所持しているアルバムの中から第14弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
ベイズン・ストリート・のブラウン~ローチ/アランフェス協奏曲の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.ベイズン・ストリート・のブラウン~ローチ / クリフォード・ブラウン / 1. 恋とは何でしょう 2. 慕情 3. 四月の思い出 4. パウエルズ・プランセス 5. タイム 6. ザ・シーン・イズ・クリーン 7. ガルトルーズ・バウンス 8. 四月の思い出 / フォード・ブラウン(tp), ソニー・ロリンズ(ts),リッチー・パウエル(p), ジョージ・モロウ(b),マックス・ローチ(ds)1956年録音
テナーのハロルド・ランドからロリンズに変わって最初のアルバムです。ブラウン~ローチはモダン史上に残る双頭の名コンビと言えるでしょう。 この頃のブラウンは即興演奏としての限界といえる美しく繰り出すメロディはマイルスでさえもできなかった。
このアルバムはロリンズのさわやかなテナーとローチのセンシディブてかつダイナミックなドラミングが軽快さを感じさせます。2曲目の慕情は私は特に好きですが、テーマの部分は当時としては珍しいジャズ・ワルツを起用しています。
2.アランフェス協奏曲 / ジム・ホール / 1. You'd Be So Nice to Come Home To 2.Two's Blues 3. Answer Is Yes 4. Conceirto de Aranjuez / チェット・ベイカー(tp), ポール・デスモンド(as), ジム・ホール(g), ローランド・ハナ(p) ,ロン・カーター(b) , ステーブ・ガット(Dr) ,ドン・ゼベスキー(Arr) 1975年録音
1976年に日本で大ベスト・セラーを記録し、このアルバムでジムの人気が急上昇した。ジムのデリケートで甘美なギター・ワークは個性があり、エモーショルなプレイを楽しむことができる。他の曲目も良いがアランフェス協奏曲はマイルスのものとともに決定盤と言えよう。