私が所持しているアルバムの中から第32弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
エリック・ドルフィ・イン・ヨーロッパ Vo.1 / トミー・フラガナン・オーバーシーズ の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.エリック・ドルフィ・イン・ヨーロッパ Vo.1 / エリック・ドルフィ / 1. ハイ・フライ 2. グラッド・トゥ・ビー・アンハッピー 3. ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド 4. オレオ 他 / エリック・ドルフィ(as.bcl)ベント・アクセン(p),チャック・イスラエル(b),ジョーン・エルニフ(ds)
エリック・ドルフィは,1964年にヨーロッパで亡くなったが、彼はヨーロッパを愛していたと言われています。本アルバムは、デンマークの首都コペンハーゲンで実況録音されたものです。ドルフィの奏でるバスクラリネットとフルートは、これにまでのジャズになかった響きを生み出しています。私は非常に気に入っているアルバムです。
2.トミー・フラガナン・オーバーシーズ / トミー・フラガナン / 1. Relaxin' At Camarillo 2. Chelsea Bridge 3. Eclypso 4. Beat's Up 5. Skal Brothers 6. Little Rock 7. Verdandi 8. Delarna 9 .Willow Weep For Medelarna 10. Delarna (Take 2) 11. Verdandi (Take 2) 12 .Willow Weep For Me (Take 1) / Elvin Jones(Drums), Tommy Flanagan(Piano), Wilbur Little(Bass),
エルヴィン・ジョーンズ(ds)ウィルバー・リトル(b)という当時最高のリズム・マンを得て、それまではハウス・ピアニストに近かったフラナガンが残した、彼にとっての、まさにエポックメイキングな作品。エルヴィン・ジョーンズの脅迫的なドラミングと、あくまでも堅実無比なリトルのビートをバックに、まるで本性を剥き出しにするかの様に、いつもは坦々と弾き続ける。フラナガンが迫るようなソロを繰り返す、ジャズ・ファン必聴の、1950年代が生んだピアノ・トリオの名盤。
(CDジャーナル データベースより)